ば○こう○ちの納得いかないコーナー

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もっと高額請求しても良いのでは?

2024年10月29日 | 時事ネタ関連

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救急搬送軽症患者に7,700請求の松坂市 基幹3病院、徴収された割合は7.4%・・・救急車出動は減少傾向に
」(10月26日、読売新聞

救急車で救急搬送された軽症患者から、選定療養費(7,700円)を徴収する取り組み。を進めている三重県松阪市の救急医療の基幹3病院の検証結果が纏まり、25日に市議会に報告された。取り組みが始まった6月から8月末の3ヶ月間で、3病院に搬送された患者(3,749人、死者を含む。)の内、選定療養費を徴収された患者は7.4%(278人)だった。

搬送された患者の内、入院せずに帰宅した患者(2,056人)に限ると、徴収された人の割合は13.5%で、「有料化」の対象となったのは10人に1人程度だった。

松阪中央総合病院済生会松阪総合病院松阪市民病院の3病院と、市が検証結果を数値化した。今後も検証を続け、救急医療の充実を図ると言う。
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東京消防庁が今年7月9日に更新したSNSにて、「前日の7月8日、1日当たりの救急出動件数が、統計を始めて以来『過去2番目の多さ』となる3,372件(速報値)を記録した。」と発表した。

又、消防庁が2023年に受け付けた119番通報は「110万2,956件」で、此れは現在の統計システムで「集計以降、過去最多。」との事。其の内の「2割」を占めたのが、緊急性の無い問合せや、消防に関係の無い物だったそうだ。

不要不急の119番通報として「電気が消えなくなった。何とかして欲しい。」、「家の鍵を落としたので、開けて欲しい。」、「タクシーが捕まらないから、来て欲しい。」等の事例が在ったというから、全く呆れてしまう。

救急車が実際に出動して、現場で"不要不急な要請だった事"が判った事例も、決して少なく無い様だ。以前聞いた話では、「119番通報が在り、担当者が通報者に状況を確認してもきちんとした回答が無いので、救急車を出動させた所、『室内にゴキブリが出たので、どうして良いか判らず、"取り敢えず"助けて欲しいので、119番通報した。』と、"当たり前の様に"通報者から言われた。」という事例が。「阿保か!」と言いたくなる。

の近所にも、「救急車を"タクシー代わり"に、何度も呼んだという爺さん。」が居る。「足が痛くて堪らない。」と119番通報が在ったので救急車を出動させた所、「〇〇病院迄歩けないので、救急車で送って欲しい。」と言われ、「そういう事に、救急車を使わないで下さい。」と伝えた所、「偉そうな事を言うな!!!」と激怒されたとか。こういう馬鹿の所為で、救急車にて一刻も早く病院に搬送しなければならない人間の命が失われる事に成ったら・・・。

「三重県松阪市の場合、不要不急で救急車を呼んだ者からは、選定療養費として7,700円を徴収する。」事に成っている様だが、もっと高額の請求をしても良いと思う。本来、救急車を呼ぶべき状況で在っても、『不要不急のケース見做されてしまうのでは?』と呼ぶのを躊躇してしまう人が出るのは不味いので、"不要不急の判断基準"は、より明確にすべき。では在るけれど。


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