一昨日放送の「お城好き1万人がガチで投票!お城総選挙」は、タイトル通り「御城好き1万人の投票により選ばれた、“日本の城”ベスト30を発表する番組。」だった。
歴史が大好きなので、国内外を旅した際は、史跡巡りが最大の楽しみ。城や城跡も好きで、過去に少なからず訪ねて来た。
「廃城をゆく」という本によると、日本の城の数は3~4万、研究者によっては「10万以上在る。」とも言われているそうだ。「余りにも数が多過ぎて、専門家で在っても正確に把握出来ていない。」というのが実際らしい。
「城って、そんなにも多く在ったっけ?」と思われる人も居る事だろう。そういう人の多くは、「城と言えば、天守に石垣、堀を備えた物。」という認識が在るに違い無いが、実際に其の3つを兼ね備えた物は、全体の1%も無いとか。「山の頂や尾根沿い、丘陵を利用して造られ、天守も石垣も堀も無い物がメインで、殆どは『此処に昔、城が在った。』と言われないと気付かない様な“廃城状態”。」と言う。因みに「日本の城の天守の内、江戸時代又は其れ以前に建設され、現在迄保存されている物。」を“現存天守”と呼ぶが、其の数は全部で12ヶ所。