高島屋の立川店&岐阜店では今月の4日から、面白いサービスが試験導入された。これは「静かにショッピングを楽しみたい客に対して、店員が声を掛けるのを控えるというサービス」で、希望する客には「シーッ!」と人差し指を口元に立てた仕草の図が描かれたカードを渡し、それを首から下げて貰うというもの。英語の「Silent(静かな)、Easy(ゆったりとした)、Each(それぞれ)」の頭文字を取って「S.E.E.(シー)カード」と名付けられたこのカード、立川店では27日迄に利用した客は未だ5人だけだが、「今後も使いたい。」、「良いアイデア。」となかなか好評という。
このサービス、自分もなかなか良いアイデアだと思う。と言うのも、デパートに限らず店に商品を見に行った際、金魚の糞の如く店員に付き纏われるのが非常に嫌だからだ。店員の立場としては何とか商品を売り込みたいという思いが在るのは重々判るが、客の立場からすれば煩わしいだけで、余り酷い場合には今後その場所で商品を買いたくなくなる場合も在る。
以前、紳士服の製造&販売をしている某大手チェーンの店舗に足を運んだ際、「この店員はプロだ!」と唸ってしまう様な店員に出遭った。遠過ぎもせず、さりとて近過ぎもしない絶妙な距離に立っていた男性店員。年の頃は恐らく50歳前後だったろうか。スーツを物色している際にチラッとその店員の方を見たのだが、こちらを見ている訳でも無く、陳列されたスーツ整えていた。暫くブラブラ商品を眺めつつ、「このスーツは自分に合うかなあ?」と思った刹那、さり気無く自分の横にやって来て、実に自然な雰囲気で「何か御座いますか?」との問い掛けが。嫌味な程の世辞や押し付けがましいアドバイスも無く、人間性で客を包み込むといった感じで、結局彼が薦めるスーツを購入した。
「付かず離れず。」というのがプロの接客態度と言われるが、正に彼のスタンスはそれだった。こういう店員が多ければ、「S.E.E.カード」なんて無用の長物なのだろうが、「言うは易く、行なうは難し。」とは良く言ったもので、プロの接客態度迄到達するのはなかなか難しいのも事実だろう。
このサービス、自分もなかなか良いアイデアだと思う。と言うのも、デパートに限らず店に商品を見に行った際、金魚の糞の如く店員に付き纏われるのが非常に嫌だからだ。店員の立場としては何とか商品を売り込みたいという思いが在るのは重々判るが、客の立場からすれば煩わしいだけで、余り酷い場合には今後その場所で商品を買いたくなくなる場合も在る。
以前、紳士服の製造&販売をしている某大手チェーンの店舗に足を運んだ際、「この店員はプロだ!」と唸ってしまう様な店員に出遭った。遠過ぎもせず、さりとて近過ぎもしない絶妙な距離に立っていた男性店員。年の頃は恐らく50歳前後だったろうか。スーツを物色している際にチラッとその店員の方を見たのだが、こちらを見ている訳でも無く、陳列されたスーツ整えていた。暫くブラブラ商品を眺めつつ、「このスーツは自分に合うかなあ?」と思った刹那、さり気無く自分の横にやって来て、実に自然な雰囲気で「何か御座いますか?」との問い掛けが。嫌味な程の世辞や押し付けがましいアドバイスも無く、人間性で客を包み込むといった感じで、結局彼が薦めるスーツを購入した。
「付かず離れず。」というのがプロの接客態度と言われるが、正に彼のスタンスはそれだった。こういう店員が多ければ、「S.E.E.カード」なんて無用の長物なのだろうが、「言うは易く、行なうは難し。」とは良く言ったもので、プロの接客態度迄到達するのはなかなか難しいのも事実だろう。
商店の入り口の前で立ってお客を待っているのは
「ここから入ってくるなよ」とお客にメッセージを
送っていることになるそうです。
カウンターを拭いたり、品物を揃えたりしていると
昆虫の求愛行動のような「お客を呼ぶ動き」
になり、買い物しやすいと思えるのだそうです。
さて管理人さんが出会った販売の人は、
数少なくなったプロの店員さんですね。
同じ物を買うんでも、嬉しくなってしまいますね。
百貨店のカードの話は、この店員さんを思うと
「誠に残念」という感想です。