ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

3連敗を免れたのは良かったけれど

2011年06月27日 | スポーツ関連

「電力不足が懸念される状況、今年の『サントリー ザ・プレミアム・モルツ ドリームマッチ』は開催は難しいかも・・・。」と思っていたが、今月上旬の時点で「中止」の発表がされていた様だ。状況を考えると致し方無いのかもしれないが、此方に書かれている様に「モルツ球団創立時の監督で在り、以降は昨年ずっと此のイヴェントに参加されていた“大沢親分”(昨年はザ・プレミアム・モルツ球団の総監督。)の追悼試合としての意味合い。」に加え、「こういう時だからこそ敢えて試合を行い、幾何かを被災地に募金する。」という形が在っても良かったのではないかという思いは自分も在る。大好きなイヴェントなので、中止は本当に残念。

 

さて、昨日行われた対タイガース戦は、「今季のジャイアンツにとって、大きな分岐点になるだろう。」と感じていた。タイガースに2連敗し、借金「6」を背負ったジャイアンツが、もし此の第3戦に負けたならば、其のずるずると沈んで行く予感がしたから。「全試合の半分も消化していないのに、心配性に過ぎる。」と笑われるかもしれないが、開幕以降のジャイアンツの駄目さ加減を見ていると、長年此のチームを応援して来た人間としては「此の試合が死命を決する。」というのが認識出来るものなのだ。

 

上昇の兆しが全く見えない打撃陣、守りもガタガタ、そして相手の先発が“不沈空母”の能見篤史投手(ジャイアンツは能見投手に対して、2009年から8連敗中。)となると、とてもジャイアンツが勝てるとは思えなかった。負けて借金が「7」になったら、駄目駄目なジャイアンツの打撃陣を考えると、「今季は終わった。」という雰囲気になった事だろう。

 

結果的にはジャイアンツが「2対4」で勝利を収め、何とか「終戦」を迎えずに済んだ。(ジャイアンツの先発)澤村拓一投手の頑張りが、最大の勝因だろう。新人とは思えない、太太しさすらも感じさせる投球は天晴れ

 

3連敗を免れたのは良かったけれど、「こういう勝ち方をしている様では、未だ未だ先行きは明るくないなあ。」と感じたのも事実。9回裏から登板した(ジャイアンツの)抑えのジョナサン・アルバラデホ投手が2失点を喫したからだ。試合展開を考えれば、相手チームがタイガースだろうが他のチームだろうが無関係に、「0対4」で勝たなければ「上昇に転じる」という雰囲気は生まれ得ない。

 

昨年迄ジャイアンツに抑えとして在籍していたマーク・クルーン投手は、初球にとんでもない糞ボールを投げると、以降は全くストライクが入らず、四球を連発して自滅というパターンがしばしば見受けられた。アルバラデホ投手の場合も似ていて、数球投げてコントロールが定まらないと、連打を食らって失点するという傾向が在る。2者連続で甘い球をヒットされた時点で、交代させるべきではなかったか?

 

4者連続でヒットを打たれて2失点、無死1&2塁でジャイアンツ・ベンチは慌ててアルバラデホ投手を降板、山口鉄也投手を登板させたが、「結果オーライで勝った。」という形。2年前迄の山口投手ならば別だが、今の山口投手には嘗て程の神通力は無く、「3~4回投げたら、1回は失点する。」といった感じに思えるから。何とか昨日は抑えたけれど、「アルバラデホ投手の調子が余りに悪いのに引っ張り過ぎた挙句、慌てて山口投手を登板させてサヨナラ負けを喫する。」という展開も充分在り得たろう。「投手の見切りの悪さ」という悪癖が、今季の監督にチラホラ見られるのが心配では在る。


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