クライマックスシリーズ(CS)の第2ステージが昨日、セ&パ共に開幕となった。レギュラー・シーズンの優勝チームで在るジャイアンツとファイターズには、アドバンテージとして共に1勝が与えられている。そんな両チームに対して、ハンデを背負ったドラゴンズとゴールデンイーグルスがどう挑んで来るのかに注目していた。
先ずは「ジャイアンツvs.ドラゴンズ」戦。試合前は僅差の闘いを予想するも、ジャイアンツの先発ディッキー・ゴンザレス投手が1回表にいきなり5失点。レギュラー・シーズンでは15勝2敗と安定感抜群だった投手とは思えない、まさかまさかの大誤算と言える。ジャイアンツ打線はドラゴンズ先発の小笠原孝投手の前にポップ・フライが目立ち、終わってみれば「2対7」とジャイアンツの大惨敗といった感じだった。
大黒柱で在るゴンザレス投手で試合を落としたのはジャイアンツ・ファンとして非常に悔しいけれど、「それだけ彼の調子が悪かった。」と気持ちを切り替えるしかない。CSの対戦相手として怖さを感じていたドラゴンズだが、やはりこのチームは強かさを有している。もし今日の2戦目もドラゴンズが勝ったならば、2年前の悪夢が再び再現されそうな予感が・・・。
今季のレギュラー・シーズンでは原采配への不満や疑問を全くと言って良い程に当ブログでは記さなかったけれど、昨日の試合に関しては1つだけ疑問を呈したい。それは5回を投げ終えたゴンザレス投手が降板し、6回表からマイケル中村投手を登板させた事。いきなりトニー・ブランコ選手の頭部に球をぶつけてしまい、危険球退場させられた彼だが、何故あの場面で彼を起用したのだろうか?これは結果論で言っている訳では無く、レギュラー・シーズンでも彼は登板する度に「火に油を注ぐ」結果で終わっていた印象が在る。(レギュラー・シーズンの防御率は6.18。)彼が登板すると、相手チームのファンから歓声が湧いていたし。5回裏を終えて「1対6」と5点差ならば、未だ未だ試合がどう転ぶか判らない状況。マイケル投手には申し訳無いけれど、彼が登板した時点で「敗戦処理」の様な感じが自分はしたし、同じ様に感じた人(これはジャイアンツ・ファンのみならず。)も少なくなかったのではないだろうか。「右肘の張りを訴え、CSでの登板が危ぶまれているセス・グライシンガー投手。」や「新型インフルエンザに罹患した為、CSでの登板が絶望視されている久保裕也投手。」等、ジャイアンツの投手事情の厳しさは判るが、それにしても「もっと他の選択肢が在ったのでは?」という気がしてならない。
一方の「ファイターズvs.ゴールデンイーグルス」戦。こちらはダルビッシュ有投手の戦線離脱が大きく、ファイターズの大苦戦を予想していた。試合は9回表を終えて「4対8」とゴールデンイーグルスが4点差で勝っており、9回裏は抑えの福盛和男投手が登板と、「予想通りゴールデンイーグルスが勝利か。」と思ったのだが・・・。
「勝負は下駄を履く迄判らない」とは良く言った物で、1アウトからよもやの5失点で、ゴールデンイーグルスはサヨナラ負けを喫する事に。99.99%勝ちゲームだった試合を落としたのだからゴールデンイーグルスにとっては非常に痛い結果だし、逆にファイターズにとっては意気上がる結果と言える。
初戦は共に波乱含みの展開だった第2ステージ。今日以降は、どんな闘いとなるのだろうか?
先ずは「ジャイアンツvs.ドラゴンズ」戦。試合前は僅差の闘いを予想するも、ジャイアンツの先発ディッキー・ゴンザレス投手が1回表にいきなり5失点。レギュラー・シーズンでは15勝2敗と安定感抜群だった投手とは思えない、まさかまさかの大誤算と言える。ジャイアンツ打線はドラゴンズ先発の小笠原孝投手の前にポップ・フライが目立ち、終わってみれば「2対7」とジャイアンツの大惨敗といった感じだった。
大黒柱で在るゴンザレス投手で試合を落としたのはジャイアンツ・ファンとして非常に悔しいけれど、「それだけ彼の調子が悪かった。」と気持ちを切り替えるしかない。CSの対戦相手として怖さを感じていたドラゴンズだが、やはりこのチームは強かさを有している。もし今日の2戦目もドラゴンズが勝ったならば、2年前の悪夢が再び再現されそうな予感が・・・。
今季のレギュラー・シーズンでは原采配への不満や疑問を全くと言って良い程に当ブログでは記さなかったけれど、昨日の試合に関しては1つだけ疑問を呈したい。それは5回を投げ終えたゴンザレス投手が降板し、6回表からマイケル中村投手を登板させた事。いきなりトニー・ブランコ選手の頭部に球をぶつけてしまい、危険球退場させられた彼だが、何故あの場面で彼を起用したのだろうか?これは結果論で言っている訳では無く、レギュラー・シーズンでも彼は登板する度に「火に油を注ぐ」結果で終わっていた印象が在る。(レギュラー・シーズンの防御率は6.18。)彼が登板すると、相手チームのファンから歓声が湧いていたし。5回裏を終えて「1対6」と5点差ならば、未だ未だ試合がどう転ぶか判らない状況。マイケル投手には申し訳無いけれど、彼が登板した時点で「敗戦処理」の様な感じが自分はしたし、同じ様に感じた人(これはジャイアンツ・ファンのみならず。)も少なくなかったのではないだろうか。「右肘の張りを訴え、CSでの登板が危ぶまれているセス・グライシンガー投手。」や「新型インフルエンザに罹患した為、CSでの登板が絶望視されている久保裕也投手。」等、ジャイアンツの投手事情の厳しさは判るが、それにしても「もっと他の選択肢が在ったのでは?」という気がしてならない。
一方の「ファイターズvs.ゴールデンイーグルス」戦。こちらはダルビッシュ有投手の戦線離脱が大きく、ファイターズの大苦戦を予想していた。試合は9回表を終えて「4対8」とゴールデンイーグルスが4点差で勝っており、9回裏は抑えの福盛和男投手が登板と、「予想通りゴールデンイーグルスが勝利か。」と思ったのだが・・・。
「勝負は下駄を履く迄判らない」とは良く言った物で、1アウトからよもやの5失点で、ゴールデンイーグルスはサヨナラ負けを喫する事に。99.99%勝ちゲームだった試合を落としたのだからゴールデンイーグルスにとっては非常に痛い結果だし、逆にファイターズにとっては意気上がる結果と言える。
初戦は共に波乱含みの展開だった第2ステージ。今日以降は、どんな闘いとなるのだろうか?
贔屓チームの対戦は見ていて胃が痛くなる事が多いのですが、試合巧者のドラゴンズ相手の試合は、その殆どで胃がキリキリする思いが。今日の試合なんぞも、そういった展開でした。ドラゴンズが中押し&駄目押し出来ない状態では在ったものの、試合の流れとしてはドラゴンズ優勢が続いており、「2対4」とされた時点で「嗚呼、これで対戦成績は2勝2敗の五分に並ばれた・・・。」と覚悟していました。それをうっちゃったのですから、これはジャイアンツにとって大きい。ドラゴンズ・ファンの方々には申し訳無いけれど、何とか明日に日本シリーズ進出を決めて欲しいと願っております。
パ・リーグはゴールデンイーグルスが、土俵際で何とか踏み止まったという感じですね。岩隈&永井両投手は勿論素晴らしいけれど、気迫という点で田中投手は上回っていると常々思っていましたが、今日の試合でそれを改めて感じました。