ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

嫌な予感

2005年08月09日 | 政治関連
昨日の衆議院解散を受けて、9月11日に衆議院選挙の投開票が行なわれる事となった。参議院本会議で郵政民営化関連法案が否決された事で衆議院の解散に到った訳だが、衆議院での採決ではギリギリとはいえ可決したのに、参議院での結果を受けての解散というのは、何やら江戸の敵を長崎で討つといった感じの筋違いさを感じる。とは言え、ここ数年の”小泉手法”に一貫して批判的な目を向けている自分では在るが、今回の流れに関しては小泉首相の決断を積極的ではないにしろ支持したい。色々問題は在ろうが、大局的な見地から郵政民営化はすべきであると思っているし、妙な利害関係や癒着を断ち切る意味でも不可避と捉えているからだ。

選挙民の投票動向がどうなるかも注目される。郵政民営化を支持する声は、そうでない声を上回っているのではないかと考えている。その場合、自民党が郵政民営化を明確に支持する人材を多く公認出来れば、巷間囁かれている程の”自民党全体として”の大惨敗には結び付かないと思う。本来自民党に投じられていた票の流出先たる民主党は、郵政民営化関連法案に反対している事や、具体的な対案を出し切れていない様に思える事から、或る程度は議席数を増加させるものの政権交代に到る迄の数は見込めないと踏む。それに、信者を総動員して着実に当選者を”増産”出来るあの党が、自民党のマイナス分をそれなりに補填するのではないだろうか。衆議院採決で反対票を投じ(棄権した者の中からも出て来るだろうが。)、自民党の公認が受けられない候補者は無所属乃至は新党結成という形で選挙を闘う事になろうが、一部の有力議員は別にして全体としては苦戦必至だろう。

嫌な予感がするのは、投開票迄約1ヶ月とそれ程時間がない事や、今回の政界のゴタゴタ劇でどの政党へも国民がプラスイメージを持てない事から、それを見込んで有象無象な輩が「もしかしたら当選するかもしれない。」と無所属で立候補したり、既存政党も知名度と政界からの距離感の遠さを踏まえて、所謂タレント候補を安直に擁立しまくるのではないかという事。特に自民党が、賛成派又は反対派(新党結成の場合)どちらもタレント候補擁立に力を入れそうな気がしている。(プロ野球界から、満を持して”あの人”が出馬しそうな嫌な予感も(^o^;;;。)

訳の判らないタレント議員ポリシーの無い議員、そして政治”屋”としか思えない旧態依然とした議員を飼う余裕は、最早この国にはない。衆議院選挙を行なう以前に、参議院の必要性や議員数半減の是非を問う国民投票を行なった方が良いのではないか。
コメント (17)    この記事についてブログを書く
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17 コメント

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>ハムぞー様&toshi16様 (giants-55)
2005-08-15 03:20:07
書き込み有難うございました。



管理者の立場で在りながらこんな事を言うのは無責任とも思いますが、御二方の書き込みをのめり込んで拝読しています。多少の知識は持っているつもりだったのですが、恥ずかしながら経済の仕組みも含めて色々勉強させて貰っております。決して御二方に阿る訳では在りませんが、どちらの御意見にも納得出来る部分が在って、自分の考えも揺れ動いています。



今の段階で自分がハッキリ言えるのは、toshi16様が書かれている「小泉首相は完全に信用するに足る存在ではないものの、反対派議員よりは信じられる存在。」という点に全く同感という事。やはり政治家は、口にする政策も大事ですが、その政策を真に完遂出来るかを見極める判断基準としても、その人物を信じられるかどうか、100%信じられないにしても、どちらがより信じられるかが最終的に大事な気がします。



何か御二方の理路整然とした書き込みを前にして、情けない程の気持の部分での書き込みになってしまった事を恥じるばかりです(^o^;;;。
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なんどもすいません。 (toshi16)
2005-08-14 17:33:17
>書いているうちに判りました。

toshi16さんとの違いは「彼のことが信じられるか、られないか」の違いだけかも知れませんね。



ハムぞーさんは、一応の結論がでたようですけど、私は以前、疑問が山積ですのでもう一度、意見を述べさせて下さい。



>国債発行残高を減らすのは国の支出を減らすことです。それしかありません。



はたしてそうでしょうか?

実生活にあてはめれば、わかりやすいです。

もし、

(1)3,000万円の土地と、

(2)2,000万円の家屋と、

(3)時価総額2,000万円の会社

を所有していたとします。

一方で、8,000万円の借り入れがあり月々の返済が 30万円くらいあったとします。

また、月々の収入は40万円、生活費は20万円かかっています。

毎月、10万円の赤字で既に貯金はそこをついています。

この場合、とりうる行動は

A)当座の資金を新たに借りる。

B)生活費をきりつめる。

c)前述の(1)(2)(3)のうちどれかを売却し、返済にあて、月々の返済を少なくする。



などなど、考えられますね。



今まで、日本政府はA)選択し赤字国債が膨れ上がったんですよね。

そこで今回、日本政府はc)を選択し3)を売却することを選択しようとしていると言えないでしょうか。

別に、国債発行残高を減らすのは国の支出を減らすことで、それしかないとはいえないですよね。

もちろん、国の支出を減らす事も大事ですが、今回はたまたま郵政民営化に着手したにすぎないのです。

それより、国の支出を減らす事が先だという批判もありますが、鶏が先か卵が先かという事がそれほど重要なこととは思えません。



>>政府保有株式

>売却して物凄くいい値段で売れればいいのですが、(中略)すると貯金部門は高く売れるかもしれませんが、郵便や窓口会社は辛いような気がします



疑問ではないのですが、郵便業務を行う会社は100パーセント国が保有する事と成ります。

私の考えは、安くたたかれても、何もしないよりいい、と考えています。

また、市場で流通する新会社の株を抑制すれば外資に乗っ取られる可能性は少なくなります。

また利益をだして、自社株の保有率を高めれば、その可能性はもっと低くなります。



>>固定資産税

(中略)しかし法人税は頭割りは別として、黒字法人しか納付しません。



郵便局は現在、黒字なんでしょ。

法人税は入ってきますよね。

また、郵便局の固定資産も日本全国津々浦々にあるあけですから、それだけで莫大な金額に成りますね。



>>首切り

>国鉄民営化前の話ですが、私の知人が国鉄の駅員をしていたのですが、最後のほうは駅長は「職員への就職斡旋が仕事」のような状態だったそうです(後略)



何度も、同じ事の繰り返しとなっていますが、郵政公社は現在黒字なんでしょう。

だったら、民営化のあとすぐ大量解雇とはならないですよね。

リストラがあるとすれば、NTTがそうだったように「50歳以上の希望退職者募集」のような、緩やかなリストラでしょう。



>「彼のことが信じられるか、られないか」の違いだけかも知れませんね。



僕が、小泉首相のことを信じられるかと問われれば、完全には信用はしてません。

ただ、郵政法案を反対した議員よりは信用しています。

マニフェストだった郵政民営化に非協力的だったんですから。

民主党の、郵便貯金限度額を引き下げるという『対案』ですが、おおきな効果があるとは思えません。

また他の政党については、今回の選挙で単独過半数を獲得する可能性はないに等いので、私は自民と民主に注目しています。



>小泉さんの意見も恥ずかしながら知りません。ご存知でしたらお教え下さい。



私が、ここに書き込んでもいいのですが、それでは自分の私見が入ってしまう可能性があります。

ネットでいくらでも、調べられますのでそちらのほうがよろしいかと思います。

また私は、TVや新聞のみで政策や法案、議員の考えを知るのは、いかがなものかと考えるようになりました。

マスコミを通じた情報収集は、マスコミの私見が入ってしまう可能性があります。

直の意見を聞くのも、参考になりますよ。

信用できるかどうか、支持するかどうかは、別としてもね。



結局、私は郵政民営化を反対した議員の行動が、全く支持出来ないし理解できないでいるのです。















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勿論ケンカのつもりはないですよ。 (ハムぞー)
2005-08-14 08:15:58
まだまだ知らないことが多いなあと、恥じ入る次第で。



>小泉さんは、そう言っていましたよ。

私は、彼のことは信用していないのですが(笑)。

それはさておき、国債発行残高を減らすのは国の支出を減らすことです。それしかありません。

ハイパーインフレを故意に引き起こすか国債の日銀引き受けでもすれば別ですが(国が崩壊しますが)。

財投資金云々より、本筋は政府が支出を切りつめることです。しかしそれにも限界があるのは事実ですが。

郵政民営化すれば国債発行が減る仕組みがわかりません。まず元栓を締めることが先ではないかと思うのです。

(例えば公共事業10年間7割カット、などとすれば小泉さんの望みどおり?自民党はぶっ壊れます)

小泉さんの意見も恥ずかしながら知りません。

ご存知でしたらお教え下さい。



>政府保有株式

売却して物凄くいい値段で売れればいいのですが、実際は分社化するそうですね。

すると貯金部門は高く売れるかもしれませんが、郵便や窓口会社は辛いような気がします(これは勘です。論拠なしで申し訳ない)

国は外資に売るのでしょうか?覚悟が出来ていればいいのですが(新生銀行のときのようにいいようにされるかもしれません)。



>固定資産税

それはおっしゃるとおりです。市町村に納付されます。

しかし法人税は頭割りは別として、黒字法人しか納付しません。



>郵便局がなくなってもいい

そういっていただくと結構なのですが、どうも郵便局の店舗がなくなることが、日本人のメンタリティを刺激しているきらいもありそうですね。

おっしゃるとおり感情論はさておいて考えるべきでしょう。



>首切り

国鉄民営化前の話ですが、私の知人が国鉄の駅員をしていたのですが、最後のほうは駅長は「職員への就職斡旋が仕事」のような状態だったそうです(知人は斡旋で転職しました)。「○○駅から何人」というノルマがあったのでしょう。

景気の良かったあの頃でも職員数を減らしにかかっていたのですから、今なら尚更そのような気がします。



私も郵政が国でやらねばいかん、とは全く思っていません。「民間で出来ることは民間で」は全く結構なことです。

ただこうまで強引な手法で導入せねばならないかどうか、そこに一抹の胡散臭さを感じるのです。

(例えばいつまでにと、誰かに約束しているとか)



「大切な法案です。私の信念ですからいくらでも国会で論争しましょう」とでも言えば少しは信用できるのですが、変な紙芝居で「田舎の郵便局がよくなる」なんてやって「説明は充分」とされてはとても彼が信用できません。



書いているうちに判りました。

toshi16さんとの違いは「彼のことが信じられるか、られないか」の違いだけかも知れませんね。
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>toshi16様&ハムぞー様 (giants-55)
2005-08-14 02:08:19
書き込み有難うございました。



ここ数日、無い頭を絞って長文を書いておりましたので、少々頭の中が干上がっています(笑)。でも、御二方の真摯な御意見は非常に興味深く拝読させて戴きました。



御二方とも郵政民営化という点に於いては基本的には賛成のスタンスを取られておられるのに、部分的に考え方を異にされているのは、今回の選挙の争点がそれだけ判り難い(様々な考え方が在る)事をいみじくも象徴している様に思えました。拝読していて恥ずかしくなる程、自分には御二方程の知識がないものの、どちらにも納得出来る部分が在るんです。



国益&国民の事を第一義に考え、事に当たるというのが本来の議員の姿。時には命を賭す覚悟で事に当たるべき崇高な職業だと思うのですが、残念な事に自らの意見すらも披瀝出来ない政治”屋”が跋扈している現状。ハムぞー様の書かれている様に、本来は重みが置かれるべき”言葉”も、政治”屋”が多くなった事に比例してドンドン軽さを増している気がします。「政治家たる者は、自己の言葉に一般以上に責任を持つべき。」と自分も思いますので、その意味で前言を反故にしている様な小泉首相には自分も信頼は置いていません。「政治の世界、直球勝負だけではどうにもならない。ましてや人脈を持たない小泉首相の場合は、言葉のレトリックを駆使して、その場その場を凌いでいかないと身動きが取れなくなる。結果的には、きちんと成果を上げるのだから、途中経過だけで物を見るべきではない。」という話で在れば、未だ判らないでもないのですが、どうにもその感じは見えません。



反対派に付いては、toshi16様の書かれておられる事にまったく同感です。郵政民営化を最大の根幹として来た小泉政権下で、その公認を受けて当選した以上、他の事柄ならともかく郵政民営化に反対するので在れば(多くの反対派は「民営化自体反対。」と断言していた筈なのに、こと此処に到って「郵政民営化自体に反対とは言っていない。小泉手法が反対なのだ。」とすり替えしている姿は潔さを感じません。)、やはり離党するなりして反対票を投じるのが筋だったと思っています。何か最近は、判官贔屓な国民性を狙ってか、「泣き言」を言っている反対派の議員が目立ちますが、どうしても良い所取りしているだけにか思えないのです。



理想は、全ての国民が同じ利便性を享受出来る事です。でも、実際問題としては、特に持つ者と持たざる者の差が歴然として来たこの国に於いては、必ずしも理想通りに事が進まなくなっているのも事実かと。最低限の利便性&安全性は確保されるべきですが、貯金部分に関してはtoshi16様の書かれている様に、郵便局の代わりは100%かどうかは断言出来ませんが、存在しているのではないかと。郵便業務に関しては或る程度の配慮は必要とは思います。(もし全国民が同じ利便性の享受を徹底化するので在れば、過疎地の人々も都心部の住民と同じ程度の高い税負担をすべきという話にもなって来るのではないでしょうか。)



それと、本筋とは離れてしまうのですが、議員ってジェネラリストとスペシャリストと、どっちの人間が相応しいのでしょうね。今回の郵政民営化の場合、賛成派も反対派も、声高に叫んでいる議員程”郵政分野の知識しか無い”様に見えてしまうのですが、もしそうならそれでも良いのだろうかと。個人的にはスペシャリストの必要性も感じつつ、国政に参与する者として、又、官僚の言いなりにならずに丁々発止で遣り合う意味に於いて、ジェネラリストで在る必要性をより感じるのですが。勿論、どっちでもない様な”御飾り議員”は論外ですが(笑)。



御二方が感情的な部分で書かれておられる訳ではないのは、多くの人が理解しているでしょうし、自分も頭の整理をする上で御意見を在り難く思っております。
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別にケンカを売ってるワケじゃありません、念のため (toshi16)
2005-08-14 01:16:29
ハムぞーさん、本当に申し訳ないのですが、おっしゃる事がわかりません。



>>そもそも郵政民営化は、国債発行を減らすためにやるのではないですか?



>それは小泉さんに聞かねば判りません。



小泉さんは、そう言っていましたよ。



>国債で金を借りて郵便局を運営しているのなら話は別ですけど、基本は国の支出の赤字のために国債発行してると思います。財投資金になっていたのは、制度が変わって今までのように公社などにじゃぶじゃぶに流れることはないと聞いています。







指摘される点が、必ずしも間違いとはおもいません。

ただ、私は政府が保有する株式が売却されれば、国庫を潤し財政再建にも貢献し国債発行額も減少出来ると言っているんですね。

国債発行減少資金として、これほど魅力的なものはないのではと思います。





>>郵政公社は、これまで法人税も法人事業税も固定資産税も支払っていませんし、民営化され税金を払うようになれば国や地方の財政に貢献するようになります。



>すぐ黒字になればいいのですが。

固定資産税は、黒字、赤字関係なく支払うべきものです。

たとえ赤字でも、国や地方の財政は潤います。



>今もゆうぱっくは採算を度外視して民間より安く運営しています。普通にやればすぐには黒字にならないでしょう。黒字化のため田舎の郵便局を切り捨てるかもしれません。



前述の「一刻も早く民営化」でコメントさせて頂きましたが、それでいいのです。

郵便貯金も、簡易保険も、田舎からなくなってそれでいいのです。

田舎者の私がいうのですから、ある程度は信用していただけるのではないでしょうか。

もちろん郵便業務だけは、必要でしょう。

ただ、これは100パーセント国が株を持つ事に成るので、その辺は国がコントロールでき問題ありません。



>たしかに民間化して職員の首を切りまくれば即座に黒字になるかもしれませんが、国鉄民営化のときは景気もよく雇用は吸収されましたが、今なら大量の失業者が発生し他の問題が出るかもしれません。



実体はともかく、郵政公社は国債で金を借りて郵便局を運営しているわけでなく、公社自体の利益でもって運営されているのですよね。

だったら、すぐ大量解雇なんてことはないでしょう。

電々公社が、NTTになってもすぐ大量解雇とはならなかったでしょう。

これまで黒字だったのに、民営化されたらどうしてすぐ赤字になるのか、私にわかるように説明された方は、いままでいません。

そもそも郵政公社が赤字なのなら、やっぱり間接的に、もしくは直接的に、税金が公社を支えていると言えないですか?



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横レス失礼いたします (ハムぞー)
2005-08-13 23:14:55
>そもそも郵政民営化は、国債発行を減らすためにやるのではないですか?



それは小泉さんに聞かねば判りません。

世界最大の郵貯の資金を、民間や諸外国に開放するためという説もありますから。

国債で金を借りて郵便局を運営しているのなら話は別ですけど、基本は国の支出の赤字のために国債発行してると思います。

財投資金になっていたのは、制度が変わって今までのように公社などにじゃぶじゃぶに流れることはないと聞いています。



>郵政公社は、これまで法人税も法人事業税も固定資産税も支払っていませんし、民営化され税金を払うようになれば国や地方の財政に貢献するようになります。



すぐ黒字になればいいのですが。

今もゆうぱっくは採算を度外視して民間より安く運営しています。普通にやればすぐには黒字にならないでしょう。黒字化のため田舎の郵便局を切り捨てるかもしれません。

たしかに民間化して職員の首を切りまくれば即座に黒字になるかもしれませんが、国鉄民営化のときは景気もよく雇用は吸収されましたが、今なら大量の失業者が発生し他の問題が出るかもしれません。



なお私は反対論者ではありません。

むしろ賛成なのですが「民営化すれば全てばら色」のように言われても、と思うだけのことなのです。

今まで放置しておいて急に「さあ大変だ」と言われても、と思うのです。



政治家は言葉が命です。

公約を破って「たいしたことがない」と言い切った人をとりあえず信用できないのです。

貴方が昔から思っていた事柄なら、大事なことですからどうぞ懇切丁寧に説明下さい、といいたいです。
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疑問です (toshi16)
2005-08-13 19:29:19
私は、自民党支持者でなく小泉首相の信者でもありません。

よりベターな候補者や政党というか、たまたまマニフェスト共感できた政党に投じたにすぎません。

その上で、意見を述べさせて下さい。



>小泉首相の行動や言動、~(中略)~ドイツナチスのヒットラーのような間違った方向へと国民を引っ張っていくような不気味さを感じませんか?



今まで、自民党は、党員の考えがバラバラで共産党のような一体感にかけるという批判がありましたね。

それを、是正しようとすると「ヒトラーだ」では、逆におかしいのではないのでしょうか。

そもそも意見が違うのなら、郵政民営化に反対しているのなら、民主党にいけばいいじゃないですか。

そうすれば、いいたい事もいえるじゃないですか。

党幹部の考えと全く違うのに、自民党に居残る理由はなんですか?



「あれはできない、これはだめだ、自民党の推薦はくれ!」



意味がわかりません。





>「郵政民営化は最大の公約。これが出来なきゃ」というスタンスですが、国民にとってはそう急ぐ問題ではありません。私にすれば彼が「国債発行30兆円」の公約を簡単に破ったことのほうが許せないのです。



そもそも郵政民営化は、国債発行を減らすためにやるのではないですか?

郵政公社は、これまで法人税も法人事業税も固定資産税も支払っていませんし、民営化され税金を払うようになれば国や地方の財政に貢献するようになります。また、政府が保有する株式が売却されれば、これも国庫を潤し財政再建にも貢献し国債発行額も減少出来る事でしょう。

また、公務員の数を一挙に減らせます。

これと同じだけの効果を期待できる対案を、持つ政党はどこかあるのでしょうか?

疑問です。



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>ハムぞー様 (giants-55)
2005-08-13 15:27:45
書き込み有難うございました。



ジャイアンツのみならず球界全体が、ON遺産なるものの上に胡坐をかいてその利益に与っていた構図。勿論、カープの様に独自の努力を試みていたチームも在りますが、全体で言えば座して何もしていなかったのではないでしょうか。そのON遺産なるものも食い潰して、多くのファンが見切りを付けて行ってしまっている球界の現状。何か、戦後は高度経済成長やバブルの波に乗って生き長らえて来た我が国が、旧来のシステムの破綻が見えていたのにも拘わらず、敢えて嫌なものには目を向けない様に放置していたツケが一気に廻って来た今の我が国とオーバーラップしてしまいます。



国債残高の異常さは傾国を加速化させる問題で在り、早急に手を打つべき事柄と思います。ですから、愛する我が国(別に愛国主義者という訳でも在りませんが、この国が好きな事は事実です。)が本当に立ち行かない事態に陥っているので在れば、誰もが”痛み”を受忍する覚悟は在るのではないでしょうか。問題は、「本当にもう打つ手が無いのか?(削るべき無駄は無いのか?)」と「手法が適していたのか?」という事でしょうね。



今回の選挙は、今迄以上に有権者は悩むと思います。「郵政民営化だけが国が抱える問題ではない。」のも事実だし、「郵政民営化は賛成だけれども、手法が反対。」という人も居るからです。この場合、自分は投票し得る候補の中から、総合力で誰が最も良いか判断するしかないと考えています。党云々ではなく(そういう判断基準で在っても悪くは無いとも思いますが。)、掲げている政策及びその人間に本当にその政策を託せるのかどうかを総合的に判断するしかないのではないかと。勿論、「良く知っている人だから。」とか「人柄が良さそうだから。」といった考え方は自分はNGと思います。



以前にも書いた事ですが、政治学者で在る福岡先生の言葉が印象に強く残っています。「『良いと思われる候補者が居ないから棄権する。』という考えはどうかと思います。良いと思う候補者が居ないので在れば、”よりベター”な候補者は誰かで投票した方が良いと考えます。と言うのも、『判らないから棄権する。』という考えは、投票率の下落を促進し、結果的には一定数の得票が見込める団体の一票の重みを2票にも3票にもしてしまうだけです。」というものです。人それぞれ考えは在るでしょうが、自分はこの考えに基づいて、総合的に吟味した上で投票したいと思っています。
返信する
長々とすいません・・ (ハムぞー)
2005-08-13 09:03:31
私は郵政民営化に反対ではありません。

しかし首相の手法に反対です。



反対派の「郵便局がなくなる」というのは当座はないかと思っています。

問題なのはまず郵便貯金が民間より高い金利がつくことです。あれだけ不採算と思えるところに局を出しているなら、同じかそれ以下の金利でなければいけないと思います。

「郵貯が即、財投の原資になる」は歯止めがかかったそうですし、それはまあいいです。



小泉さんはもともと銀行族です。それなのに郵政大臣を受けたという筋金入り民営化推進論者です。

「郵政民営化は最大の公約。これが出来なきゃ」というスタンスですが、国民にとってはそう急ぐ問題ではありません。

私にすれば彼が「国債発行30兆円」の公約を簡単に破ったことのほうが許せないのです。



日本の国債残高はバンバン増えています。アルゼンチンが破綻した残高なんか問題でありません。

「アフリカの小国より格付けが下」と怒る大臣がいましたが、例えるなら40万の収入しかないのに85万の生活をしている家族を、近所の人は信用するでしょうか?

「そとから借りず、家族から借りてるから大丈夫」と言うかもしれませんが、家族が「もう貸せない」というとどうなります?

だから今金利は上げれられないのです。



先延ばしばかりで(若い人が投票に行かないから、そうするのでしょう)何も解決しません。

国債残高が減らない限り、私は日本の将来に悲観しています。



私は自民党は「下手なバスの運転手」野党は「車の運転は上手いかもしれないがバス運転は未経験」と例えます。

自民は「俺しか運転できない」と長年無茶な運転をしてきました。よって一度下野して運転技術を見直すべきです。

(河野総裁のときがチャンスでした。しかし長年政権与党のうまみを知っているので、野党暮らしは身にこたえ、結局社会党と組んで政権を奪回しました。それから何でもありになったわけで)

おそらく今野党が政権をとっても失敗するでしょう(負の遺産が大きすぎるので)。

そして自民党は長年の悪い部分を改めて政権に戻ればいいと思います。

世間交代できる受け皿がないのが、この国のよくないところです。



首相は「国民にyesかnoか信を問う」といいますが、私のような「民営化賛成だが手法が反対」の人はどうすればいいのでしょうか?付帯するそれ以外の条件は無視されるのでしょうか?



これだけコンピュータが発達した時代です。

各項目について国民投票をする手法も考えて欲しいものです。
返信する
かなりヤバイ! (横浜の人)
2005-08-12 13:59:27
小泉首相の行動や言動、そして今回の反対票を投じた議員に対する報復を見ていると、小泉首相の独裁制が益々高まっていて、民衆の支持率の向上が後押しするようなことになれば、ひょっとしたらドイツナチスのヒットラーのような間違った方向へと国民を引っ張っていくような不気味さを感じませんか?

実際小泉首相に会ったこともあるのだが、所謂「人間の器」を肌で感じることが出来なかった。話しも人間性にも全く魅力を感じないのだ。

先日世間を騒がしたライブドア堀江貴文社長のニッポン放送株買占め騒動の政治バージョンで、まるでテレビゲームのように、密かに攻略法を発見し、その戦略を一人で決めてそれを実行し、邪魔するものは全て排除するという手法だ。現在の政治システムの不備を狙ったテロだ。

しかし解散後の選挙では間違いなく小泉の大勝になることは明白だし、国民やメディアの受けも益々アップしていくに違いない。その後の小泉内閣が取る行動にもの凄い危機感を感じてしますのだ。
返信する
一票を裏切ると重いよ! (toshi16)
2005-08-11 06:00:03
ご丁寧な、お返事ありがとうございます。

自分も、もともと自民党も小泉首相も好きではありませんでした。



ただ、歳を重ねるにつれ、いつもいつも反対するのはどうかと思うようになりました。

争点となっている法案によっては、賛成してもよいのではと思うようになりました。

そうでなければ、ただの批判論者になってしまいます。



そう考えるようになった前回の選挙の際、自民党が郵政民営化をマニフェストに掲げていることを知りました。

私は、小泉首相の考えとして郵政民営化があるのは知っていましたが、党の公約になると選挙で一票を投じていいのではと思うようになり、実際に自民党に投票しました。



 しかし、結末はこうです。

私の一票は、誰に踏みにじられたのでしょうか?

そもそも私は、マニフェストに郵政民営化を掲げなければ、自民党に投じることは、絶対にありませんでした。



 あれから何年も経っているのに、「中身の濃い議論」というのも、意味がわかりません。

反対派の言っていることは、私には論理のすりかえにしかうつらなくなりました。



結局、民意をないがしろにして、いろいろ押し進めているのは

反対派のほうではないのでしょうか?



もう一度いいます。

私の一票は、どこに行ったのでしょう。

その気持ちは、いまもかわりありません。
返信する
>higu様 (giants-55)
2005-08-11 00:43:47
書き込み有難うございました。



小泉首相の本質をはぐらかす手法や丸投げ姿勢には疑問を感じ続けており、彼自身の支持はしていません。しかし、今回の彼の判断は積極的にではないものの支持しております。確かに、郵政民営化という大テーマを推進するには内容の詰めが甘かったとは思いますし、手法が強引過ぎたというのも否定は出来ません。



しかし、では反対派の方に理が在るかと言えば、結局既得権益を死守したいだけなんじゃないの?としか思えず、分の悪さを感じます。反対派の多くは一貫して「郵政民営化自体が駄目。」と言っていたはずなのに、衆議院解散が濃厚になった頃より「郵政民営化に反対している訳ではなく、強引な手法に反対しているのだ。」と主張を翻し始めました。



又、「郵政民営化よりも大事な問題が山積している。自分達は守旧派と言われているがとんでもない。社会保険庁の解体や議員年金の廃止等を一貫して求めていたし、そっちこそ早急に手を付ける問題だろう。」という”話のすり替え”をする輩も。(反対派の多くは既得権益が絡む問題にはすべからく反対していた記憶しかないのですが。)



そして、挙句の果てに自選挙区に対立候補を立てられるに到っては、「仲間に対してその様な仕打ちをするのは言語道断!」とのたまう始末。元々、郵政民営化を最大の公約として来た小泉政権の下、自民党籍で当選して来た連中が、それも先に”仲間”に対して反対という裏切り行為を仕掛けたのではないの?と突っ込みを入れたくもなります(笑)。



一つの党の中に様々な意見が在るのは自然だし、党の方針に反対するのも在りでしょう。党の方針に何でもかんでも唯々諾々と従うのはおかしな事と思います。しかし、こと郵政民営化に関して言えば、このテーマが小泉政権の”根幹”で在る以上、この点に付いて徹頭徹尾反対するので在れば、自ら党を離れて訴えるべき。大樹の下に身を置きながら、ワアワア騒ぐのはアンフェアだと思います。



確かに、法案自体に問題が無いとも言えないでしょう。過疎地の”郵便業務”に関しては、或る程度の配慮は必要かと思います。でも、法案中に3年毎に内容の見直しに触れている事を考え合わせると、先ずは動き出してみる事が大事なのではないでしょうか。(外資が入り込んで来る殊も当然考えられるのですが、グローバル化した世の中となった今、それを防ぐ事よりも自ら強靭な”体力”を付けて、反撃する位の姿勢が必要な気もします。)



選挙で国民がどの様な審判を下すのか興味深いですね。higu様が書かれておられる様に、どんな議員で在ろうと選んだのは国民で在るのも事実。毎度思う事とはいえ、今回こそはより多くの人がしっかり考えた上で一票を投じて貰いたいものです。
返信する
一刻も早く民営化 (toshi16)
2005-08-10 16:57:37
はじめまして、toshi16と申します。

リンクをたどって、こちらにたどり着きました。

郵政民営化について、この2月末まで金融機関に勤めていた者として 意見を述べさせてください。



反対派の意見として、

「郵便局が民営化したら、田舎では郵便局がなくなって、みんなこまっちゃうぞ!」

というのが、ありますよね。

はっきりいって、郵便貯金も簡易保険が田舎からなくなっても、全く困らないです。



なぜなら、どんな田舎でも、地方公共団体の指定金融機関ってものがあるはずなんです。

まちや、むらの、経済、暮らしをささえているのは、この指定金融機関なんです、郵便局ではありません。

また、金融ビッグ・バンで、金融機関も保険を扱えるようになりました。

農協は以前から、保険をあつかってますね。



いっそ、郵便事業をのぞいた郵政事業を田舎から撤退させたほうがいいのではないかとさえ思います。



中身の濃い議論と称して、ただ先送りを企む抵抗勢力には、賛成できません。



郵便局員の仕事量と給料の高さを知ったら、ほとんどの人は、憤りをかんじると思うんだけどね。
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わかりやすい選挙 (ふうてんの猫)
2005-08-10 00:36:52
おひさしぶりです。



今回の選挙は歴史的選挙になるかもしれませんね。

小泉氏が勝てば、郵政改革にははずみがつくでしょうし、民主党が勝てば政局は一気に転換です。



それに、自民党も離脱した議員は推薦しないと言っていますし、これほど争点が明確な選挙もそうそうないだろうと思います。



僕は今回は自民党応援です。

1ヶ月の間マスコミも混ざってのどたばた劇があると思いますが、きっと将来、あの選挙が転換点だったと言われる選挙になるんだろうなぁ。と思います。
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Unknown (分家屋治三郎)
2005-08-10 00:33:10
こんばんわ、治三郎です!!



私も、自民党というより、小泉支持に回ります!!先ほど、日テレの「きょうの出来事」にて、民主党の岡田代表の話を聞きましたが、机上の空論に思えて仕方がないんですよね.....それと、民主党は、あの悪法の人権擁護法案に賛成よりの党なんで、その上、中国、韓国との3つの国で、EU的な東アジア連合国なる無謀な構想を考えている、大甘なお坊ちゃまなんです。反日国家の国と連合国なんて、恐ろしい.....。そんな想像力、先見性のない人間が党首の党は、政権なんぞとって欲しくありません。日本の国益ではなく損益になりかねません。
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一番問題なのは選んだ人 (higu)
2005-08-10 00:26:17
私は郵政民営化には反対ではありませんが郵政民営化関連法案には賛成できません。あんな中途半端な法案を出して民営化していいものでしょうか、もっと内容を練るべきだと思います。

そもそも国民のどれだけが郵政民営化の必然性を理解しているか甚だ疑問です。国民が興味あるのは法案そのものではなく政局の方の気がします。賛成の人も「郵便局が外資に買収される」リスクを承知で賛成していない人もいるのでは。ニュージーランドの先例もあります。

だいたい、日本のような国が“改革”など不慣れなことをやろうと思うなら相当中身の濃い議論をしなければならないでしょう。そうでなければとんでもないことになります。迅速さが求められるのは分かりますが今回はどうも拙速の印象を拭えません。



また今回の選挙、争点を郵政に絞っていいものでしょうか。“もっと大切なこと”があるのでは。外交もその一つでしょう。感情論はうんざりです。外交はもっとドライで良いはず。特に日中関係は最悪の状況。日本の最大の貿易相手国は中国、でも中国の最大の貿易相手国はEU、次が米。日本は3位。

「中国なしでは成り立たない」日本、「日本なしでも成り立つ」中国。その辺をあのライオン総理は理解しておられるのでしょうか。



とは言っても、小泉氏が総理大臣をやっているのも選挙で選ばれたから。タレント議員も二世議員も、問題な議員すべて選挙で選ばれずに当選した人は一人もいません。

この国がおかしくなったのはそんな人達を選んだ人達のせい。どうしようもない人達を選んだ、その100倍以上どうしようもない人達の責任。

選挙に半数以上の有権者が行かず、行ってもムードや“人柄”なんかで選ぶ国民……。まず、国民、有権者が変わらないと何も変わりません。しかしそれを今の日本人に期待するのは酷でしょう。

ですが、くどいようですけどまず国民が変わらなければ。日本は曲がりなりにも「国民主権」の国です。



追記

森氏の発言「チーズが硬くて噛めない」は小泉氏を評しての言葉だった、と聞きました。新聞やテレビの報道です。後見人の説得も“変人”には通じなかったようですね。
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小泉支持率が61%? (テラ)
2005-08-09 20:51:11
テラです。こんばんは、

 フジテレビの調査では、小泉支持率が61%を超えたとか?



>今回の流れに関しては小泉首相の決断を積極的ではないにしろ支持したい。



 僕もそう思います。民主が反対している理由がわからないし、会社(自民党)の社長の方針に、部長クラスが反対している、という構図。いやなら、会社を辞めるべき、って思っちゃいます。

 TBさせて頂きます。
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