ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

今の状態では、スタメンから外した方が良い

2012年09月07日 | スポーツ関連

一昨昨日からの「タイガースvs.ジャイアンツ」の3連戦は、1勝1敗1引き分けの五分に終わった。先発投手に関しては、第2戦目のジャイアンツの江柄子裕樹投手以外は、両チーム共に良く頑張ったと思う。第1戦及び第2戦の勝敗を分けたのは、2番手以降の投手の出来だった。

 

引き分けに終わった昨日の第3戦、タイガースの投手陣が良く踏ん張ったとも言えるのだが、腹蔵無く言えば「チャンスでのジャイアンツ打線が、御粗末過ぎた。」というのが実際だろう。御粗末過ぎるジャイアンツ打線の象徴、其れは5番に入った村田修一選手ではないか?明らかなボールに手を出し、ストライクを簡単に見逃す。第1戦から“悪癖”が目立っていたが、第3戦では「空振り三振、併殺打、ヒット、見逃し三振、空振り三振」と散々な内容。「1本ヒットを打っているのだから、散々な内容という事は無いだろう?」という指摘も在るだろうけれど、残りの4打席が余りに悪過ぎる。明らかなボールに手を出し、ストライクは見逃した挙句の結果。1死1&2塁での併殺打(4回表)、二死満塁での見逃し三振(7回表)、二死2塁での空振り三振(9回表)の何れかで、村田選手が“好球必打”を心掛けていたならば、ジャイアンツが勝利する可能性は非常に高かったと思う。 

 

ジャイアンツが負けた第2戦、3回裏のタイガースの猛攻は御見事の一言。けちを付ける気は毛頭無いが、此ののジャイアンツの守りがしっかりしていたならば、少なくとも4点も取られる結果にはなっていなかったと思う。1死1塁から新井良太選手の打ったゴロを、3塁手の村田選手がトンネル球足は速かったかもしれないが、トンネルする様な打球では無かった。此れで1死1&2塁となり、続くマット・マートン選手の時に2塁ランナーの鳥谷敬選手が3塁に盗塁を試みる。捕手の實松一成選手が3塁に送球するも、ボールが鳥谷選手の足に当たり、(3塁手の)村田選手の斜め後ろに逸れてしまう。其れを見た鳥谷選手が本塁生還し、タイガースは先制点を得た。

 

誰もミスをしようと思って、ミスをしている訳では無い。村田選手のトンネルも、實松選手の悪送球も、必死のプレーの中で生まれたミスと思いたい。だから、此の2つのミスをどうこう言う気は無い。

 

問題は、悪送球の後の村田選手のプレーだ。どう見ても緩慢な動きで、大きく逸れた訳でも無いボールを取りに行き、挙句に鳥谷選手の本塁生還を許してしまった。*1「此の程度の逸れなら、鳥谷選手が本塁に突っ込むが無い。」という“心の緩み”が在ったのではないか?記録上の2つのエラー以上に、此の緩慢な動きでの失点が、ジャイアンツの選手達を萎えさせた様に思えてならない。

 

今の状態を考えると、村田選手はスタメンから外した方が良いと思う。打席では“同じ失敗”を繰り返し、緩慢な動きでチームを萎えさせるのでは、短期決戦のCS踏まえた場合、非常に不安を覚える

 

村田選手がジャイアンツにとって必要不可欠な選手で在る事は否定しないし、必要不可欠だからこそ、今は荒療治が必要。「彼程の選手で在っても、同じ失敗を繰り返したり、緩慢な動きを見せた時は、スパッとスタメンから外す。」という姿勢を原辰徳監督が見せる事で、チームはピリッと引き締まるだろう。村田選手も心身共に、リセット出来るのではなかろうか。

 

*1 村田選手は守備で、良いプレーを結構見せている。だから、今回の緩慢プレーだけで批判してしまうのはいけないのかもしれないが、「ミスを犯してしまった回に、ああいう緩慢プレーを見せた。」というのが、どうしても見逃せない。


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