ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

前代未聞の事態!?

2014年10月19日 | スポーツ関連

昨夜は、先週に続いて秋祭りに参加。有名な祭りという訳では無く、普通の地域の祭りなのだが、雰囲気が好きで毎年参加している。例年以上に人が多く、屋台で買った杏子飴焼き蕎麦御好み焼き等を頬張り乍ら境内の舞台で行われている舞踊ショー(地元の老人会に入っておられる様な高齢者許りだったが、若い人も参加し易い構成にした方が良いのでは?)を見て、2時間程滞在。こういう何気無い時間が、近年は特に心地好い

 

途中、携帯で(セ・リーグCSファイナル・ステージ)「ジャイアンツvs.タイガース」第4戦の途中経過を確認。4回を終わって「2対6」とタイガースが4点リード。「予想通り、タイガースがCSを勝ち抜く事になったか。」という思い。帰宅してTV点けたら、タイガースの勝利目前という状況で、ジャイアンツ・ファンとしては居た堪れない思いで、TVを消してしまった。

 

昨夜の試合、ジャイアンツの先発小山雄輝投手。“投手の”として活躍が期待された菅野智之投手を怪我で欠いた状況今季は安定感が在った彼が第1戦の先発として起用されて然る可きだったと思っているのだが、其の小山投手が漸くCSで初先発。1回3分の1を投げて「6失点」と散々の出来だったが、安定感の在った彼で負けたのなら仕方無い理に適っ采配での負けならば諦めが付くが、昨日の記事でも指摘した様に、第3戦のジャイアンツは理に適わない采配での負け許りだったので、腹立たしさしか残らなかった。」から。

 

CSでのタイガースは、本当に強かった。の軸が確りと機能しただけでは無く、其の他の選手達も自身に与えられた役割を確りと果たしていたのだから、強いのは当たり前。

 

「日本シリーズは、レギュラー・シーズンで優勝したチーム同士が闘うべきで、CS制度は“基本的に”反対。」というスタンスの自分(「ジャイアンツが勝ち抜けなかったから、そんな事を言っているのでは?」なんぞと痛くも無い腹を探られるのがで、此れ迄に「CS制度は“基本的に”反対。」という主張を書いたのは、ジャイアンツが負けた時以外だけ。仮にジャイアンツがレギュラー・シーズンで3位となり、CSで勝ち抜いたとしても、不本意な思いは変わらない。)だが、今季に関して言えば、2位のタイガース及び3位のカープ何方かがCSで勝ち抜いても、余り(全くとは言わないが)不本意な感じは正直無かった。

 

と言うのも、結果的には2位に「7ゲーム」、3位に「7.5ゲーム」の差を付けて優勝したジャイアンツだが、両チームに対してゲーム差程の強さを感じなかったから。タイガース、そしてカープに何度か首位脅かされるも、“紙一重の差”で勝利を手にし、首位を守って来たジャイアンツ。でも、本当に紙一重の差で勝てただけで、もし1度でも負けていたら、其のジャイアンツがずるずると下降線辿っていてもおかしくなかった。其れ程に今季のジャイアンツの投打は、終始一貫不甲斐無かったのだ。

 

タイガースの選手達、そしてファンの皆様、日本シリーズ進出おめでとう!

 

そんな訳で、我がジャイアンツの2014年は終わってしまったのだが、“原辰徳監督進退問題”が浮上して来るのではないかと思っている。「勝負は時の運」で在り、日本シリーズに進出出来なかったからといって、監督を辞めなければいけないとは考えていない。しかし、CSでは理に適わない采配に終始し、1つも勝てなかった。」というのは、余りに酷い

 

プライド美意識の高さには定評が在る原監督だけに、辞任を申し入れる可能性は高い。(彼の過去の発言からすると、将来的には政治家、其れも自民党の政治家になりたい様だから、監督の座には其れ程固執して無さそうな気も。)ジャイアンツのフロントとしては“後釜”の準備が出来ていないから、何としても辞任撤回を迫り、結果的に“続投”という流れになるだろうけれど。(個人的には8月の記事で書いた理由から、「今季の結果“に拘らず”、原監督は今季限りで退任した方が良い。」という考えは変わらない。)

 

もしも原監督が辞任する事になったら、ホークス秋山幸二監督が「今季限りでの辞任。」を明らかにしている、「セ・両リーグの優勝監督が辞任」という事になってしまう。「其の年に優勝したチームの監督が辞任。」というのは過去にも在ったが、両チーム共にとなると前代未聞事態だろう。

 

原監督が続投するならば、“選手の選別”を行わなければいけない。同じ様な失敗を繰り返す選手は配置転換するか、若しくはトレードするといった厳しさが必要。

 

投手で言えば菅野投手、小山投手、宮國椋丞投手といった若手を更に鍛え上げ、“投の軸”にする。野手も今季芽が出て来た連中をメインに、若手を徹底的に鍛え上げる。投打共に、ヴェテランへの依存度を低くしないと、来年はもっと苦しい闘いになる事だろう。


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