*********************************
「世界で2例目、HIV感染者から長期間ウイルス未検出」(3月5日、朝日新聞)
英国やスペイン等の研究チームは5日、エイズ・ウイルス(HIV)感染者から、長期間ウイルスが検出されない「持続的寛解」状態になったと、英科学誌「ネイチャー」に報告した。
2008年に報告されて以来、世界で2例目だと言う。何れも別の病気の治療の為、骨髄等を移植する「造血幹細胞移植」を受けていた。治療法の研究が進む事が期待される。
報告によると、感染者は英国の男性。2003年にHIV感染が発覚し、2012年からウイルスの増殖を抑える薬物治療を受けていた。
*********************************
“人類の歴史”は、“病との闘いの歴史”でも在る。嘗ては“不治の病”とか“死の病”と呼ばれていたけれど、人類が必死になって治療や撲滅の為の研究を続けた結果、不治の病や死の病で無くなった物は少なく無い。其の一方、新たな“厳しい病”が登場し、人類は研究を開始する。そんな繰り返しだ。
嘗ては死の病と言われ、恐れられたエイズだが、今では「HIVに感染しても、発症させない治療法。」が確立される等、死の病では無くなりつつ在る。
今回、世界で2例目の“持続的寛解状態となったHIV感染者”が現れたのは非常に喜ばしい事だが、寛解とは「完治では無く、症状が悪化しない様に抑制出来ている状況。」を指す。病の撲滅では無く、病と共存している状況と言っても良いだろう。1日も早く、撲滅する治療法が現れて欲しいもの。
今回の様なニュースに触れた際、良く思う事が在る。非常に馬鹿らしい考えでは在るのだけれど、「癌細胞やHIVが、“自分達の置かれている状況”を認識出来る様になれば良いのに。自分達が増殖し続ければ、軈ては自分達の“宿主”(人類等)は死を迎え、そうなると自分達も死んでしまう。自然と寛解状態になれば、治療という形での撲滅が免れられるのに。」と。
とは言え、「『権勢欲を“拡大”し続けて行けば、最後には全人類の滅亡に行き着く。』という事を、知性を有している筈の人類が判ってい乍ら、止められない現実。」が在るのだけれど・・・。
今回の記事の内容とは直接関係ない事ですが・・・。
以前にもお願いしたことがあるのですが、内容を強調するため文字の色を変えられた結果、却って見辛くなっていることがあります(今回の黄緑系の文字もそうです)。
背景と文字のコントラストが弱かったり、私のような色覚障害がある人には、色の組み合わせで判別しづらいことがあるのです。
勝手なお願いですが、できればシンプルな強調でよろしくお願いいたします。
今回の記事、色を濃い茶色にしてみましたが、如何でしょうか?
今後はシンプルな協調を心掛けて行く所存ですが、若し見難い事が在りましたら、遠慮無く書き込んで下さい。
勝手なお願いでしたが、早速に聞き入れていただきありがとうございます。
おかげですっきり見やすくなりました。
私は赤と緑が混じると見分けがつきにくい赤緑色弱ですが、ほかにも水色とピンクの見分けがつきにくいなど、色覚異常にもいろんなタイプがあるようです。
一説には20人に1人が何らかの色覚異常(圧倒的に男性が多い)と言われていますから、それほど特殊な障害ではないのでしょうね。
自身の勉強の為にも教えて戴けると幸いなのですが、「濃い赤」や「濃い青」、「濃い茶」、「濃い橙色」の4つは問題無いでしょうか?他にも大丈夫な色が御座いましたら、教えて戴けると幸いです。今後、其れ等の色を使って行きたいと思いますので。
中学時代学校で色覚検査があり、そこで異常と診断されたときはショックでした。
信号機の赤と青(実際は緑)は区別がつくし、郵便ポストが赤いのも認識していましたから。
でも運転免許を取るとき色覚異常で落とされるのではないかと危惧したものです・・・杞憂でしたが(笑)。
濃い色自体は問題にならないと思います。
色覚障害についてのサイトの一つを紹介します。
https://www.nig.ac.jp/color/guideline_kanagawa.pdf
8ページ目が参考になるのではないでしょうか。
今は行われていない様ですが、昔は学校で「色盲検査」というのが普通に行われていましたね。自身が其の立場で無いと、人というのは無頓着だったりする物で、色盲検査表を見ては「こんなにはっきり見分けが付くのに、付かない人なんて居るのかなあ。」と思ったりしていました。周りに色盲と判定された同級生が居なかった事も在るのでしょうが、「自分は普通で在る。」という考え方は驕りなんですよね。
御紹介戴いたサイト、読ませて貰いました。知っている様で知らない事実というのが幾つか在り、非常に勉強になりました。有り難う御座います。
今後、はっきりとした濃い色を使って行きたいと思います。若し又、不都合な点が在りましたら、遠慮無く書き込んで下さいね。