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「マンション上階に住む幼児の足音は騒音、36万支払い命令」 【10月4日付け読売新聞】
マンションの上の階に住む幼児の騒ぐ音が五月蠅く、精神的苦痛を受けたとして、東京都内の男性が、幼児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁で在った。
中村也寸志裁判官は「幼児の騒ぐ音は我慢出来る限度を超えていた。」として、36万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は東京都板橋区のマンション1階に住んでいたが、2004年4月頃に幼児の家族が2階に引っ越して来て以降、幼児が室内を走り回ったり跳び跳ねたりする音に悩まされる様になった。抗議をしても、幼児の父親は「文句が在るなら建物に言ってくれ。」等と取り合わなかった為、男性は騒音計等で音を測り、提訴。幼児の家族は2005年11月に転居した。
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自分は団地やマンションに住んだ経験が無いのだが、実際にマンションに住んでいる知人の話を聞くとこの手の騒音問題で悩んでいる住人は少なくない様だ。上の部屋からの騒音のみならず、左右及び下の部屋からの騒音が酷いというケースも在るし、逆にこれ等の部屋から「御前の所は五月蠅いぞ!」と、床や天井、壁等を「ドンドン!」と叩かれる事も在るとか。「そんな騒音を出しているつもりは無いんだけど・・・。」と彼女は溢していたが、騒音の概念は個々人によって異なるし、何よりも互いに人間関係が構築されていれば別なのだろうが、現代の様に人間関係の希薄化が進んでいる状況下では、一寸した音でも容認し難いと捉えてしまう傾向”も”在るのだろう。
幼児が走り回ったり飛び跳ねたりするのは、”常識的な範囲で在れば”仕方ないのかなあという気はする。しかし他で報道されている様に、深夜にも騒いでいたとなると話は別。勿論、昼間で在ったとしても度を越した騒音ならば、同様に問題だと思う。そして何よりも、幼児の親がきちんと注意をしていたのかどうかも重要なポイントだろう。「幼児は騒ぐのが当然だ。」と何も注意せず、「文句が在るなら建物に言ってくれ。」と逆ギレしていた”ならば”言語道断。
唯、当該家族は1年7ヶ月住んだ後、2年程前にはもう転居しているという事を考えると、「今更この判決が出ても・・・。」という感じはする。この判決が、同様の騒音問題発生の抑止力になるという面は在ろうが。
「マンション上階に住む幼児の足音は騒音、36万支払い命令」 【10月4日付け読売新聞】
マンションの上の階に住む幼児の騒ぐ音が五月蠅く、精神的苦痛を受けたとして、東京都内の男性が、幼児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁で在った。
中村也寸志裁判官は「幼児の騒ぐ音は我慢出来る限度を超えていた。」として、36万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は東京都板橋区のマンション1階に住んでいたが、2004年4月頃に幼児の家族が2階に引っ越して来て以降、幼児が室内を走り回ったり跳び跳ねたりする音に悩まされる様になった。抗議をしても、幼児の父親は「文句が在るなら建物に言ってくれ。」等と取り合わなかった為、男性は騒音計等で音を測り、提訴。幼児の家族は2005年11月に転居した。
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自分は団地やマンションに住んだ経験が無いのだが、実際にマンションに住んでいる知人の話を聞くとこの手の騒音問題で悩んでいる住人は少なくない様だ。上の部屋からの騒音のみならず、左右及び下の部屋からの騒音が酷いというケースも在るし、逆にこれ等の部屋から「御前の所は五月蠅いぞ!」と、床や天井、壁等を「ドンドン!」と叩かれる事も在るとか。「そんな騒音を出しているつもりは無いんだけど・・・。」と彼女は溢していたが、騒音の概念は個々人によって異なるし、何よりも互いに人間関係が構築されていれば別なのだろうが、現代の様に人間関係の希薄化が進んでいる状況下では、一寸した音でも容認し難いと捉えてしまう傾向”も”在るのだろう。
幼児が走り回ったり飛び跳ねたりするのは、”常識的な範囲で在れば”仕方ないのかなあという気はする。しかし他で報道されている様に、深夜にも騒いでいたとなると話は別。勿論、昼間で在ったとしても度を越した騒音ならば、同様に問題だと思う。そして何よりも、幼児の親がきちんと注意をしていたのかどうかも重要なポイントだろう。「幼児は騒ぐのが当然だ。」と何も注意せず、「文句が在るなら建物に言ってくれ。」と逆ギレしていた”ならば”言語道断。
唯、当該家族は1年7ヶ月住んだ後、2年程前にはもう転居しているという事を考えると、「今更この判決が出ても・・・。」という感じはする。この判決が、同様の騒音問題発生の抑止力になるという面は在ろうが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
確かに上の階の坊やはドンドコパタパタとにぎやかですが、おりがみ家では「上のヒーヤン」と密かに呼んでまして、彼の成長と共に変化してゆく足音が生活の楽しみの一部になってるですよ。(うちが先に入居してるという気持ちのゆとりもあるです)
こういうご近所関係ができる同士なら別になんも問題にならんのでしょうが。
上下の部屋がどんなかなんて入居前はワカリマセンからね・・。
この案件、どうも騒音が一応争点になっているようですが、実は親の対応の方に問題があったと思います。子供が騒ぐのは確かに仕方ないのですが、そのために迷惑をこうむっているほうから苦情が来た時、「あ~すいません。よく言い聞かせるようにします。」といっておけば、同じ騒音がしてもまあここまで話が大きくならなかったのかもしれません。しかし、測定した騒音(足音)が70dbとのことだそうですが、これは確かにうるさいですね。ちょうど掃除機とかと同じ音圧らしいです。
実は格言うアタシも、学生の頃すんでいた賃貸マンションで下の階の住人から「足音が五月蝿い」と苦情を言われたことがありました。その住人が言うにはいかにもアタシが夜中にドタドタと歩いているという言い方だったのですが、アタシ的には普通に歩いているつもりでした(実際そうでした)。結局普通に歩いているだけなので改善の仕様が無いと突っぱねました。これもそんなに五月蝿いのならマンションの構造自体に問題があるから家主を交えて防音シート(当時こういうものを手軽に設置できるものが合ったかどうか不明ですが)などを設置するようにしましょうと提案したのですが、向こうは兎に角アタシが「これから気をつけます」といわないと気がすまないようでしたので、話し合いは物別れに終わりました。
どこでも似たような話はあるものですね。
psジャイアンツ優勝オメデトウございます。
一時かなり落ち込んでらっしゃったようですが、これでgiants-55様的には一安心ですね。
結局、「近隣住民との人間関係が全く構築されていない。」という事や、「他者に厳しく、自分に甘い人間が増えている。」という事等が、こういった訴訟沙汰の増加に影響しているのではないでしょうか。仰る様に子供が”或る程度”騒ぐのは仕方ない事だと思いますし、「社会として、我が国の未来を背負って立つ子供達を育成しているのだ。」という思いが在れば、「五月蝿いけど、まあ仕方ない。」という気持ちが湧くのではないかと。近隣住民との間に最低限の人間関係が構築されていたら・・・という前提ですが。
唯、これはあくまでも”或る程度”の騒ぎで在り、度を越している場合は別ですよね。マンション住まいの知り合い曰く、「休日とはいえ朝の5時前位に旅行用のトランクを大きな音をさせて引っ張り、尚且つ大きな笑い声を上げながら通路を歩いて行く住人。」や「余所の家の飼い犬に関する事には些細な面迄噛み付いてくるのに、自分の子供がマンションの備品を破壊したり、駐車場で急に飛び出して来る事が多い事等を注意すると、『何が悪いの!』と逆切れする住人。」が居るという事で、こうなると単に「他者に厳しく、自分に甘いだけではないか?」という気がしてしまいます。御互いに相手の立場を慮った上で暮らすという思いは必要でしょうね。
ただ賃貸アパート・マンションとの違いは文句を言って出て行かせるわけにも行かないですから「イヤミ」で応酬することが多々あります。
例1)自分が子どもの頃に隣の家の住人に「お宅のお子さんは元気があっていいですね。よく声が聞こえますよ。うちの子はもう中学なので御宅のお子さんの声を聞くほうが多いですよ。オホホホ。」
↓
今思うときついイヤミですなー。
例2)隣の家(先ほどのイヤミ氏とは別人)が新築してからやたら音が聞こえるようになった。
わが老親の弁「隣に言ってやろうかね。今時の家は土壁使わないんですなー。安普請のおかげでようあんたんとこの音が聞こえます、と。」
↓
やめときなさいと言いました(汗)。
日本の住宅の壁はかなりちゃちいそうですね。イケアかなにかが日本のゼネコンに任せたらあまりの仕切りや壁のチャチさに怒ったそうです。
ご近所さん同士なら迷惑かけたり、かけられたりなんでしょうけど。
騒音に対する不快感なんて個人差あるでしょうからね。
ここまで言われたら子供なん育てられない。というのも一理ある。かといって騒音と感じる人もいるのは想像に難くない。
やはりマンションといえど近所付き合いのようなものがあれば救われることもあるのではないでしょうか?
一概には言えないけど子供を持つ若いご夫婦がマンションの上下の階の部屋。隣の部屋の人くらいに普段から礼をつくしていれば大きな問題にならなかったようにも思いますね。
例の”引越しおばさん”の様に、一軒家でも騒音問題は在りますね。近所付き合いを”或る程度”しておくだけでも、こういった問題を大分回避出来る様な気がしています。道端で顔を合わせたら大きな声で「おはようございます!」とか「こんにちは!」と挨拶をし、旅先で一寸した御土産を買って来て渡したり。本当に些細な事では在りますが、こういった事の積み重ねで、少々騒音が出しても「まあ仕方ないか。」と目を御互いに瞑れる余地が生まれるのではないかと。「寄って来る猫は可愛い。」なんて事を言いますが、猫が嫌いな人で在っても何度も猫が寄って来る事で次第に情が湧いて来るもの。唯、逆に余りべったりな関係になってしまっても、それはそれで拗れた時には余計に厄介な事になるものですし、まあ付かず離れずの関係がベターなのでしょうね。
日本の壁のチャチさは良く耳にします。だからこそ昔から漫画等で、隣に住む男女の睦み事を壁にグラスを当てて聞くなんてシーンが描かれているのでしょう(笑)。
>あいさつ等
まあ確かにそうですね。実際には仲が良くなくとも、陰口を言う・言われていることは多々あっても、表面的には穏やかな関係になることが出来ます。(ただべったりすぎるが故のトラブルもよく耳にしますね)
イヤミを言ってきた隣人、イヤミを言う予定だった?隣人はともに両親とは世代が違うので没交渉になりやすい隣人でした。
そうそう、最近の家電製品は制音性をかなり考慮して作られていますので、一寸古い冷蔵庫等は音が必要以上に気になったりしてしまうものですよね。3年程前に「エコキュート」という記事(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/8ebf9747f6399fdcc08fde6450404bfb)を書き、その中で「このシステムに興味が在るのだけれども、実際に使用されている方からメリットやデメリットを教えて戴きたい。」としました所、「音の問題」を指摘されている方が居られました。外に据え付ける物だけに、隣人の間で騒音問題が起きる可能性は少なくなさそうです。
100%の友好関係を隣人との間に築くなんていうのは実際問題難しいだろうし、結局は程々の関係をどう構築出来るかって部分に掛かっているのでしょうね。「自分自身も同じ様な事をやっている”かもしれない”から、まあこの程度は我慢しよう。」という思いが御互いに持てるかどうかなのかなあと。