ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

若さに圧倒された

2011年09月26日 | 其の他

中年のおっさんの日常なんぞ、余程マニアックな人で無い限り興味は無いだろうが、今日は此の3連休に自分が何をしたか書いてみたい。とは言っても、初日の23日(金)は専ら家で過ごした。部屋の片付けをしたり読書をしたりと、特記する要素も無いので省略させて貰う。

 

2日目の24日(土)は墓参りに行ったのだが、人の多さに驚いてしまった。毎年、此の時期に墓参りをしており、御彼岸という事で混んでいるのはなのだけれど、其れにしても墓参者が多い事。例年の2倍近く居た感じで、決して広くは無いと雖も、駐車場がほぼ一杯だったのは初めての経験。墓に手向けられた花の多さも、例年以上だったと思う。

 

「何で今年は、こんなに墓参者が多いのだろうか?」と考えたのだが、思い付いたのは「余りにも天災の多い今年だからではないだろうか。」という事。宗教は一切信じていない自分だけれど、悩み等を抱えた時は御先祖様に手を合わせる事は少なくない。自らが起因する悩み等なら仕方無いけれど、人知の及ばない天災に起因する悩みならば、御先祖様についつい頼ってしまうというのは理解出来る。

 

墓を綺麗に清掃し、花を手向けて、墓前で手を合わせて“挨拶”する。濁った心が清らかになって行く感が在り、「墓参して良かった。」と思う一瞬だ。

 

そして3日目の25日(日)、即ち昨日の事だが、午前中に美術展に足を運び、午後は高校の文化祭を見に行った。文化祭を見に行くのは、ウン十年振りの事。(記憶違いで無ければ、大学を卒業して以降初めて。)校内に足を踏み入れて感じたのは、「時代が違うなあ。」という事。自分が学生だった頃は、通り過ぎる男子学生達の体臭(汗臭さがメイン。)がワッと押し寄せる感じだったけれど、今の男子学生達は爽やかなフレグランス漂い、汗臭さとは無縁の雰囲気。下駄を鳴らして奴が来る 腰に手拭いぶら下げて 学生服に染み込んだ 男の匂いが遣って来る♪」(動画)なんて世界は、もう死滅してしまった。

 

文化祭の出し物や模擬店の雰囲気も、自分達の頃とは大分変わっていたけれど、(生徒達や教師達が演奏する)ライヴを見守る生徒達の熱さは、自分が学生だった頃と変わらなかった。中年のおっさんと化した自分達の世代でも乗り乗りの雰囲気になる事は今でも在るけれど、でも10代の子の弾けん許りの熱い乗りの良さには到底及ばない。自分では未だ未だ若い積もりだが、若さに圧倒されてしまった。と同時に、若さを体内に取り込めた様にも・・・っておっさん臭い表現だけれど。


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