歴史や温泉巡り、読書、食べ歩き等、趣味は結構在る方だが、映画鑑賞も其の1つ。此れ迄に書いて来た映画関連の記事は216件。5年前の「見ずに死ねるか!」では「自分の中での『名作洋画ベスト10』」、2年前の「断トツで好きなミュージカル映画」では「自分が断トツで好きなミュージカル映画」を、そして同じく2年前の「SF映画ベスト10」では「自分の中での『SF映画ベスト10』」を記して来た。
今日は、「洋画主題歌ベスト15」を選んでみた。「ベスト10」とした方が収まりが良いのだろうけれど、余りにも名曲が多いので、ベスト10にしてしまうのは厳しかった。又、“主題歌”としたけれど、厳密に言えば主題歌では無かったり、正式なタイトルとは異なっている物が含まれているかも知れない。一般的に主題歌と受け止められていたり、そういうタイトルで呼ばれていたりする物と解釈して戴ければ幸いだ。
因みに、15年前に「アメリカ映画主題歌ベスト100」というのが発表されている。どんな内容かは、リンク先で確認して欲しい。
では、「洋画主題歌ベスト15」を発表する。
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「洋画主題歌ベスト15」
2位: 「サウンド・オブ・ミュージックのテーマ」【動画】(「サウンド・オブ・ミュージック」)
3位: 「ゴッドファーザー 愛のテーマ」【曲】(「ゴッドファーザー」)
5位: 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」【歌】(「タイタニック」)
7位: 「ミッション:インポッシブルのテーマ」【曲】(「ミッション:インポッシブル・シリーズ」)
8位: 「ムーン・リヴァー」【動画】(「ティファニーで朝食を」)
10位:「サウンド・オブ・サイレンス」【歌】(「サウンド・オブ・サイレンス」)
11位:「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」【歌】(「カサブランカ」)
12位:「スター・ウォーズ・シリーズのテーマ」【曲】(「スター・ウォーズ・シリーズ」)
14位:「ハリー・ライムのテーマ」【曲】(「第三の男」)
15位:「ジェームズ・ボンドのテーマ」【曲】(「007シリーズ」)/「フラッシュダンス・・・ホワット・ア・フィーリング」【動画】(「フラッシュダンス」)
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映画音楽、私も大好きです。映画が好きな事もありますが、音楽についてもいい曲は何回も聴くのが好きで、家で暇があればサントラCDを聴いたり、外出しててもMPプレイヤーで聴いたりしてます。
で、私も自分の洋画主題歌ベスト15を選ばさせていただきます。この15曲は、何度も聴いた回数の多い順番という事でもあります。giants-55さんのベストとダブる曲も何曲かありますね。なお後ろには参考として作曲者、演奏者、歌手の名前も付記しました。
1位「ハリー・ライムのテーマ」(第三の男)作曲・演奏:アントン・カラス
2位「禁じられた遊び」 演奏:ナルシソ・イエペス
3位「太陽がいっぱい」 作曲:ニーノ・ロータ
4位「エデンの東」 作曲:レナード・ローゼンマン 演奏:ヴィクター・ヤング楽団
5位「ロシアより愛をこめて」(007/ロシアより愛をこめて)歌:マット・モンロー
6位「テリーのテーマ」(ライムライト) 作曲:チャールズ・チャップリン
7位「鉄道員」 作曲:カルロ・ルスティケリ
8位「地下室のメロディー」 作曲:ミシェル・マーニュ
9位「スター・ウォーズのテーマ」(スター・ウォーズ) 作曲:ジョン・ウィリアムス
10位「遥かなる山の呼び声」(シェーン) 作曲:ヴィクター・ヤング
11位「死ぬほど愛して」(刑事) 作曲:カルロ・ルスティケリ 歌:アリダ・ケッリ
12位「ムーン・リバー」(ティファニーで朝食を) 作曲:ヘンリー・マンシーニ
13位「さすらいの口笛」(荒野の用心棒) 作曲:エンニオ・モリコーネ
14位「さすらいのジャンゴ」(続・荒野の用心棒) 歌:ベルト・フィア
15位「男と女のテーマ」(男と女) 作曲:フランシス・レイ
ベスト5はそれこそ月に1~2度はCDで聴いてて、その度心が癒されます。映画を思い出して涙が出ることもあります。「禁じられた遊び」は今でもギターで弾けます。また「ロシアより愛をこめて」は英語の歌詞も丸暗記してまして、カラオケでも私の定番曲です(笑)。
こうして見ると、ヨーローッパ映画が多いですね。それも「スター・ウォーズ」以外はすべて1960年代以前。この時代いかに時代を超える名曲が多かったか、あるいは素晴らしい作曲家が多かったかが分かります。
giants-55さんのベスト15には西部劇主題歌がありませんが、私はそれらも大好きで、西部劇映画主題歌だけでベスト15が作れるほどあります。おマケとして、上に挙げた以外の大好きな西部劇映画主題歌を列記しておきます(順不同)。
「OK牧場の決闘」 作曲:ディミトリ・ティオムキン 歌:フランキー・レイン
「ジャニー・ギター」(大砂塵) 作曲:ヴィクター・ヤング 作詞・歌:ペギー・リー
「ハイ・ヌーン」(真昼の決闘) 作曲:ディミトリ・ティオムキン 歌:テックス・リッター
「夕陽のガンマン」 作曲・演奏:エンニオ・モリコーネ
「いとしのクレメンタイン」(荒野の決闘)
「荒野の七人のテーマ」(荒野の七人) 作曲:エルマー・バーンステイン
「遥かなるアラモ」(アラモ) 作曲:ディミトリ・ティオムキン 歌:ブラザース・フォー
「大いなる西部」 作曲:ジェローム・モロス
「帰らざる河」 歌:マリリン・モンロー
映画関連の記事を書いた時点で、Kei様の書き込みを御待ちしておりました。書かれている作品を拝見すると、Kei様の映画に対する熱い思いが伝わって来て、映画ファンの1人として嬉しいです。
で、「あー!」という思いが。2位の「禁じられた遊び」、完全に頭から抜け落ちていました。此の曲も名曲ですよね。作品の内容も然る事乍ら、此の曲も忘れ難いです。
映画は大好きなのですが、特定の分野に関しては余り見ていなかったりします。一番見ない分野はホラー系。ビビりというのが在るのですが、例外的に見たのは「エクソシスト」や「オーメン」、「スクリーム」位。恋愛映画も余り見ませんが、実は西部劇映画も積極的には見ていないんです。でも、「シェーン」は好きです。
昔の洋画は其の主題歌を耳にすると、様々な場面がパッと思い浮かんだものですが、最近はそういう作品が稀有ですね。此れは、歌謡曲(もう死語になりつつ在りますけれど。)にも言える事ですが。
ゴッドファーザー愛のテーマ、タラのテーマ、ムーンリバーも大好きですが、スターウォーズの銀河を思わせる音楽は素晴らしいです。SWは、ジョージルーカスと共に、音楽担当のジョンウイリアムズが生み出した世界観と言われていますが、名曲は、映画世界のみならず、音楽やメディアを通じてどこまでも拡散するものだと思います。
映画の物語が父親であるならば、音楽は母であり、現場での化学反応によって、生まれたもので、そのミックスが重要なのだ、と思います。これは、ブログで映画の感想を書いていても思うのですが、面白い映画からは、やはり、面白い論評が生まれるもので、それは、音楽も同じなのだと思います。逆に、音楽が良いものは、大衆受けが無くとも、その奥底に名作のポテンシャルが在るのではないか、と思います。僕は、お気に入りなんですが、北野映画において、久石譲さんの素晴らしい音楽があって、そのタッグが上手く行っていた時代、というのは、やはり世界から評価されるような名作があった、輝かしい過去、があったと思います。
ホラーは僕も苦手です。バイオレンスはどんな苛酷なものも平気なんですが、人知を超えた非常識な世界観には、理解が生まれません。
「ムーン・リヴァー」や「男と女のテーマ」が“しっとりとした余情を感じさせる曲”とするならば、
「ゴッドファーザー 愛のテーマ」や「タラのテーマ」、「スター・ウォーズ・シリーズのテーマ」は“壮大さを感じさせる曲”と言っても良いでしょうね。「スター・ウォーズ・シリーズのテーマ」なんぞは、彼の出出しを耳にしただけで、壮大な宇宙が頭の中に浮かびますし。
「映画の物語が父親で在るならば、音楽は母で在り、現場での化学反応によって、生まれた物で、其のミックスが重要。」、凄く良い喩えだと思うし、其の通りですね。勿論、例外は在りますが、近年の映画は“表現上の技術”に拘る一方で、音楽には其れ程気を配っていない様な気がします。
ホラー好きの人からすると其れが魅力なのでしょうが、血が飛び散る様なスプラッター・シーンは、どうにも苦手。