ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ポケベル

2023年12月27日 | 其の他

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無線呼び出し特定の手順によって、電波で小型受信機(通信機器)に合図を送るシステム。主に連絡を取りたい相手の通信機器に、情報を知らせるに使用する。日本ででは“ポケットベル”、又は略してポケベルと呼ばれる。最盛期を迎えた1990年代の流行期には個人需要が高く、若者ユーザーからは更に省略され、“ベル”の愛称で呼ばれた。 
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自分の場合、初めて所有した“ウエアラブルな通信機器”と言えば、小学校高学年の時に小遣い御年玉を貯めて購入したトランシーヴァーだった。勿論、子供向けのちゃち代物で、遣り取り出来る距離は大した事は無かったけれど、大人になった様な気がした物だった。

PHSや“ガラケー”を使用し始めたのは比較的早い方だったが、“スマホ”に関しては数年前と非常に遅かった。機能的にはガラケーで充分だったし、必要性を感じなかったのだ。ずっと使い続けて来たガラケーが壊れたので、仕方無くスマホに切り替えた次第

で、正確な事は判らないが、ポケベルが世の中を席巻したのは、PHSよりも大分前だった様に思う。ポケベルに関する歌がヒットしたり、ボケベルが“小道具”として使われるTVドラマ等も結構在ったっけ。此方に詳しく記されている様に、相手のポケベルに“連絡して欲しい電話番号”では無く、“暗号的意味合いを持つ番号”を表示させ、コミュニケーション図る。(「10」→「“イ”チ・“マ”ル」→「イマ」→「今」といった感じ。)というのが、非常に流行った。

実はポケベル、自分は所有した事も、使った事も無い。学費を自分で稼がなければならず、ポケベル購入に回す御金の余裕なんか無かったし、「使いたい。」とも思えなかったので。だから、「ポケベルでコミュニケーションを図る。」というのも、雑学として知っているだけの事。

「子供の頃、夢中になって見ていた刑事ドラマGメン’75』の全作品をDVDコレクションした『Gメン’75 DVDコレクション』を定期購読している。」事を過去の記事でも記したが、先月発売された第67号に「ポケベルに関する記事」が載っていた。
ポケベルのサーヴィスが終了したのは『2019年9月』。だというのは知っていたけれど、日本でのポケベルのサーヴィス開始(当初東京23区内のみ)は『1968年』から。という事実には、「そんな早くから始まっていたんだ!」と驚きだった。


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2 コメント

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ポケベル (Kei)
2023-12-27 11:41:50
私の場合は、会社で営業を担当していましたので、営業マン全員にポケベルが配布され使っておりました。入社して3~4年くらいの時ですから、1975年頃からだと思います。通常はベルトに装着します。最初の頃は「文明の利器を使ってる」という優越感がありましたね(笑)。
外回りしてますと、会社に得意先から電話があっても連絡が取れず、時には大事な用件に間に合わなかったという失敗事例もありましたので、ポケベルが配布された時は喜びました。
ポケベルが鳴ると近くの公衆電話から会社に電話を入れ、すぐに電話があった先に向かったり、時には訪問先で商談中に鳴って、その会社の電話をお借りした事も。最初の頃は発信した電話番号が表示されるだけでしたが、giants-55さんの記事にあるように、追加で自由に番号を表示させることが出来るようになって、緊急の場合等の暗号も使うようになりました。さすがに営業用なので言葉遊び的な使い方はしませんでしたが(笑)。
やがて内勤業務になったので、ポケベルは使わなくなりました。短い間でしたが、便利に使わさせていただきました。懐かしい思い出です。
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>Kei様 (giants-55)
2023-12-28 01:53:51
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

Kei様はポケベルを使われていたのですね。「大事な要件に間に合わなかった。」という事が在れば、確かにポケベルの存在は大きかった事でしょう。

自分が社会人になった頃は、PHSが普及し始めた頃でした。ですので、ポケベルを飛び越えてしまったという感じなのですが、ポケベルが普及する前のサラリーマンの事を想像すると、「連絡を取り合うのが大変だったろうなあ。」としみじみ思います。恐らくは「公衆電話用の10円玉を多く持ち歩き(テレホンカードなんか無かった時代では)、一定間隔で会社に“確認連絡”を入れていた事でしょう。其れは非常に不便で煩雑で在ったろう一方で、怠惰なサラリーマンにとっては、喫茶店等での“暇潰し”の時間が奪われ、会社に雁字搦めにされ始めた端緒だったのかも。
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