ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

日本シリーズに関するクイズ

2012年11月05日 | スポーツ関連

原辰徳監督の采配、補強の成功、選手個々の頑張り等々、ジャイアンツ日本一を達成出来た要因は幾つか挙げられ様が、昨日のスポーツ紙に載っていたファイターズ関係者のコメントを読み、改めて大きな要因を痛感させられた。

 

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稲葉篤紀選手:遣り切った感じと悔しさの両方ですかね。細かい事の重要性、ジャイアンツは研究もしてるなと感じたし、少しの差が・・・。
 
 
吉井理人投手コーチ:闘う前の準備が、ジャイアンツの方が上だった。投球の癖、配球の癖も含め、武田勝吉川は研究されていた。
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「試合に投打の攻め方が、同じ形で徹底していた。」というのが、今季のジャイアンツの選手達に強く感じた事。「迷いが無い攻め」と言っても良いのだろうが、そういった事が出来る様になった背景には、今季から戦略コーチとなった橋上秀樹氏、そしてバッテリー・コーチとなった秦真司氏の存在は大きいだろう。ノムさん”のID野球を叩き込まれた両者が加わった事で、相手チームの分析が詳細に行われたのではないだろうか。「備え有れば患い無し」で、他の11チームも当然データ分析は行っているけれど、其の精度や用い方が、ジャイアンツは上回った気がしている。
 
昨日のスポーツ紙には、日本シリーズに関する様々なデータが載っていた。面白いデータが幾つか在ったので、今回はクイズ形式で紹介してみたいと思う。
 
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【問1】昨日の第6戦ではジャイアンツの高木京介投手が勝利投手となったが、“日本一決定試合”で新人投手が勝利投手となったのは、彼を含めて此れ何人?
 
【問2】日本シリーズに此れ迄進出した“チーム”の中で、“優勝率”(勝率では無い。)が一番高いのは何処
 
【問3】日本シリーズに此れ迄進出した“チーム”の中で、日本一になった回数が“3番目に多い”チームが2つ在る。其の2つのチームとは?
 
【問4】日本シリーズに“監督として4回以上”出場した“人”の中で、“優勝率”が最も高いのは「11回出場し、全て日本一となった川上哲治監督(優勝率:1.000)。」だが、では2番目に高い人は誰?
 
【問5】日本シリーズに“監督として4回以上”出場した“人”の中で、“優勝率”が最も低いのは「8回出場し、一度も日本一になれなかった西本幸雄監督(優勝率:.000)。」だが、では2番目に低い人は誰?
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【問2】は簡単かもしれない。【問4】は年配の方じゃないと、答えるのは難しいだろう。で、【問5】だが、此れは個人的に意外な人物だった。そう言われてみれば、「嗚呼、確かにそうだ。」と思ったけれど、“名将”のイメージが非常に強いので、最初目にした時は「えーっ!」と驚いてしまった。
 
では、答えを記す。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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【答1】3人 
1956年の稲生和久投手(ライオンズ)、2003年の和田毅投手(ホークス)、そして今回の高木京介投手が当該セ・リーグ所属の投手では、高木投手が初。
 
【答2】ベイスターズ
正確に言えばベイスターズの前身で在る「ホエールズ」が1960年に、そして1998年には「ベイスターズ」が其れ其れ日本シリーズに進出し、共に日本一を決めている。即ち、優勝率は「1.000」。
 
【答3】スワローズ&ホークス
共に日本一になった回数は5回。尚、日本一になった回数が最も多いのは、ジャイアンツの22回。2番目は、ライオンズの13回。
 
【答4】三原脩監督
ライオンズ及びホエールズの監督時に5回出場し、日本一を4回達成。即ち、優勝率は「.800」。
 
【答5】落合博満監督
ドラゴンズ監督時に5回出場し、日本一を1回達成。即ち、優勝率は「.200」。
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ドラゴンズ監督時の落合氏から、小馬鹿にした様な言動をしばしばされた原監督。原監督の采配に関しては何度も批判をして来た自分だが、大好きなチームの監督を軽んじる様な言動には、正直良い気持ちがしなかった。今回の日本一達成で、原監督の優勝率は「.750」(4回出場し、日本一達成は3回。)となり、落合監督の其れを大きく凌駕しているのは、素直に嬉しい。落合氏が名将というイメージは変わらないが、其の彼よりも上の原監督も、矢張り名将だ。

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