ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「許せん!!!でも・・・。」

2014年04月06日 | 其の他

禍福は糾える縄の如し」という成句が在る。幸福と不幸は表裏一体で、代わる代わるに来るもの。という意味だが、「昔の人は、上手い事を言ったものだ。」と思う。我が身を振り返っても、良い事が在れば、其の後には(良い事が帳消しされるレヴェルの)悪い事が起こっている。「良い事が少なく無かった1年」が在れば、其の翌年という事では必ずしも無いにせよ、後に「悪い事が多かった1年」というのが遣って来る

 

gooブログで40型の液晶TVが当選する等、比較的良い事が続いた2008年。しかし、其の翌年の2009年は、空き巣に入られる等、悪い事が続いた。東日本大震災や長年飼っていた愛犬の死等、悪い事許りが続いた2011年だが、其の翌年の2012年は宝籤で100万円を引き当てる等、良い事が少なく無かったのだから、差配なのかなあ。」と感じたりも。

 

今年の2月、除雪作業中に顔面に怪我を負った事を記したが、先月、近場のスーパーの駐車場に車を停めていた際、当て逃げされてしまった。買い物時間は10数分で、戻って来たら、バンパー半端無く凹まされているではないか。ぶつけたと思われる車は既に無く、周りを見回しても監視カメラらしき物は皆無。“犯人”を見付け出せる可能性がに等しいのは頭で理解しているも、「許せん!!!」という思いが募り警察に連絡。

 

警察が到着し、型通り事情聴取が行われた。矢張り、監視カメラは皆無との事。掛けている任意保険では車両保険を付けておらず(今に当て逃げなんかされた事は無く、又、こんな襤褸車に付ける必要も感じなかったので。)、結局、修理代金約10万円は自腹を切る事に。自分に少しでも落ち度が在れば「致し方無い。」とも思え様が、理不尽な出費に憤りが。

 

商業施設内の駐車場でぶつけられたのは、実は初めてでは無い。今から10年近くになるが、巨大商業施設の駐車場に車を停め、買い物等で3時間程経ってから戻った所、バンパーが凹んでいた。ワイパーに紙切れが挟んで在ったので、引き抜いてみると、ぶつけた人物が記した物だった。ぶつけた事への謝罪の言葉の後に、「連絡が取れなかったので、近くのXX警察署待機します。御足労を掛けて、申し訳在りません。」と在り、当人の名前や住所、電話番号等も書かれていた。

 

其の方は40代と思しき女性で、XX警察署で2時間近くも待っていた様だ。心底申し訳無く思っておられ、真摯な対応だった。監視カメラが在ったのかもしれないが、当て逃げし様と思えば出来ただろうに・・・こういうきちんとした方も居られるのだ。今回の件で改めて、「彼の方は、極めて真面だったのだなあ。」と感じ入っ次第

 

「もう少し早く(乃至は遅く)駐車場に停めていたら、こんな目に遭わなくても済んだのに・・・。」と詮無い繰り言が口から出てしまったものの、能々考えれば、2年前に100万円を引き当てた宝籤も、「もう少し早く(乃至は遅く)買っていたら、引き当てられなかった。」訳で、「禍福は糾える縄の如し」と割り切る事に。


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2 コメント

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当て逃げはお気の毒でしたね。 (マヌケ)
2014-04-06 17:51:09
私はツタヤの駐車場でやられたことがあります。 防犯カメラは全体をカバーしてはいますが、細部は不鮮明ですし、死角がたくさんありまして、相手のナンバーなどが全く判明しませんでした。 それよりなにより、駐車場でのいざこざは自己責任で、お客様どうしで解決してくださいというとても冷たい対応で、あきらめました。 日本人は礼儀正しく、律儀でまじめというのは、そういう人が概して多いということで、皆が皆そうではなく、誰も見ていなければいいやとか、逃げちゃえとか、もらっちゃえという人もたくさんいるわけです。 人生は結局ゼロサムだと私は考えますので、いつかの損はいずれどこかで穴埋めされるようになっているものと信じています。 
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>マヌケ様 (giants-55)
2014-04-06 22:22:16
書き込み有難う御座いました。

マヌケ様も、同様の目に遭われていたのですね。仰る様に、正直に生きている者が少なくない一方、少なからずの悪質な人間も居る。そんな連中の為に、性善説を放棄してしまう人も居るのでしょうから、色んな意味で“犯罪者”には憤りを覚えます。

4年前、空き巣に入られる前迄は「こんな襤褸家を狙う空き巣なんて居る訳が無い。」と思っていましたし、世の中の空き巣の多さを意識した事も在りませんでしたが、いざ自分が被害者の側になると、「こんな家でも入られるんだなあ。」とか「こんなにも空き巣被害って多いんだなあ。」と痛感させられました。

今回、初めて当て逃げに遭った訳ですが、其れ迄は自分が被害者の側になるなんて考えてもいなかったし、被害後にネットで「当て逃げ」に関する情報を集めた結果、思っていた以上に被害が多い事に驚かされました。中には「短期間に2度も遭い、共に泣き寝入りするしかなかった。」なんていう気の毒な方も居られ、「そういう方に比べれば、自分が未だ増しな方なのだなあ。」と自分を慰めてもおります。

「人生は結局ゼロサム。」、そう思いますね。マイナス思考や恨みを引き摺っていても、結局は我が身を心身共に腐らせるだけですし、「良い人生勉強をした。」と、今は捉えています。

勉強と言えば、今回の件で学んだのは、「当て逃げに遭う可能性を減じる方法(死角に入る場所を避ける等。)」や「車載カメラ」に付いて。最近はトラブル防止の意味合いから、車載カメラを購入&設置する人が増えているという話は聞き及んでいましたが、改めて車載カメラの詳細を調べ、知識にする事が出来ました。
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