ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

就任するならば専任で

2015年10月21日 | スポーツ関連

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由伸監督就任要請熟考へ『大変光栄な話。良く考えたい。』」(10月20日、スポニチ

 

巨人・高橋由伸打撃コーチ兼任外野手(40歳)が20日、内のホテルで球団側から監督就任要請を受けた。

 

高橋は「神宮で負けてから、選手として来季に向けて、気持ちを切り替えていた。未だ未だ(現役として)出来るのではないかという思いが在る。大変光栄な話とも思います。」と話し、受諾に付いては「時間を頂けるという事なので、良く考えたい。」と、熟考する意向を示した。

 

又、兼任監督に付いては受けるとすれば自分自身、兼任監督は無いと思う。と否定的だった。

 

巨人は19日に原辰徳監督(57歳)の退任を発表。白石興二郎オーナー(69歳)が「原野球継承して、新しい風を吹き込んでくれる人。継承し、発展させる強い意志が在り、努力をしてくれる人。」と後任候補の条件を挙げていた。

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「新監督が金本知憲氏とは、タイガースも良いチョイスをしたなあ。其れに対して、我がジャイアンツの(新監督)最有力候補が江川卓氏とは最悪だ・・・。」と思っていたら、昨日、意外な展開に。伝わって来る情報を考え合わせると、来季のジャイアンツ監督は高橋由伸選手で確定と言って良いだろう。

 

一番就任して欲しいのは松井秀喜氏だが、彼自身がジャイアンツの監督就任を避けているが在り、「少なくとも今回(の就任)は100%無いだろうな。」と思っていた。そうなると、高橋選手の就任はベターに思う。(彼の女性スキャンダルを問題視する向きも在るけれど、個人的には明白違法行為が無い限り、男女関係の問題はどうでも良いと思っている。)、高橋選手が監督に就任した場合、気になる点が2つ在る。

 

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ジャイアンツ歴代監督

 

初代:三宅大輔氏(就任:40歳、退任:42歳)

2代:浅沼誉夫氏(就任:44歳、退任:45歳)

3代:藤本定義氏(就任:31歳、退任:38歳)

4代/6代:中島治康氏(就任:33歳、退任:34歳)/(就任:36歳、退任:38歳)

5代:藤本英雄就任:25歳、退任:28歳

7代:三原脩氏(就任:35歳、退任:38歳)

8代:水原茂氏(就任:40歳、退任:51歳)

9代:川上哲治氏(就任:40歳、退任:54歳)

10代/14代:長嶋茂雄氏(就任:38歳、退任:44歳)/就任:56歳、退任:65歳

11代/13代:藤田元司氏(就任:49歳、退任:52歳)/(就任:57歳、退任:61歳)

12代:王貞治氏(就任:43歳、退任:48歳)

15代/17代:原辰徳氏(就任:43歳、退任:45歳)/(就任:47歳、退任:57歳)

16代:堀内恒夫氏(就任:55歳、退任:57歳)

18代[未定]:高橋由伸選手(就任:40歳、退任:?歳)

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途中で退任しているケースも在るので、就任年齢は“監督就任1年目の1月1日時点”で、又、退任年齢は“監督を退任した年の12月31日時点”の物を記した。歴代監督の就任年齢を見ると、“川上氏以降”は原則的に「長幼の序」、即ち新任監督は、退任した監督よりも若い。」というのが守られている。長嶋氏が最初に退任した際、王氏が退任した際、そして原氏が最初に退任した際は、「球団から解任された。」というのが実際で、緊急避難的なケースだった、後任監督は“年上”となった。そうなると原則に基づけば、高橋選手より1歳年上の松井氏のジャイアンツ監督就任は“無し”となる訳だ。

 

とは言え、松井氏程の大物の場合、例外としてジャイアンツの監督に就任する事になるとは思うけれど、高橋選手が監督になったら最低でも5年間は務めるだろうから、暫くは(ジャイアンツの)松井監督の誕生が無いだろう。

 

気になる2つ目の点は、「高橋選手が“兼任監督”になるのか、其れとも“専任監督”になるのか?」だ。此方の情報によると、日本球界で兼任監督を務めたのは37人だとか。「こんなにもたのか。」という驚きは在るが、南海ホークス鶴岡一人(山本一人)氏以外は「兼任監督として成功した。」と言い難い。(野村克也氏の場合、8年間で優勝は1回だけ。)最近で言えば、古田敦也氏と谷繁元信氏が兼任監督だったけれど、はっきり言って失敗したと思っているし。

 

二刀流”として有名な大谷翔平投手も、投手としては素晴らしい成績を残しているものの、野手としては物足りない成績と言って良い。事程然様に兼任で結果を残すというのは至難の業。「受けるとすれば自分自身、兼任監督は無いと思う。」と高橋選手は言ったそうだが、「監督に就任するならば専任で。」と自分も思う。

 

監督を要請した以上、ジャイアンツは最低でも5年間は彼に監督を任せるべきだし、又、補強面等で徹底的なサポートをして貰いたい。


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