競馬界の1年を締め括るビッグ・レース「第51回有馬記念」が行なわれ、下馬評通りディープインパクトの圧勝で終わった。このレースで引退する事になっているので、生涯成績は中央競馬界では13戦12勝(勝率92.3%。内G1制覇7回。)となる。海外遠征した凱旋門賞では失格処分を食らうという残念な結果となったが、長年競馬を見続けている自分にとってもこれ程強い馬は居なかった。”天才”武豊騎手をして「この馬は走るというよりも飛んでいるという感じ。負ける気がしない。」と言わしめた稀代の名馬は、ラスト・ランでも恐ろしい程の脚を見せて有終の美を飾った。
馬券を買う上ではオッズの旨みが無いので、「武豊騎手が騎乗する馬及び人気馬は回避する。」というのを信条にしている自分だが、流石にディープインパクト&武騎手のコンビに関しては割合早い段階から本命で買わざるを得なかった。(今回のレースでもど本命にディープインパクトを据えたものの、ヒモをスイープトウショウ&メイショウサムソンとした為に馬券的には惨敗。)
頑固な自分の信条すら変えさせた最強コンビの幕引き。正直、未だ未だ現役馬として大活躍出来る馬だし、来年の凱旋門賞で汚名返上&名誉挽回を図って欲しい気持ちは在るが、「高勝率を誇ったままで引退させた方が高額な種牡馬として使える。現役続行させて、万が一骨折等で死を迎えさせる事になってしまったら元も子も無い。」と馬主が判断したで在ろう事は理解出来るので致し方無い状況だろう。何しろ種付け総額を合計すると約90億円を来年以降稼ぐと言われているのだから。
燦然たる記録を残し、競馬ファンのみならず多くの人達の脳裏に、それこそディープ・インパクトを刻み込んだ名馬の引退に拍手を送りたい。
そして、相当なプレッシャーを抱えた中で見事結果を出した武騎手の”腕”に改めて脱帽。ディープインパクトとの素晴らしい”競演”、本当に御疲れ様でした。
馬券を買う上ではオッズの旨みが無いので、「武豊騎手が騎乗する馬及び人気馬は回避する。」というのを信条にしている自分だが、流石にディープインパクト&武騎手のコンビに関しては割合早い段階から本命で買わざるを得なかった。(今回のレースでもど本命にディープインパクトを据えたものの、ヒモをスイープトウショウ&メイショウサムソンとした為に馬券的には惨敗。)
頑固な自分の信条すら変えさせた最強コンビの幕引き。正直、未だ未だ現役馬として大活躍出来る馬だし、来年の凱旋門賞で汚名返上&名誉挽回を図って欲しい気持ちは在るが、「高勝率を誇ったままで引退させた方が高額な種牡馬として使える。現役続行させて、万が一骨折等で死を迎えさせる事になってしまったら元も子も無い。」と馬主が判断したで在ろう事は理解出来るので致し方無い状況だろう。何しろ種付け総額を合計すると約90億円を来年以降稼ぐと言われているのだから。
燦然たる記録を残し、競馬ファンのみならず多くの人達の脳裏に、それこそディープ・インパクトを刻み込んだ名馬の引退に拍手を送りたい。
そして、相当なプレッシャーを抱えた中で見事結果を出した武騎手の”腕”に改めて脱帽。ディープインパクトとの素晴らしい”競演”、本当に御疲れ様でした。
数々の名馬を産み出したサンデーサイレンスの最高傑作だと思います。
これでディープはオグリキャップ以来のアイドルホースになりましたが、個人的な思い出の馬は1977年のグランプリホース、テンポイントです。この年の有馬記念は、後に語り草となるテンポイントとトーショーボーイとの一騎打ちで、これを制して栄光をつかんだのもつかの間、翌年のレースで骨折して、それが元でこの世を去るという悲劇的な終わり方が、強く印象に残っています。giants-55さんも悲劇の馬を挙げられていますが、琴線をとらえてしまうのだと思います。
今年の”夏の甲子園”、中盤から終盤にかけてどころか終わって以降も、マスメディアは”ハンカチ王子”報道一辺倒でした。確かに久し振りに甲子園に誕生したアイドルですし、優勝校のエースですからスポットライトが斎藤投手に当たるのは致し方無い事では在るのですが、でも彼と投げ合った田中投手も相当の”怪物”だった訳で、こういう所にも我が国のマスメディアの”偏重報道”が見て取れますね。
ディープインパクトが稀代の名馬というのは事実なれど、仰る様に偏重報道に過ぎたきらいは在りました。これがワイド・ショーならば未だしも、レースを追う可き実況中継迄もがディープインパクト”仕様”なのは戴けなかったです。
翌日の報道によると、今年の有馬記念の総売上は499億927万6,600円と前年度の99.6%に留まり、15年振りに500億円を下回ったとか。又、入場者数も減少したという事で、これ等の要因の一つには余りにもディープインパクト一辺倒の報道に辟易とさせられてしまったというのも在るのかもしれませんね。
ただ・・・
マスメディアの過剰な報道はいかがなものでしょうかね。馬券を購入する者にとっては、ディープが強いのはわかりきってるのだから、その相手(2&3着馬)を探すのが重要なわけで、ディープ特集のようなものばかり見せられても、予想する上では何の糧にもなりません。まぁ、国民的アイドルホースだからってことでそれは許せるとしても、先日の有馬記念のレース映像には正直かなり腹が立ちました。ディープ以外の有力馬の位置取りやカカリ具合等をしっかり確認したいのに、一通り隊列を映した後に画面に現れるのはディープの走ってる姿ばかり。そういうのはレース後のVTRで延々流せばいいんです。こんなの「競馬中継」じゃありません、「ディープ中継」ですよ。
あと皐月賞の時だったかな、翌日のスポーツ紙で「ディープの圧倒的な強さに観衆は静まり返った」的な記事があったんですが、中には本当にそういう人もいるんでしょうけど、大多数は「2着に人気薄のシックスセンスが来たことで馬券をハズして静まり返った」ってのがおそらく事実でしょう。
長々とすいませんでした。
歌手業を生業とされていない方が歌った名曲を挙げた際、棋士・内藤國雄氏の「おゆき」や大関・増位山太志郎氏の「そんな夕子にほれました」、プロ野球選手・板東英二氏の「燃えよドラゴンズ」、そして騎手・増沢末夫氏の「さらばハイセイコー」は外せません。(おっさん度がバレバレですが(笑)。)どれも名曲で、今でも時折口ずさむ事が在る程。
ディープインパクトに因んだ曲は幾つか在った様に記憶しています。先だっても北島三郎氏の弟子と称する演歌歌手が、便乗商法・・・否、ディープインパクトを冠した曲のレコーディングを行なったという記事を目にしましたし(苦笑)。
本当に「強い!」の一言に尽きますね。これ迄にも数多の名馬が存在して来ましたが、個人的に1着になる確信を100%持って馬券を購入出来たのはこの馬が最初の様な気がします。
オグリキャップやミスターシービーも記憶に残る馬でしたね。自分としてはどうしても”悲劇の馬”に目が行ってしまう所が在り、共に骨折で安楽死処分となったサイレンスズカや”砂の女王”ホクトベガが思い出深いです。
「さらば、ハイセイコー」歌まで覚えてるくらいなんだが・・・。誰のために走るのか?何を求めて走るのか♪
ディープの歌は、あるのだろうか?
でも今年秋の凱旋門賞は残念でしたが。
近年JRAの売り上げが落ちてきたといいますが、今ぐらいがちょうどいい適切な値なのかもしれません。
ヒモが荒れて馬券的に太くなるところまで似るなら大歓迎ですけどね。
有馬記念は馬体重が+だった馬(ディープ以外)は軽視したので馬連は取りましたが、他のレースがメタメタ(苦笑)Mサムソンはマイナスだったらなあ、と思います。
東京大賞典のアジュディミツオー様に頑張っていただきましょう。