ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

修学旅行

2020年06月27日 | 其の他

6月27日付け京都新聞では、修学旅行に付いて取り上げていた。日本修学旅行協会が調査した2018年度の都道府県別旅行先によると、京都府中学では東京都大阪府を抑えて1位。高校でも沖縄県、東京都に次ぐ3位だとか。「そうだろうな。」という思いが在る。自分も「修学旅行先=京都府」というイメージが在るので。

小学校3年の時、父親の転勤によって関東圏に引っ越した。以降、ずっと関東圏で暮らしている。小学校の時、林間学校で訪れたのは日光栃木県)だった。中学校での修学旅行先は京都府と奈良県、高校では岡山県広島県、そして山口県だった。当時の関東圏の学生だと、似た様な感じだったのではなかろうか。

社会人になったウン十年前、仕事でタイを訪れた際、空港で中学生の集団を見掛けた。修学旅行がタイの私立中学生という事を知り、「修学旅行先が海外かあ・・・。」と驚いたのを覚えている。「昔に比べると航空費代が大幅に下がり、物価も安い等、国内を旅するのと大きく変わらなくなった。」というのは在ろうけれど、「子供の頃、海外は遠い存在だった。」という自分にとって、「修学旅行先が海外って、何と贅沢な。」という思いが拭えなかったのだ。

修学旅行の思い出は色々在る。「家では風呂に1人で入るのに、同級生と一緒に入らなければならない恥ずかしさ。(思春期の男子にとっては「生えているor生えていない」、「ナニの大小」というのが、非常に気になったりするので。)」、「同級生と共に、女子風呂を覗きに行った事。」、「部屋で枕投げをしたり、エロ話をした事。」等々、今となっては他愛無い事だけれど、とても懐かしい思い出の数々。

話を元に戻すが、京都新聞の記事では「新型コロナウイルスの感染拡大により、“3密”を避ける事が指摘されている事で、修学旅行のスタイルも激変するのではないか?」としている。大広間で皆と食事をしたり、部屋で枕投げをしたりという“集団ならではの密発生”を避けなければならないからだ。学校もそうだが、受け入れ先の対応も又、「大変だなあ。」と思ってしまう。

修学旅行自体の意義を問い、修学旅行を廃止した学校も出ていると言う。家庭にとっては馬鹿にならない金額だし、必要性を問う声が出るのも判らないでは無いけれど、「若い時、集団で行動する事で得られる物。」というのは間違い無く在ると思うし、懐かしい思い出が残っている身からすると、修学旅行は「在り。」だと考える。新型コロナウイルス感染拡大で大変だろうが、大人達が知恵を絞って、子供達に“楽しい修学旅行”をさせて上げて欲しい。


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