ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

空き家

2014年09月22日 | 其の他

人家疎らで、等が普通に見掛けられたで在ろう場所を、ディベロッパーが大々的に宅地開発したのは、もう40年近く前の事らしい。我が家はそんな一角に在るのだが、初期の頃に売り出された地区では、当然の事乍ら住人の高齢化著しい

 

此処数年、そういった地区を散策していると、空き家更地を目にする機会が格段と増えて来た。高齢化した住人が老人福祉施設等に移り住むも、所有している家が売れずに其の儘にしているのか、又は「古い家が建っているよりも、更地の方が売れる可能性が高い。」と更地にしたのだろう。

 

少なからずの空き家が在る中、断トツに古い空き家が在る。恐らくは、30年以上空き家の状態。飽く迄も噂だが、「購入してから間も無く、旦那さんに愛人が出来、其れで離婚する事になって、共に家を離れた。」という事だ。貧乏人の自分からすれば、「空き家のにしておくなんて、勿体無いなあ。固定資産税の支払いも馬鹿にならないだろうし、誰かに貸すか、又は売却すれば良いのに。」と思い続けているのだが、此れ又噂によると、旦那さんはそこそこセレブらしいから、そんなのは些末な事なのだろう。(「別れた奥さんを殺害し、室内に隠しているから、売るに売れないのでは?」なんていうとんでもない噂を耳にした事も。)

 

で、其の空き家は、ずっと窓シャッターが閉められた儘。誰も住んでおらず、空気の入れ替えもされていないだろうから、室内は相当傷んでいる事だろう。周り近所からクレームが出ない様にとするか、庭木は業者か何かに委託して定期的に手入れをしている様で、取り敢えずは“ジャングル状態”にはなっていない。

 

しかし、家の外観は空き家というのがハッキリ判る程、傷みが著しい。壁は全く塗り直しがされていないので、汚いというレヴェルを超えている。雨樋軒天井等、壊れている部分も結構在る。申し訳無いけれど、もし隣にこんな空き家が在ったら、凄くだ。

 

此の空き家の前を通る、不思議に思う事が在る。屋根に敷かれたの“表面”が、尋常では無い程汚れているのだ。両隣の家(勿論、人が住み続けている。)は同時期に建てられ、両方とも建て直しはされていないし、瓦も全く変えられていない(瓦の“掃除”をしているのも見た事が無いし。)のだが、其の家の瓦と比べても尋常では無い程に汚れている。

 

ずっと空き家になっているという事で、室内が傷むのは理解出来るのだが、野外の瓦の表面があんなにも汚れてしまうというのは、一体何なのだろうか?室内の換気が行われていない事が、瓦の表面(無換気により、瓦の裏面に何等かの影響が出るというのならば、未だ判らないでも無いのだが。)に影響を与えるとも思えないし、不思議でならない。


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