ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

今季のリーグ優勝はXXXに尽きる

2013年09月23日 | スポーツ関連

ジャイアンツ首脳陣&選手達、リーグ優勝おめでとう!!!

 

昨日、ジャイアンツが2年連続、(1リーグ時代の優勝を含めて)44度目のリーグ優勝を果たした。ナイターの「ジャイアンツvs.カープ」戦が開始した早々に、マジック対象チームで在るタイガーススワローズに敗れた事で、ジャイアンツのリーグ優勝は既に確定していたものの、カープに勝っての胴上げは嬉しかった。

 

今回で、監督として通算6度目のリーグ優勝を果たした原辰徳監督。*1ジャイアンツでは長嶋茂雄終身名誉監督の通算5度を抜き、歴代4位になったとか。其れも凄いが、何よりも評価したいのは「監督として通算10年で、6度のリーグ優勝を果たした。」という点だろう。リーグ優勝達成率は6割で、ジャイアンツの選手としてはONよりも格下と言って良い原監督だが、監督としてはONを凌駕した断言する。

 

今季のリーグ優勝の要因を考えると、当然、選手達の頑張りは在るが、何と言っても采配尽きると思う。

 

昨日の試合が終わった時点で「79勝47敗7引き分け」と、2位タイガースに13ゲーム差を付けたジャイアンツ。数字だけ見れば独走状態なのだが、“チームとしての力強さ”は、去年の方が勝っていた気がする。

 

内海哲也投手最多勝最優秀投手山口鉄也投手が最優秀中継ぎ投手杉内俊哉投手が最多奪三振阿部慎之助選手が首位打者打点王最高出塁率坂本勇人長野久義両選手が最多安打タイトル其れ其れ獲得。」と、去年は投打で選手達が大活躍した。

 

今季はと言えば、スコット・マシソン投手に山口鉄也投手、そして西村健太朗投手というリリーフ陣が、獅子奮迅の働きをしたのは高く評価している。「6回を終えてジャイアンツが勝っていれば、7~9回は彼等3人が抑え切り、勝利出来る。」という安心感が在ったから。シーズン通して先発ローテーション担い、「13勝5敗」(昨日現在)の成績を残したルーキー菅野智之投手は立派だし、春先のジョン・ボウカ―ホセ・ロペス両選手と夏以降の村田修一選手*2の大活躍も凄かった。でも、総じて言えば、“チームとしての力強さ”は去年の方が印象に強い。

 

「選手達だけに任せていたら負けていたで在ろう試合を、原采配によって勝ちに結び付けた。」というのが、今季は多かったと感じている。「機動力駆使」、「意表を突くスクイズ、意表を突かないと、スクイズは成功しないのだけれど。)、「非情采配」等々、今季は本当に原采配が光った。監督に就任して以降、原監督には批判許りして来たが、昨年からは批判する要素が皆無に等しい。

 

リーグ優勝を果たし、次はCSでの勝ち抜きを目指さなければいけない。短期決戦で物を言うのは投手陣の質で在り、(CSに進出するで在ろう)タイガース&カープの投手陣は侮れない。CSで勝ち抜いたとしても、日本シリーズで闘う事になるで在ろうゴールデンイーグルスには、今季負け無しの大エース田中将大投手が居り此の不沈空母”を沈めるのは至難だろう。ジャイアンツにとっては未だ未だ、越えなければいけない“山”が待っている。

 

試合直後の「優勝監督インタヴュー」で、「“タイガースが優勝した”というのは、ゲームが始まって直ぐ判ったんですけれども。」と言ってしまった原監督。興奮の余りの発言には思わず笑ってしまったが、“若大将”と呼ばれた彼のに白い物が結構在ったのを見て、「今季は、色々と苦労したんだろうなあ。」と痛感した。

 

*1 美意識の強さやプライドの高さから、「原監督が退任するとしたら、日本一を達成した年になるのではないか。」と考えている。松井秀喜氏がジャイアンツの監督に就任するには、未だ未だ年数を要すと思うが、「今季で、監督就任10年目。」(原監督は、「区切り」という物を結構重要視する。)という事や、今夏に松井氏と原監督が極秘会談を行っていた事を考えると、「日本一を達成し、今季限りで退任。」という可能性もでは無い気が。

 

*2 昨年は日本一を達成したものの、自身の成績には不本意さが在ったで在ろう村田選手。今季はチームを引っ張る成績を残せた事で、心から喜べるのではないだろうか。


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2 コメント

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Unknown (透明人間)
2013-09-24 21:43:01
優勝おめでとうございます
うちのドラは奇跡が起こらない限りCSに出れないからBクラス確定といっても差し支えないでしょう
来年は若手中心で戦って欲しいです

個人的に村田と中村ノリは同じ匂いがします
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>透明人間様 (giants-55)
2013-09-25 01:33:06
在り難い御言葉、深謝に堪えません。

「大人のチーム」と評価していたドラゴンズですが、「如何せん、レギュラー選手達の平均年齢が高くなってしまったなあ。」というのを強く感じた今季でした。

以前にも書いたのですが、選手としての高木守道は大好きな野球人の1人でしたが、監督としては・・・。

来季は若手選手の大胆な起用も然る事乍ら、トレード等で積極的な“血の入れ替え”も必要な気がします。

先ず間違い無く、高木監督は解任されるでしょうが、後任は誰になるのか?立浪和義氏という声も在るけれど、個人的にはもう少し勉強した方が良い気がする。個人的には、古田敦也氏という選択も在りかと。一度は監督して失敗していますので、其れを糧にして勝つ野球を見せてくれるのではないかと。
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