ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

我が家の近所でも最後の1軒が

2013年11月24日 | 時事ネタ関連

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レンタルヴィデオ店:相次ぐ中小廃業 値下げやネット配信で」(11月8日、毎日新聞

 

全国のレンタルヴィデオ店が減少の一途辿りピークだった1990年の4分の1近くになっている。大手の値下げ競争に中小店が耐え切れず、廃業が相次ぐ上、インターネットを通じた動画配信の拡大で市場規模も縮小しているだ。高齢者をターゲットにする等、各店は生き残りの道を模索している。

 

此処数年で2店舗を閉め、(が経営しているのは)もう此処だけ。」。横浜市のレンタルヴィデオ店の男性経営者(41歳)は嘆息した。

 

昔は1泊2日1,000円のレンタル料でも客足絶えなかった。しかし店舗数急増に伴う競争激化で料金相場は崩れ、大手店舗では貸し出し開始から1年を過ぎた「旧作」は7泊8日100円が定着。新作を大量仕入れ出来ない店は淘汰された。

 

インターネット上の動画配信も追い撃ち掛ける携帯電話大手3社が今年に入り、自宅のテレヴィでネット動画を楽しめるサーヴィスを揃っ始めた。新作は未だ少ないが、月額500円程度で映画等約7,000点を見られるプランも在る。

 

日本映像ソフト協会東京都中央区)によると、レンタルヴィデオ店は1990年末の1万3,529店をピークに、2012年末は3,648店に激減した。TSUTAYA(約1,500店舗)とGEO(約1,200店舗)の大手2社で7割を占める。業界全体の年間売上高も2012年は約2,584億円と、ピークの2004年から1,000億円以上減った。

 

業界誌月刊ビデオ・インサイダー・ジャパン」の前編集長・林健太郎さん(37歳)は「今後は、60~70歳代の取り込み。」と指摘している。

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ヴィデオレンタル『ブロックバスター』が全直営店300店舗を閉鎖」(11月8日、不景気.com

 

アメリカの大手衛星放送サーヴィス「ディッシュ・ネットワーク」は、2014年1月初旬傘下の大手ヴィデオレンタルチェーン「ブロックバスター」の直営店を全て閉鎖すると発表しました。

 

対象となるのはアメリカ国内にて展開する直営店約300店舗と郵送によるヴィデオレンタルサーヴィスで、フランチャイズ契約の店舗及びアメリカ国外の店舗は対象外との事です。

 

長きに亘りアメリカのヴィデオレンタルチェーン最大手として君臨した同社は、インターネット経由による映像配信サーヴィスの台頭業績が悪化した為、2010年9月23日付けで連邦破産法第11章を申請し、其の後はディッシュ・ネットワークの傘下で経営再建を目指したものの、今後も消費者於けるデジタル化が進み、収益改善は困難との判断から、今回の決定に到った様です。

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住居に引っ越してから、もう35年以上が経つ。最盛期は、我が家の近所には4軒のレンタルヴィデオ店が在ったけれど、今では1軒だけとなってしまい、其の残る1軒も今年中に閉店するという話だ。

 

上記されている様に、昔は「1泊2日で1,000円」なんていうレンタル料金が普通で、そんなに高くても借り手が多かった。レンタルヴィデオ店を除くと、陳列棚に置かれたヴィデオには「貸し出し中」の札が一杯付いていたもの。

 

しかし近年は旧作の場合、1週間の貸し出しで100円を下回るレンタル料金の店舗等も見受けられる。其れでも借り手が余りなかったりするのだから、「レンタルヴィデオ店も、経営が大変そうだなあ。」とは思っていたのだが・・・。

 

昔からレンタルヴィデオ店を利用するのは、専らAV”を借りるのが目的の自分。借りる際の恥ずかしさは在るし、ネットの動画配信を利用した方が便利なのは判っているのだけれど、実際に見て捜すのが楽しみでも在るし(間抜けなタイトルの作品を見付け出した時は、何とも嬉しかったりする。)、何よりも「ネットの動画配信では“基本的に”、利用料金がクレジット・カードでの引き落とし。」というのが好きじゃない。貧乏性なので、「支払いは、手持ちの現金。クレジット・カードでの支払いは、常に借金を背負い込んでいる感じがして。」という思いが在るから。

 

流行りの物も、其の総数が一定数を下回ると、消滅に向かうスピードが急加速する。」なんて話を聞いた事が在るけれど、レンタルヴィデオ店の場合はどうなのだろうか。


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2 コメント

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>マヌケ様 (giants-55)
2013-11-24 20:31:03
書き込み有難う御座いました。

インターネット上で買いたい商品を選び、自宅迄配達して貰う。そんなサーヴィスが出始めた頃は、「決して安く無い配達費を払って迄、注文する人がそんなに多いかなあ?」と思っていましたが、今や実店舗を抱えるスーパーでも、ネット・スーパーを普通に運営している時代。高齢化に伴い、「店舗迄買いに行き、重い荷物を持って帰るのが大変。」という人も増えて来たのだろうし、配達費不要の所も在るのだから、利用者が増えるのも判ります。でも、実店舗に行って、商品を手に取って見たりするのも楽しみで在り、そういうのが無くなってしまうのは、個人的に寂しいですね。

AVコーナーとの境に吊るされている暖簾、彼の“外”と“中”の温度差って、一体何なんでしょうね。“中”に居る人達には、得も言えぬ「連帯感」の様な物も在り、其れが笑えてしまいます。
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Unknown (マヌケ)
2013-11-24 16:45:47
ネットが主流なのは、通信が儲かることと、パソコンからDVDドライバーをなくせる分、コストが落とせてパソコン本体価格を抑えることができる利点もからんでいるようです。 アップルのアイチューンのおかげで、CDの販売もレンタルも激減して、ネットからアルバムの中のききたい曲だけを、1曲200円からダウンロード購入できるので、それでいいと思う今の若者には便利な限りでしょうが、私からしますと、邪道です。 DVDもレンタル屋さんで棚の間を歩き回って探す楽しみがいいんです。 昔はアダルトコーナーの暖簾をくぐるドキドキ感も含めまして。 最近はスマホのせいで視力が激減し、そばに置いてるだけで頭痛がしてきますので、スマホからガラケーに機種変更しようかと思っています。
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