先日、「角・長男 エンゼルスとマイナー契約・・・来春キャンプ参加」という記事で、角盈男氏の長男がメジャーに挑戦する事を知った。「末端から何時かはメジャーに這い上がって、何れ巨人に縁が在れば。」という角氏のコメント。そして今日は「篠塚Jr青学大で神宮の名セカンドに!」という記事が載っており、その中でJrの「名前に負けない様に、二塁手としてオヤジを超える様な選手になりたい。」とのコメントが。ジャイアンツの一時代を築いた名選手達の”遺伝子”が野球の道に進んだというのは嬉しいし、プロで遣って行ける実力を備えた際には是非ジャイアンツに入って欲しい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_fight.gif)
閑話休題
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【御笑いに付いて】
御笑い界では海パン一丁で「そんなの関係ねえ!」ってやる小島よしおが流行ったね。他にも肉体系の一発芸が多かった。それ良いんなら、道路工事でダッダッダッって振動して、地面を押し固める道具(プレート)在るじゃん。ギャグを言っちゃ、ダッダッダッって止めて、又ギャグを言ってダッダッダッてやれば良い。肉体労働派だね。ローラー転がして「轢いちまうぞ。」とかね。何か言って変な事するってパターンばっかりだ。要するに、ファンが小学生になっちゃったんだよね。レギュラーとか、テツandトモとか、小学生が真似する芸になっちゃった。子供受けする一発芸ばかり。悪いけど人気は長く続かないよ。それに、あれじゃ地方営業回れないぜ。せいぜい、もって5分だもん。地方営業って1時間は在るからね。
小難しい事を言うと、あの芸は、テレビタレントが宴会の時にあれを遣らなきゃいけないっていう芸だ。サラリーマン宴会の隠し芸なんだよ。俺達プロは漫談とかコントとか司会とかを全部出来た上で、宴会で急に何か遣らなきゃいけない時にパッと笑わす瞬間芸が出来る。そうすると「あいつは凄い。」って認められるもんだ。
ところが、小島よしおは「そんなの関係ねえ。」って遣るのがメインだからね。変わったオカズを出してるだけで、御飯の芸を遣らなきゃね。
【映画に付いて】
2008年の映画界も何だかなあって感じだと思うよ。何か遣ってるけど、良い映画監督出て来そうに無いもんな。
(中略)
後、やっぱり全般的に客が馬鹿過ぎるよ。「映画どうだった?」って言う前に「その映画泣けるの?」って聞く奴居るからね。何だよそれって。「泣けるの?」、「泣けるの?」だって。「御前何しに行くんだよ。そんな言い方あんのか?」って思うもの。映画の映像がどうこうとかストーリー展開がどうとか誰も言わないの。
日本人が駄目なのは、女と映画見た後、飯食ってその映画の話が出来ない事だね。「泣けたよね。」で終わり。何が良かったって言えないの。ヨーロッパの奴は何で映画見るかっていうと、それに付いて話が何時間でも話せるから見る訳。悪くても映画の悪口言って飯が食えるのに、日本人は「泣けたね。」だけだもん。話にならないよ。
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1月1日付け東京スポーツにて、ビートたけし氏が上記の如く吼えていた。日本の御笑いに関しては彼の意見に全く同感。磨き抜かれた腕で客を”笑わせる”のでは無く、おちゃらけて”笑われる”だけの御笑いタレントが余りにも目立つからだ。”笑わせる”と”笑われる”は文字としては一文字しか違わないが、内容的には全く異なるものだと思う。
唯、御笑いに関してビートたけし氏の信奉者で在る自分でも、映画に付いての彼の主張には一寸首を捻ってしまう。映画を見ての感想が、単に「泣けたね。」だけというのはどうかと思わなくもないが、それだけという人が居ても良いのではないか。映画が偉大な文化で在ると認識しているが、だからと言って皆が作品に付いて事細かく論じる必要も無いだろう。別段、一般人は映画を生業にしている訳でも無いし、身銭を切って見に行った映画に関して「泣けたね。」、「面白かったね。」だけでも良いのではないだろうか?
以前読んだ「眼で食べる日本人」という本の中に、「食品サンプルという文化が無いヨーロッパ等では、入り口で食品サンプルを見て何を食するか決めてから入店する日本とは異なり、メニューを見ながら『あれにしようか、これにしようか。」とかなりの時間を掛ける。」といった事が記されていた。文化の違いと言える訳だが、映画の見方に付いても同様の事が言える様にも思う。映画は大衆娯楽でも在るのだから、色んな見方が在って良いと自分は思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_fight.gif)
閑話休題
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【御笑いに付いて】
御笑い界では海パン一丁で「そんなの関係ねえ!」ってやる小島よしおが流行ったね。他にも肉体系の一発芸が多かった。それ良いんなら、道路工事でダッダッダッって振動して、地面を押し固める道具(プレート)在るじゃん。ギャグを言っちゃ、ダッダッダッって止めて、又ギャグを言ってダッダッダッてやれば良い。肉体労働派だね。ローラー転がして「轢いちまうぞ。」とかね。何か言って変な事するってパターンばっかりだ。要するに、ファンが小学生になっちゃったんだよね。レギュラーとか、テツandトモとか、小学生が真似する芸になっちゃった。子供受けする一発芸ばかり。悪いけど人気は長く続かないよ。それに、あれじゃ地方営業回れないぜ。せいぜい、もって5分だもん。地方営業って1時間は在るからね。
小難しい事を言うと、あの芸は、テレビタレントが宴会の時にあれを遣らなきゃいけないっていう芸だ。サラリーマン宴会の隠し芸なんだよ。俺達プロは漫談とかコントとか司会とかを全部出来た上で、宴会で急に何か遣らなきゃいけない時にパッと笑わす瞬間芸が出来る。そうすると「あいつは凄い。」って認められるもんだ。
ところが、小島よしおは「そんなの関係ねえ。」って遣るのがメインだからね。変わったオカズを出してるだけで、御飯の芸を遣らなきゃね。
【映画に付いて】
2008年の映画界も何だかなあって感じだと思うよ。何か遣ってるけど、良い映画監督出て来そうに無いもんな。
(中略)
後、やっぱり全般的に客が馬鹿過ぎるよ。「映画どうだった?」って言う前に「その映画泣けるの?」って聞く奴居るからね。何だよそれって。「泣けるの?」、「泣けるの?」だって。「御前何しに行くんだよ。そんな言い方あんのか?」って思うもの。映画の映像がどうこうとかストーリー展開がどうとか誰も言わないの。
日本人が駄目なのは、女と映画見た後、飯食ってその映画の話が出来ない事だね。「泣けたよね。」で終わり。何が良かったって言えないの。ヨーロッパの奴は何で映画見るかっていうと、それに付いて話が何時間でも話せるから見る訳。悪くても映画の悪口言って飯が食えるのに、日本人は「泣けたね。」だけだもん。話にならないよ。
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1月1日付け東京スポーツにて、ビートたけし氏が上記の如く吼えていた。日本の御笑いに関しては彼の意見に全く同感。磨き抜かれた腕で客を”笑わせる”のでは無く、おちゃらけて”笑われる”だけの御笑いタレントが余りにも目立つからだ。”笑わせる”と”笑われる”は文字としては一文字しか違わないが、内容的には全く異なるものだと思う。
唯、御笑いに関してビートたけし氏の信奉者で在る自分でも、映画に付いての彼の主張には一寸首を捻ってしまう。映画を見ての感想が、単に「泣けたね。」だけというのはどうかと思わなくもないが、それだけという人が居ても良いのではないか。映画が偉大な文化で在ると認識しているが、だからと言って皆が作品に付いて事細かく論じる必要も無いだろう。別段、一般人は映画を生業にしている訳でも無いし、身銭を切って見に行った映画に関して「泣けたね。」、「面白かったね。」だけでも良いのではないだろうか?
以前読んだ「眼で食べる日本人」という本の中に、「食品サンプルという文化が無いヨーロッパ等では、入り口で食品サンプルを見て何を食するか決めてから入店する日本とは異なり、メニューを見ながら『あれにしようか、これにしようか。」とかなりの時間を掛ける。」といった事が記されていた。文化の違いと言える訳だが、映画の見方に付いても同様の事が言える様にも思う。映画は大衆娯楽でも在るのだから、色んな見方が在って良いと自分は思う。
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でもレギューラーなんてのは基本地方営業でも受けるとは思うけど。
しかし映画に関しては基本たけし監督の映画はまさしく「ご飯がない変わったオカズの作品」なんですけどw。人の作品に関しては偉そうに言えるけどご自分の監督作品は?って感じ。
今年の映画はアタシにとっては割りとヒットでした。
「バベル」「ドリームガールズ」が心に残りました。
反対にだめだなぁと思ったのは「ハッピーフィート」「アイアムレジェンド」「ディパーテッド」でした。
>日本人が駄目なのは、女と映画見た後、飯食ってその映画の話が出来ない事だね。
そんなこと無いと思うけどなぁ。それはたけしの周りがそういう奴しか居ないって事じゃないの?アタシは相手が嫌な顔するまでずっと喋ってますよw
それと日本人で一くくりにしているところからして、まったく現状ってものを知らないっていうか、まあお笑いだけに集中して、他の事にかんするコメントを言えば言うほど墓穴を掘るってもうわかんない位「はだかの王様」化しているのかな?w
哀れ晩年の似非文化人(元お笑い)w
お前は「タケちゃんマン」をずっとやってなさいっての。
「続・三丁目の夕陽」を忘れておりました^^;
外野で一番か三番を打っているらしいです。
スイッチヒッターで左右両打席から本塁打を打てるらしく、
将来
和製セギノール
もしくは
和製デストラーデ
になるのでしょうか。
ここで思い出すのは、落合博満に長男が誕生した頃の話。
「息子に野球をやらせるつもりはないが、
もし野球をやるというのなら投手をやらせる。」
といっていました。
偉大すぎる父のとっては、当然ともいえる子供への配慮でしょうか。
そういえば、長嶋一成は高校時代、試合でマウンドで立つ映像を観たことがあります。
父の希望は、投手だったのでしょうか。
桑田2世は、今後どうなるのでしょうか。
進学先を含めて楽しみです。
最近、映画をあまり観ないtoshi16でした(笑)。
いや先輩窪田選手が入団したカープに来た方が出場機会があるかも…(笑)
東スポ内でのたけしさんが全部本音ではないとは思いますし、少なくとも東スポ読者を考慮した上のコメントだと思います
たけしさんの本業は漫才しかし現状は第一線を退いて文化人映画監督ゆえ支持される国的発言?!平たく言うと国内興行成績が思いの外よくない故のぼやきかもしれません
バイク事故以降本業お笑い番組減少したのも寂しい次第ですね
お笑いウルトラクイズやスーパージョッキーなどワースト番組といわれるおバカ番組MCで活躍してるタケちゃんの顔もまだまだ見せて欲しいもの
記事内で「御笑いに関してビートたけし氏の信奉者」と但し書きしたのですが、御笑いの世界に於いては昔に比べてキレが無くなったとはいえ、未だ彼の信奉者で在るけれども、映画監督としての彼は好きじゃないという意味合いが込められています。
偉大なる喜劇人の一人だった森繁久彌氏が”文化人”の世界に立ち位置を変えてしまった様に、ビートたけし氏にもそういった匂いを感じなくは無いのですが、某鶴太郎画伯程の胡散臭さ域迄は達していないのが救いかと。
tak様や某ネット配信者の様に、映画に付いてこれでもかと熱く語る人は居ますよね。自分もそのクチですが(笑)、映画を見るスタンスは色々在って良いと思っています。映画はそもそも大衆娯楽なのですから。
「ドリームガールズ」はtak様が高評価を下されていましたので自分も観に行ったのですが、かなりGoodな内容でした。「バベル」も早く見なければとは思いつつ、未だに見れていないのが申し訳無い限りです。
さて、今年も沢山の書き込みを頂戴しました事、心より御礼申し上げます。来年も何卒宜しく御願い致します。良い年の瀬を御過ごし下さいませ。
斯く言う自分は「映画を見終えた後に、あれこれ語ってしまうクチ」なのですが
さて、今年も明日1日を残すのみとなりました。マヌケ様からは、熱の篭った書き込みを数多く頂戴した1年で深謝に堪えません。来年も何卒宜しく御願い致します。良い年の瀬を御過ごし下さいませ。
篠塚和典(利夫)選手と言えば、芸術的とも言える打撃が印象深いです。厳しいコースの球をいとも簡単に流し打ちして、タイムリー・ヒットにしたのを何度目にした事か。新聞記事によると、野球部顧問は「父親譲りの守備のセンスが在る。後は打撃。」と評しており、一寸親父さんとは違うタイプの選手の様ですが、あれだけの巧打者の血を受け継いでいれば、物凄い選手に化ける可能性は在りそうですね。
東スポは同時路線を行く新聞ですからね(笑)。過激な見出しで読者の関心をグッと掴む様に、たけし氏も計算ずくで過激な発言をしている部分は在るでしょう。そして海外では高い評価を受けているにも拘わらず、国内では興行収入的に芳しくないという苛立ちも彼の中には間違い無く在ると自分も感じています。だからこそ余計に、賞目当てが見え見えなあざとい演出の作品を生み出してしまうのかもしれませんが・・・。
「下品だ。」とか「低俗だ。」と非難を浴びるも、「北野ファンクラブ」や「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」等、たけし氏が出演する番組が大好きでした。間違っても某鶴太郎画伯の様に、勘違いした文化人路線に進まないで欲しいです。
今年1年御世話になりました。来年も何卒宜しく御願い致します。良い年の瀬を御過ごし下さいませ。
それも一つの見方でしょう。でも、「たくさん点が入っておもしろい」というのも、「評論」ではないかもしれませんが、立派な「感想」です。
映画を観て「泣けた」というのは、「評論」としては不適切かもしれませんが、「感想」としては十分なものだと思います。
ただ、確かに日本人には映画を「評論」できる観客が少ないような気がしますし、「泣けるか」など情緒的面をかなり重視(あるいは他を一切無視)している傾向はあるように思います。それが必ずしも悪いとも思いませんが、ビートたけし氏の映画に関する意見は、全面的に支持でもないものの部分的に頷けるものはあるように思います。
そこには、映画を「娯楽」としてより重点的に捉えるか、「教養」の一種とするかの違いもあるのではないでしょうか。
ある程度「教養」が必要とされる場で、映画の「評論」を求められた時に「泣けたね」の一言だけで映画のストーリーの構成やカメラの撮り方に全く言及できないようでは、失笑をかってしまう事もあるかもしれません。ビートたけし氏はそういう事を言っているのではないでしょうか。
しかし、ともすれば「教養」としての映画を「評論」する事は、「娯楽」としての映画の「感想」を述べることよりも総じて低次元なものとして捉えられる事もありますが、それもまた違うように思えてなりません。
両チームの先発投手が好投を続け、結果的にジャイアンツが敗戦を喫したとしても、「今日の試合は面白かったなあ。」と思う一方で、「明日こそは相手投手を滅多打ちにしてくれ。」と願っている自分も居る(笑)。手に汗握る様な白熱した投手戦も好きですが、嘗てのバックスクリーン3連発の様な派手な試合も好きだったりします。結局は見ている側が、その時々に充分満足し得れば良い様に感じています。
「『感想』と『評論』の対比」、そして「映画に求める物が『娯楽』なのか、それとも『教養』なのかという違い」というのは頷けますね。東京芸術大学大学院映像研究科の教授とし教鞭を執っているたけし氏ですから、余計に教養と言いますか、文化としての映画という認識を高めて欲しいという思いが強いのかもしれません。
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この間、東京芸術大学の一年生の生徒の作品見たんだよ。良い悪いの問題じゃない。もう、皆頭行っちゃってるぜ(笑)。生徒は皆既成の映画なんかヤダって奴ばっかりなの。でも、既成の映画ヤダって言える程映画に詳しくないんだよね。
絵で言えば抽象画を描く訳。ペンキぶつけたり。でも何が何だか判らないんだよ。だから、「一度御前の普通の絵を見せてくれ。」って言いたくなる。実力在るのかどうか全然判らないね。
もしかするととんでもない才能が在るのかもしれないけど・・・うーん、ピカソの絵を見た時、いきなり上手いと言う人は居ないと思うけどさ。
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件の記事の中には、上記の内容も書かれていました。映像研究科で学ぶ学生ですら、過去の作品を余り知らない現実。「芸術とは、過去の名作の模倣から始まる。」という”格言”からすると、その点でもたけし氏は歯痒さを感じているのかも。
今年1年、本当に御世話になりました。今年も駄文を書き続けられたのは、偏にhigu様を始めとする当ブログを覗いて下さった皆様方の御蔭と心から感謝しております。来年も何卒宜しく御願い致します。良い年の瀬を御過ごし下さいませ。
“低次元”ではなく、“高次元”ですね。文意が全く違うものになってしまいます。訂正させて頂きます。
このような低レベルな人間の戯れ言がお役に立つのでしたら、是非今後も時々書き込みをさせて頂きたいです。
今年ももう終わりですね。こちらこそ、本年中は何かとお世話になりました。来年もよろしくお願いします。それでは、よいお年を。
正直「ムーディ勝山」の「ムード歌謡」も「あんなのムード歌謡じゃないやろ」という感想しか浮かばないし…。ああトシ取るとはこういうことかなあと思ってしまいます^^;。ムーディは特に同じ年で関西に住んでるやつにおもしろいぞ!と言われて見たので「同じ年でどうしてこうも感想が違うのか…」と思ってしまった、というのもありました。
ただ一発芸では営業行っても持たないかというと案外とそうでもなく、面白くなくても弁がそれなりに立つと「ギョウカイネタ」で殆ど押し切る、ということも出来ますし、司会のローカルアナウンサーあたりがそういう力技に持っていくということは田舎では良くあります。昔、とある競艇場で見た某お笑い?、はそうでした(最近見ないなあ、その人。和田アキ子のモノマネで有名な…)。
レギュラーやテツandトモはそういう反則をやらなくても普通に面白そうですけどね。
そういえばたけしが司会の「昭和最後の日々」に関する番組を見ましたが、なんだかあざとい編集や切り口で暗澹たる気分になりました。たけしの司会の社会派番組は結構苦手かもしれません。と、いうか「たけしwith 朝日」がダメなのかなあ。
ウダウダ書いて失礼いたしましたが^^;、どうぞお体に気をつけて良いお年を。
ムーディ勝山氏に付いては、陣内智則氏&藤原紀香さんの結婚式(2次会)で大受けだったという話をスポーツ紙で目にし、その時に初めてその存在を知りました。その後にヴァラエティー番組で彼のネタを見た訳ですが、正直言って何処で笑えば良いのかさっぱり判らなかったです。個人的に言えば”欽ちゃんと同じ範疇”のタレントという感じ。
業界ネタを繰り出して、何とか場を盛り上げるという手法は在りますね。と言うか、こういう手法を安直に多用する若手御笑いタレントが結構多い様にも思います。テツandトモは「下ネタ」を基本的にしないそうで、そういう意味ではNHK絡みの仕事が結構回って来そうな気も。
記事でも書いたのですが、御笑いに関してのビートたけし氏を信奉しています。でも、その他の分野での彼には「うーん・・・。」という感じが。笑いの中に知性を秘めるのは在りだけれども、知性を前面に押し出した上での笑いは興醒めというのが自分のスタンスなので。「ビートたけしのTVタックル」での彼は、ヒロミやロンドンブーツ1号2号の様な単なる”茶々入れ屋”になっている感じがし、見ていて辛い物が在ります。
今年1年、本当に御世話になりました。来年も何卒宜しく御願い致します。良い年の瀬を御過ごし下さいませ。
ただ、「一発芸では人気は続かない」なんてことは、われわれ視聴者も、TV局等業界側も、そしてその芸人本人も当然わかりきってること、飽きられるまでの使い捨てであることをみんなが承知した上で人気が出てるんですよね。そのような芸人がもてはやされるのを嘆くのはわかりますが、TVではそういう枠はそういう枠で存在しても別にいいのかなと。消えるヤツは所詮すぐ消えるんだし、ちゃんとトーク等ができる芸人は生き残っていけるでしょうから、結果的にきちんと淘汰されていくものだと思いますし。
映画については、どうなんでしょう。欧米人のことはわかりませんが、日本人の大多数にとって、映画は面白い(泣ける等含む)かどうかだけのもんじゃないかと。相手との会話というのは基本的に最大公約数の範囲で語るもんだし、欧米ではそれが映画の詳細まで言及されることかもしれませんが、日本では、面白かったね、泣けたね、ツマんなかったね、が一般的な最大公約数なんじゃないですかね。相手がそこそこの映画ファンでない限りは、飯食いながらさっき見た映画の話を延々とするのはしたくてもしないですよね。欧米との映画に対する文化の違いは仕方のないことかなと。
あと、ちょくちょく映画レビューのBBSとかのぞきますが、そういうところにカキコんでおられる方は相当の映画フリークが多く、「全体としてよくできてたけど、あの場面の演出がダメ、カメラワークがダメ、キャスティングがダメ・・・だから60点」みたいなのをよく見かけます。たしかにそうなのかもしれないけど、そこそこ面白かったのなら90点でいいじゃないの、変にアラばかりに目が留まって批判したくなるほどの映画ファンじゃなくて自分はよかったなと思っちゃいます。
思ったことを支離滅裂に書いてしまいましたが、お気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありません。
最後に、giants-55さん、今年はあまりコメント書けませんでしたが、来年も宜しくお願いします。
記憶力だけは自信が在ったのですが、最近では人や物の名前が瞬時に思い出せず、「アレ」とか「あの人」を多用する事が多くなりました。脳細胞がプチプチと音を立てて、一つずつ死滅して行っているのが判る様な気すらしています。祖父が認知症を罹患していたものですから、そうならない様にと「脳を鍛える大人のDSトレーニング」等のゲームをやったり、街中を歩いている時にパッと目に入った看板の文字を瞬時に記憶し、空で逆さまに文字を読み上げる訓練をしておりますが、果たして効果が在るのやら。
DVDをレンタルとするとどうしても返却日の事が気になって仕方ないし、唯一の贅沢と割り切って映画館に足を運んでおります。昔は洋画ばかり観ていましたが、近年の所謂”ハリウッド映画”は代わり映えしない作品も多く、邦画を観る機会が増えました。「ヤッターマン」や「科学忍者隊ガッチャマン」、「マッハGoGoGo」とタツノコプロのアニメ作品が次々と海外で実写化される様ですが、どんな内容になるのか期待半分、不安も半分という感じです。
以前、一発芸で露出量が増えた若手御笑いタレントが「来年消えたって良いんです。ひと時売れただけでもラッキーだと思っているし、売れている内にガッポリ稼いで貯金したい。」といった発言をしていました。達観しているとも言えますが、虚無的で捨て鉢な感じが寂しかったです。
ドラッグ関係で何度も逮捕された人間が再び復帰出来る等、「甘さ」が指摘される芸能界ですが、「一般社会よりもまともだなあ。」と感じるのが「どれだけ凄い有名人の子女で在っても、実力が無い者はきちんと淘汰されて行く。」という点。実名を挙げて申し訳無いのですが、所ジョージ氏やビートたけし氏、三田佳子さん、松田聖子さんの子女等、デビュー時には華々しく取り上げられるものの、時の経過と共に表舞台からフェード・アウトして行きましたよね。一般企業では御偉いさんの馬鹿息子や馬鹿娘がコネで入社し、何時迄も居座るのとはえらい違いかと。
最近は、「評論家」という肩書きを背負った人が多く登場しています。「御掃除評論家」とか「節約評論家」なんていうのも在り、「これじゃあ言った者勝ちだな。」という感じが。映画を観終えてあれこれ論じる人が居ても良いし、単に「泣けたねえ。」という感想だけの人が居たって良い。皆が皆「映画評論家」になる必要は無いし、それだったら某北の国の様な統制国家みたいで不気味な気がします。
今年1年、貴重な書き込みを多く頂戴しました事、深謝に堪えません。来年も何卒宜しく御願い致します。良い年の瀬を御過ごし下さいませ。
「がんばっていきまっしょい」の原作者は僕と同世代の方だけにそこで描かれる世界がまさに僕自身の青春時代と大きく重なるものでした。逆に言うと、この映画、愛媛出身以外の人はどんな感想を持つのか気になりました。テレビ版は、我が家の近所でもロケをしていましたが、舞台が現代だったのが許せませんでした。あの作品は'70年代の高校生を主人公にしているところに価値があったと思うからです。
高田氏の映画を見て、涙が止まらなかったのは、多分、彼が急死した直後に見たからでしょう。生きている間に見ていたら、全く別の印象を持っていたでしょう。
たけし氏が芸大一年生たちについてコメントしている内容が、ちょうど、10年くらい前に島田紳助氏が後輩の芸人たち、「吉本天然素材」として売り出した、雨上がりやナイナイたちに対して言っていたこととよく似ていました。
「あいつら、ピカソの絵を子供の落書きと思っているようなヤツらや。デッサン画をきちんと描けてはじめて抽象画を描けるということがわかってへん。」
あいまいな記憶ですが、だいたいそういう内容の話だったと思います。
テツandトモはNHK松山制作の月に一度、金曜の夜8時に放映される番組にレギュラー出演しています。今日、関西ローカルで放映された「ABC新人お笑いグランプリ」に、ムーディー勝山氏がやっているコンビが出ていましたが、意外にも?正統的というか古典的なしゃべくり漫才をしていました。レーザーラモンHGは新喜劇に、島木譲二氏の後継者的なポジションで復帰するのではと期待しています。