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「英動物園、猿の餌にバナナ禁止」(1月16日、CNN.co.jp)
英イングランド南西部デヴォン州のペイントン動物園が、猿の餌にバナナを与えるのを止め、野菜中心の餌に切り替えた。バナナは猿の健康に良くないと判断したと言う。
同動物園によると、人間の食用に甘さを強めたバナナは、野生のバナナに比べて高カロリーで、糖分が多い。其の為、糖尿病になる恐れが在る他、虫歯の原因にもなると言う。又、猿の胃は消化し難い繊維質の餌を食べる様に出来ている為、糖分の多いバナナを食べれば、胃腸の具合が悪くなる事も在ると言う。
「甘くてジューシーなバナナは人間には良くても、猿には良くない。」、「猿といえばバナナと思われ勝ちだが、此の2つは良い組み合わせでは無い。」と広報は説明する。
野生に近いバナナを供給してくれる業者は見付からなかった為、バナナの餌は中止する事に決め、徐々に量を減らして行った。
其の結果、サル達には目に見えて変化が現れた。毛皮が厚くなって状態も良くなった他、タマリンやマーモセットといった小型の猿は攻撃性が薄れて、群れが落ち着いたと言う。バナナを恋しがる様子は見られないと、広報は話している。
各地の動物園では動物達に運動させ様と、刻んで食べ易くした餌を与えるのでは無く、餌を彼方此方に置いて捜させる等の工夫を凝らす所が増えている。
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【ガッツ石松氏】
好漢・ガッツ石松氏の大好物は「バナナ」。だからと言う訳では無いが、「猿の主食」といえば「バナナ」というイメージが強い。
「バナナは青い内に捥ぎ取り、人為的に追熟(バナナを『室』という加工室に入れる。→エチレンガスを注入。→温度管理を徹底する。)させて黄色くする。」というのは知っていたけれど、「人間が食している黄色いバナナ」と「野生のバナナ」とでは、カロリーや糖分がそんなに異なるというのは、初めて知った。
考えてみれば、昔(昭和50年代位迄)は家で飼っている犬に、人間の食べ残しを与えていたもの。残飯に味噌汁を掛けた物を与えているシーンが漫画や映画に登場したりしていたけれど、今では「人間が食べている物を、犬に与えては駄目。塩分が濃過ぎたり、カロリーが高かったりとと、犬の健康に悪いから。」というのは常識となっている。「健康面を重視して、動物園の猿の餌が変えられる。」というのも、時代の流れなのだろう。
ほんとにお猿さんにそっくり!
ガッツ石松氏が猿に似ているのか?其れとも、猿がガッツ石松氏に似ているのか?因みに、大昔、ガッツ氏の御母様をTVで御見掛けしましたが、彼にそっくりでした。彼女が飼っている犬が収録中に「ワンワン。」と吠えていた際、「うるせー!!」とマジ激怒していたのを見て、「多くの人が番組を見るだろうに、其れでも『うるせー!』と怒鳴れるんだから、流石ガッツ氏の御母さんだ。」と感動(?)した物です。