一昨日&昨日、2ヶ所の秋祭りに参加。何方も人で溢れ返っていたのだが、昨日訪れた「太子堂八幡神社」は特に凄かった。
10年前の記事「親の因果が子に報い・・・」の中で、「幼少時に訪れた秋祭りにて、“蛇女の見世物小屋”を初めて目にした際の衝撃。」を記した。ウン十年前の出来事だが、以降、一度も其の場所を訪れていない。記憶を手繰り寄せると、どうやら「太子堂八幡神社」らしく、ずっと再訪したいと思っていた。
実際に足を運んでみると、記憶よりは狭く感じたし、何よりも蛇女の見世物小屋は今回無かった。でも、諸々を考え合わせると、多分此の場所が“思い出の場所”と思われる。飴細工のおっちゃんの見事な手業に感嘆させられる等、楽しい時間を過ごさせて貰った。
閑話休題。
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「『コンヴィニ難民』高齢者の6割・・・地方で顕著」(10月10日、読売新聞)
高齢者の6割程度が、徒歩でコンヴィニエンス・ストアに行くのが困難な「コンビニ難民」で、買い物だけで無く、日常生活の様々な場面で不都合が生じている。三井住友トラスト基礎研究所の竹本遼太副主任研究員のこうした研究結果が、発売中の中央公論11月号に掲載されている。
大手コンヴィニ12チェーンの店舗網から、店の徒歩圏(半径300m以内)に住む65歳以上の高齢者の比率を推計した。
徒歩圏外に住む高齢者は都市部より地方で多く、全国平均では61%となった。
人口20万人以上の市区町村別に見ると、茨城県つくば市(83.7%)が最も多く、新潟県上越市(83.2%)が続いた。津市(79%)、松江市(78.7%)、福島市(72.8%)等、県庁所在地でも7割を超える所が在った。
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“買い物難民”という言葉が使われる様になって久しいが、当事者が非高齢者ならば「車を利用し、遠く迄買い物に行く。」という事も可能だろうけれど、高齢者となると問題は深刻だ。
今回、“コンヴィニ難民”なる言葉を初めて目にした。都市圏では「こんなにも狭い範囲にコンヴィニが溢れ返っていて、良くもまあ遣って行けるなあ。」と思う事が多いのだけれど、地方では違った様相なのだろう。とは言え、「高齢者の61%がコンヴィニ難民。」というのは相当な数だ。