原辰徳監督の采配の妙、補強の成功、選手個々の頑張り等々、ジャイアンツが日本一を達成出来た要因は幾つか挙げられ様が、昨日のスポーツ紙に載っていたファイターズ関係者のコメントを読み、改めて大きな要因を痛感させられた。
*********************************
*********************************
「試合毎に投打の攻め方が、同じ形で徹底していた。」というのが、今季のジャイアンツの選手達に強く感じた事。「迷いが無い攻め」と言っても良いのだろうが、そういった事が出来る様になった背景には、今季から戦略コーチとなった橋上秀樹氏、そしてバッテリー・コーチとなった秦真司氏の存在は大きいだろう。“ノムさん”の下でID野球を叩き込まれた両者が加わった事で、相手チームの分析が詳細に行われたのではないだろうか。「備え有れば患い無し」で、他の11チームも当然データ分析は行っているけれど、其の精度や用い方が、ジャイアンツは上回った気がしている。
昨日のスポーツ紙には、日本シリーズに関する様々なデータが載っていた。面白いデータが幾つか在ったので、今回はクイズ形式で紹介してみたいと思う。
*********************************
【問3】日本シリーズに此れ迄進出した“チーム”の中で、日本一になった回数が“3番目に多い”チームが2つ在る。其の2つのチームとは?
【問4】日本シリーズに“監督として4回以上”出場した“人”の中で、“優勝率”が最も高いのは「11回出場し、全て日本一となった川上哲治監督(優勝率:1.000)。」だが、では2番目に高い人は誰?
【問5】日本シリーズに“監督として4回以上”出場した“人”の中で、“優勝率”が最も低いのは「8回出場し、一度も日本一になれなかった西本幸雄監督(優勝率:.000)。」だが、では2番目に低い人は誰?
*********************************
【問2】は簡単かもしれない。【問4】は年配の方じゃないと、答えるのは難しいだろう。で、【問5】だが、此れは個人的に意外な人物だった。そう言われてみれば、「嗚呼、確かにそうだ。」と思ったけれど、“名将”のイメージが非常に強いので、最初目にした時は「えーっ!」と驚いてしまった。
では、答えを記す。
*********************************
【答1】3人
【答2】ベイスターズ
【答3】スワローズ&ホークス
共に日本一になった回数は5回。尚、日本一になった回数が最も多いのは、ジャイアンツの22回。2番目は、ライオンズの13回。
【答4】三原脩監督
ライオンズ及びホエールズの監督時に5回出場し、日本一を4回達成。即ち、優勝率は「.800」。
【答5】落合博満監督
ドラゴンズ監督時に5回出場し、日本一を1回達成。即ち、優勝率は「.200」。
*********************************