昨夜、日本シリーズの第7戦が行われ、「1対7」で勝利したタイガースが日本一を達成した。同チームが日本一になったのは、1985年以来38年振りの事。当時、日本ではチェッカーズの「ジュリアに傷心」【動画】が流行っていた(発売自体は、前年11月だが。)という事なので、過ぎ去った年月の長さを痛感する。
シリーズ前は、そんなに関心が無かった。タイガースもバファローズも、レギュラー・シーズン中に応援しているチームでは無いし、「昨季迄応援していたジャイアンツと同じセ・リーグの仲間という事で、タイガースに頑張って貰いたいなあ。」位の気持ちしか無かった。
とは言え、「3年連続で日本シリーズに進出しているバファローズなので、幾らセ・リーグで打っ千切りの優勝を果たしたタイガースとはいえ、日本一は難しいだろうな。」という思いも。正直言って、「4勝1敗で、バファローズが日本一。」というのが、シーズン前の予想だった。
第1戦を「0対8」でタイガースが圧勝しても、「バファローズが日本一達成。」という考えは全く変わらなかった。なので、第2戦で「8対0」と今度はバファローズが圧勝した時は「矢張りなあ。」と思ったっけ。
ところが、第3戦を終えた時点で、「タイガースの日本一も在り得そう。」という思いに。此の試合、「4対5」でバファローズは勝ったものの、タイガースの“集中打”に怖さを感じたからだ。
そして、第4戦は「4対3」、第5戦は「6対2」と、其れ其れタイガースが勝利。通算成績は「3勝2敗」と、タイガースが日本一にリーチを掛ける事に。
第6戦は「5対1」とバファローズが勝利し、通算成績で「3勝3敗」と逆リーチを掛けたものの、個人的には「レギュラー・シーズン中から感じていた『投球を見極め切って四球を選び、集中打を浴びせて大量点に結び付けるというタイガースの怖さ。』が、日本シリーズでも健在だった。」事から、「タイガース打線が“爆発”するのでは?」と踏んでいたが、其の通りに。
タイガースの選手達、そしてファンの方々、本当におめでとう!!!(タイガース・ファンの後輩も、歓喜の美酒に酔っている事だろう。)
過去の記事でも記したが、「今季のタイガースは本当に強かったし、油断さえしなければ、来季以降もずっと優勝争いに絡んで来るのは確かだろう。」と思っている。連覇だって、決して夢では無い。抑、「12球団で最も熱いファンを有している。」と言われるタイガースが、38年も日本一に成れなかった事自体ががおかしいのだ。
ホント、両チーム戦力均衡の見ごたえあるシリーズでしたね。でも正直、第4戦&第5戦は、「逆ナカジマジック」で勝たせてもらったような気がします。
感動の日本一、勝利の美酒にありつきたかったところですが、健康診断前ってことで自粛しました…年取ったなぁ(笑)
タイガースの日本一達成、本当におめでとう御座いました。38年前は中1だったんですね。前回、選手としてタイガースの日本一に貢献した岡田彰布氏ですが、其の年に息子さんが生まれていたという事で、其の彼がTV番組のインタヴューに答えていました。映像的には写真のみでしたが、立派なおっさんとなっており、御子さんも居られるとか。詰まり、岡田監督にとっては御孫さんという事で、過ぎ去った年月の長さを改めて感じました。
“逆ナカジマジック”、確かにそういう感じも在りますが、決まれば決まったで“名采配”となる訳で、正に紙一重だったと思います。其れだけ、全試合が白熱していましたね。
記事でも書きました様に、油断さえ無ければ、当分はタイガースの“天下”が続く様に思います。一方、我がジャイアンツは・・・。
健康診断の結果が芳しい事を御祈りしてます。