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「日本一から遠ざかって何年?」
[セ・リーグ]
スワローズ:1年(2021年~)
ベイスターズ:24年(1998年~)
タイガース:37年(1985年~)
ジャイアンツ:10年(2012年~)
カープ:38年(1984年~)
ドラゴンズ:15年(2007年~)
[パ・リーグ]
バファローズ:26年(1996年~)
ホークス:2年(2020年~)
ライオンズ:14年(2008年~)
ゴールデンイーグルス:9年(2013年~)
マリーンズ:12年(2010年~)
ファイターズ:6年(2016年~)
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今年の日本シリーズ、個人的にはバファローズを応援している。普段はスワローズもバファローズも応援してはいないのだが、基本的に“判官贔屓な気質”が在るので、昨年日本一になったスワローズでは無く、日本一から26年遠ざかっているバファローズの方に、肩入れしたくなるのだ。
25日の第3戦を終えた時点で「スワローズの2勝1引き分け」という結果も然る事乍ら、「第2戦では9回表を終えた時点で『0対3』とバファローズが勝っていたのだが、其の裏にスワローズの内山壮真選手に3ランを打たれて同点に追い付かれた。」という“余りにも痛い引き分け”だった事で、「スワローズの連覇で決まりかなあ。」と感じた。
でも、第4戦、第5戦、そして昨夜の第6戦をバファローズ3連勝し、「3勝2敗1引き分け」とバファローズが日本一に王手を掛ける事に。「勝負は、下駄を履く迄判らない。」というのを改めて思い知らrされた。(という事は、スワローズの猛逆襲も十二分に考えられる訳だが・・・。)
日本シリーズの様な短期決戦では、ラッキー・ボーイの存在が重要視される。「絶好調な選手を生み出してしまうと、其の選手が所属するチームを勢い付かせてしまう。」事が多いのだ。第3戦を終えた時点では、「スワローズのホセ・オセナ選手&青木宣親選手」がラッキー・ボーイという感じだったが、第5戦から流れが変わった様に感じる。
第5戦でサヨナラ2ランを含む2本のホームランを放った吉田正尚選手がラッキー・ボーイという考え方も出来るが、彼は第6戦では無安打に終わっている。個人的には「第5戦からスワローズに、ラッキー・ボーイでは無く、アンラッキー・ボーイが生まれてしまった。」という気がしている。
スワローズに生まれてしまった案ラッキー・ボーイとは、クローザーのスコット・マクガフ投手の事だ。第5戦の9回裏、「3対4」とスワローズが勝っている状況で登板した彼は、「自らの“悪送球”で同点に追い付かれ、サヨナラ2ランを打たれる。」という結果に。そして、昨夜の第6戦では、9回表に「0対1」とスワローズが負けている状況で登板。「無失点で切り抜け、9回裏、味方の反撃に期待する。」という結果を求められるも、「又しても悪送球絡みで、致命的な2失点を喫してしまった。」のだった。
第1戦&第2戦では、きちんと結果を残しているスコット・マクガフ投手だけに、第7戦以降はラッキー・ボーイに転じられるか?又は、此の儘アンラッキー・ボーイで終わってしまうのか?何はともあれ、今夜の第7戦も、白熱した好ゲームを期待したい。