先日、gooランキングの「昭和生まれが懐かしさで悶絶するキャラクター・ランキング」(5月22日)のベスト10を紹介したが、同じ「昭和」に関する括りでも、今回は「昭和を感じる!レトロな懐かしグッズ・ランキング」の結果を紹介する。
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「昭和を感じる!レトロな懐かしグッズ・ランキング」(5月27日、gooランキング)
1位: カセット・テープ(153票)
3位: ダイヤル式電話(120票)
4位: フロッピー・ディスク(119票)
7位: ロケット鉛筆(114票)
8位: ダッコちゃん人形(104票)
9位: 黒電話カヴァー(95票)
10位:ワード・プロセッサー(94票)
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何れも懐かしさを感じるグッズだ。カセット・テープやカセット型ウォークマン、ダイヤル式電話、そしてワード・プロセッサーなんぞは、使用していた当時には、此れ等が廃れるなんて想像すらしていなかった。
自分の場合で言えば、パッと頭に浮かんだのは次の3つ。
【蚊帳】
【蝿帳】
【扉付きテレヴィ】
「黒電話カヴァー」や「蚊帳」、「蝿帳」、そして「扉付きテレヴィ」というグッズに共通するのは、「埃や害虫等を避ける機能が付いている。」という事。「昭和(特に40年代位迄)の家庭は今よりも、衛生面で劣っていた面が在る。」という証左なのかもしれない。
名古屋で過ごした幼年期、近所の川は当然の如くどぶ川で、家の中で時折見掛ける鼠の駆除に、町内会で定期的に配布されたピンクの殺鼠剤を使っていたりしました。そんな今とは比べると非衛生的な環境の中で育ちましたので、テレヴィに付いていた扉も“埃除け”と考えていたのですが、「壊さない様に守る為の扉。」というのは、其の通りかもしれません。当時は未だ白黒テレヴィが一般的だった中、新し物好きの父は無理してカラーテレヴィを購入した様で、非常に大事に扱っていましたし。
蝿取り紙、昔は良くぶら下がっていましたね。名古屋に住んでいる頃は汲み取り式の和式便所で、用を足して立ち上がった際、上からぶら下がっていた蝿取り紙が髪の毛にくっ付いてしまい、取るのに悪戦苦闘したのを思い出します。
フラフープは大ブームになりましたが、下火になるのも早かったと聞きますね。原因は悠々遊様が書かれている様に、「腸捻転を起こす。」等の健康被害が喧伝された為とか。実際には、多分にデマだった様ですが。
「大ブームになったけれど、下火になるのも早かったグッズ。」と言えば、自分の世代だとローラースルーGOGO(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%BCGOGO)を思い浮かべる人が多そう。
扉付きテレヴィに関しては、「埃や害虫等を避ける機能」とはちょっと違うように思いますね。
この時代のテレビはサラリーマンの月収数カ月分にも相当する高額家電だったでしょうから、間違って壊さないよう守るため、というのが正解ではないでしょうか。
高級家具調の側面もあったでしょうね。
それにしても、蚊帳や蝿帳、懐かしいですね~。
魚屋の軒下からハエ取り紙がいくつもぶら下がっていた光景も、今では考えられません。
ダッコちゃん人形で思い出しましたが、その後の子供玩具で大流行したホッピングやフラフープ。
フラフープは今でも現役のようですが、ホッピングは話題にも上りませんね。
激し上下動をするから腸が下がって病気になる、と言ってなかなか買ってもらえず、やっと買ってもらえたのはブームが下火になる頃でした(笑)。