ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

年齢順では無い

2019年12月06日 | 其の他

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真ん丸顔の女の子は 良い妻になれるって 私ってなれそう? ね、バスボン♪
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一定年齢以上の方ならば、「懐かしい。」と思われる事だろう。1976年、資生堂のシャンプー「バスボン」のCMソング「バスボンのうた」【】の一節で、当時は良く流れていた。歌っていた松本ちえこさんは此の歌により、一躍人気者に。決して美人という顔立ちでは無かったけれど、キュートな感じの女性だった。歌手としての活躍期間は非常に短かったけれど、前に勤めていた会社の先輩が「昔、大ファンだったんだよ。」と言っていたのが印象に残っている。

そんな彼女の訃報が飛び込んで来た。先月17日、大動脈瘤破裂にて60歳で亡くなっていたと言う。前日は普段と全く変わらない生活を送っていたが、当日の朝、同居している娘さんが布団の中で冷たくなっている松本さんを発見したそうだ。合掌

母の知人は、息子さんを20代で亡くされたが、朝起きて来ないので、部屋に見に行った所、亡くなっていたと言う。又、自分の叔母も同様の形で、60代で亡くなっている。彼等も松本さんと同じく、前日迄普段と全く変わらない生活を送っていたので、遺族は本当にショックだったと。

父を若くして病気で亡くして以降、自分は「死」という物に付いて良く考える。同年代の人よりも遥かに多く考えて来たと思うし、身近な人で無くても、“訃報”に触れると色々思う所が在る。特に“若くして亡くなった方”に付いては、死ぬっていうのは、年齢順では無いのだなあ。と、毎回痛感させられる。古くは夏目雅子さん(享年27)や堀江しのぶさん(享年23)等、最近だと安西マリアさん(享年60)や有賀さつきさん(享年52)、西城秀樹氏(享年63)、北尾光司氏(享年55)等。昨年の我が国平均寿命男性:81.25歳、女性:87.32歳という事なので、「彼等は、余りにも若くして亡くなった。」と思う。

非常に長生きされている方が存在する一方で、若くして亡くなった方の訃報に触れる機会が増えている。少し前、同年齢の方と話す機会が在ったのだけれど、「同級生が、結構亡くなっているんですよ。」と言われ、驚いてしまった。でも、我が身を振り返ってみると、風の便りに聞いたのも含めれば、4人の“同級生”が既に亡くなっている。平均寿命を考えると、とんでもなく若くして亡くなっている訳だ。

亡くなった人が5人存在し、彼等の享年は100歳、50歳、45歳、40歳、そして38歳だったとする。そうなると彼等の平均寿命は「54.6歳」となるが、実際に此の年齢に到達していたのは1人だけ。平均」という概念齎すマジック”と言える。


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