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「“小さな巨人”古川 中継ぎ左腕候補だ」(2月18日付けスポニチ)
“小さな巨人”だ!巨人の大学・社会人ドラフト3巡目・古川祐樹投手(22歳=明大)が17日、紅白戦に初登板。白組の4番手で2回を投げ、無安打2四球無失点と上々のデビューを果たした。
巨人のドラフト史上最小の身長1メートル69。小さな左腕が開幕1軍争いへ名乗りを上げた。強気の投球で窮地を脱したのは、連続四球と暴投を犯した7回2死二、三塁。ここで星を追い込むと、内角低めの直球で見逃し三振だ。新人離れしたマウンド度胸を披露した左腕は、「連続四球を出したので80点。プロのストライクゾーンも判ったし、それを踏まえて制球を意識して行きたいです。」と胸を張った。
直球の最速は136キロ乍ら、打者の手元で微妙に変化するツーシームを主体に4種類の変化球を操った。8回は3者連続で内野ゴロに打ち取った。結局、打者8人で外野への打球はゼロ。捕手が育成選手の佐藤だった事も在り、自分で配球も組み立てた。キャンプ序盤から古川のブルペン投球に熱視線を送っていた原監督も「非常に実戦向き。1軍レベルから見られる投手だね。」と目を細めた。
体格は決して恵まれていないが、1月の新人合同自主トレでは体力測定等で他の新人を圧倒。実戦でもしっかりと結果を残した。「大きな相手を抑えるのは気持ち良いです。」。小さな体が1軍のマウンドで躍動する日も、そう遠くはなさそうだ。
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「小兵乍ら度胸満点で、良い球を放る新人投手が居る。」古川投手に付いて、そんな記事を以前目にしていた。余所のチームから“出来上がった選手”を獲得し捲る一方で、“下”から這い上がって来る生え抜き選手が数少ないジャイアンツ。野手ならば矢野謙次選手や脇谷亮太選手等が居るが、投手で言えばそういった存在がとんと思い浮かばない。古川投手の場合「下から這い上がって来た」というのには当て嵌まらないが、小兵というハンデを物ともせずに一軍定着、延いては文字通り「小さな巨人」になって欲しい。
「小さな体躯にも拘わらず、チームの大黒柱として投げる投手」というと、最近ではスワローズの石川雅規投手が思い浮かぶ。昨年は不満足な成績だったが、169cmの身体で2002年から2006年迄二桁勝利を続けていたのは立派だ。一寸前でいえば元ライオンズの潮崎哲也投手も小兵のイメージが在ったが身長は177cmと、桑田真澄投手(パイレーツ)の174cmよりも高かったというのは意外。又、もっと昔ならば、漫画「がんばれ!!タブチくん!!」でも馴染み深かった元スワローズの安田猛投手も小兵のイメージだったが、それでも173cm在ったそうだ。
「小さな巨人」といえば、水島新司氏の漫画「ドカベン」に登場する里中智が思い浮かぶ。小学校の頃、クラスメートが持ち寄った本が「学級文庫」として置かれていた。その中には「男どアホウ甲子園」や「野球狂の詩」、「ドカベン」といった水島氏の野球漫画が在り、当時は夢中になって読んだもの。又、隔週刊少年漫画誌「マンガくん」に連載されていた同氏の作品「球道くん」も、好きな作品の一つだった。
「週刊少年チャンピオン」で連載されていた「ドカベン」が1981年に終了して以降、水島氏の作品を読む機会はガクンと減った。「ドカベン」の続編として「大甲子園」や「ドカベン プロ野球編」、「ドカベン スーパースターズ編」が描かれている事や、「山田太郎がライオンズ、岩鬼正美がホークス、殿馬一人がブルーウェーブ、そして里中智がマリーンズ」へとそれぞれ入団した事は聞き及んでいたが、「にっこり笑って人を斬る」の微笑三太郎がジャイアンツ入りしていたというのは知らなかった。因に現在は、5人全員が新球団「東京スーパースターズ」に在籍している様だ。
「“小さな巨人”古川 中継ぎ左腕候補だ」(2月18日付けスポニチ)
“小さな巨人”だ!巨人の大学・社会人ドラフト3巡目・古川祐樹投手(22歳=明大)が17日、紅白戦に初登板。白組の4番手で2回を投げ、無安打2四球無失点と上々のデビューを果たした。
巨人のドラフト史上最小の身長1メートル69。小さな左腕が開幕1軍争いへ名乗りを上げた。強気の投球で窮地を脱したのは、連続四球と暴投を犯した7回2死二、三塁。ここで星を追い込むと、内角低めの直球で見逃し三振だ。新人離れしたマウンド度胸を披露した左腕は、「連続四球を出したので80点。プロのストライクゾーンも判ったし、それを踏まえて制球を意識して行きたいです。」と胸を張った。
直球の最速は136キロ乍ら、打者の手元で微妙に変化するツーシームを主体に4種類の変化球を操った。8回は3者連続で内野ゴロに打ち取った。結局、打者8人で外野への打球はゼロ。捕手が育成選手の佐藤だった事も在り、自分で配球も組み立てた。キャンプ序盤から古川のブルペン投球に熱視線を送っていた原監督も「非常に実戦向き。1軍レベルから見られる投手だね。」と目を細めた。
体格は決して恵まれていないが、1月の新人合同自主トレでは体力測定等で他の新人を圧倒。実戦でもしっかりと結果を残した。「大きな相手を抑えるのは気持ち良いです。」。小さな体が1軍のマウンドで躍動する日も、そう遠くはなさそうだ。
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「小兵乍ら度胸満点で、良い球を放る新人投手が居る。」古川投手に付いて、そんな記事を以前目にしていた。余所のチームから“出来上がった選手”を獲得し捲る一方で、“下”から這い上がって来る生え抜き選手が数少ないジャイアンツ。野手ならば矢野謙次選手や脇谷亮太選手等が居るが、投手で言えばそういった存在がとんと思い浮かばない。古川投手の場合「下から這い上がって来た」というのには当て嵌まらないが、小兵というハンデを物ともせずに一軍定着、延いては文字通り「小さな巨人」になって欲しい。
「小さな体躯にも拘わらず、チームの大黒柱として投げる投手」というと、最近ではスワローズの石川雅規投手が思い浮かぶ。昨年は不満足な成績だったが、169cmの身体で2002年から2006年迄二桁勝利を続けていたのは立派だ。一寸前でいえば元ライオンズの潮崎哲也投手も小兵のイメージが在ったが身長は177cmと、桑田真澄投手(パイレーツ)の174cmよりも高かったというのは意外。又、もっと昔ならば、漫画「がんばれ!!タブチくん!!」でも馴染み深かった元スワローズの安田猛投手も小兵のイメージだったが、それでも173cm在ったそうだ。
「小さな巨人」といえば、水島新司氏の漫画「ドカベン」に登場する里中智が思い浮かぶ。小学校の頃、クラスメートが持ち寄った本が「学級文庫」として置かれていた。その中には「男どアホウ甲子園」や「野球狂の詩」、「ドカベン」といった水島氏の野球漫画が在り、当時は夢中になって読んだもの。又、隔週刊少年漫画誌「マンガくん」に連載されていた同氏の作品「球道くん」も、好きな作品の一つだった。
「週刊少年チャンピオン」で連載されていた「ドカベン」が1981年に終了して以降、水島氏の作品を読む機会はガクンと減った。「ドカベン」の続編として「大甲子園」や「ドカベン プロ野球編」、「ドカベン スーパースターズ編」が描かれている事や、「山田太郎がライオンズ、岩鬼正美がホークス、殿馬一人がブルーウェーブ、そして里中智がマリーンズ」へとそれぞれ入団した事は聞き及んでいたが、「にっこり笑って人を斬る」の微笑三太郎がジャイアンツ入りしていたというのは知らなかった。因に現在は、5人全員が新球団「東京スーパースターズ」に在籍している様だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
日本で活躍していた際にも小柄さを感じていた田臥勇太選手ですが、外国人選手に囲まれると尚更小さく感じられ、大人の中に一人子供が混じっている様に見えます。それでも73cmあるし、足のサイズに到っては自分より大きい29cmなんですよね。
野球選手って実際に見ると、想像以上に大きいですよね。昔、街中を歩いていた時、前方に「背が非常に高く、肩幅&横幅も半端では無い、それこそ”人間山脈”の様な総白髪の男性」の後姿を見て、「デカイなあ。」と唖然とさせられました。気になって早足で追い抜き、さり気無く振り返って顔を確認すると、その人はホークスやジャイアンツで活躍された、今は亡き別所毅彦氏でした。
そして、元祖小さな大投手、光沢毅さんを忘れるわけには参りません。が、私と少なからず関わりがありますので、敢えてここでは書きません(いじわる)。
小坂がいます。
今年どこかのテレビで
「脇谷は打撃はいいが守備が云々」
「二塁手は守備優先で」
とか言ってました。
是非小坂を(飼い殺しにしないで)使って欲しいところです。
何なら遊撃で・・。
山中正竹氏と言えば高校野球の解説を良くやられていましたし、4年程前にベイスターズの球団専務に就任されましたよね。指が短い云々の話は存じ上げませんでしたが、この逸話から思い出すのがドラゴンズにホエールズ、そしてファイターズで監督を務められた近藤貞雄氏の事。選手としてジャイアンツに在籍したいた1946年の秋季キャンプで、散歩中に進駐軍のジープに轢かれそうになり、それを避け様として側溝に転落。其処に落ちていたガラスの破片で右手中指の神経をざっくりと切ってしまい、上手く動かす事が出来なくなり、結局苦肉の策で3本指で投げた所、それがパームボールになったとされていますよね。
スポーツニュースで見る限り、今年の矢野と脇谷は良さそうですね。
記事とちょっと離れてしまうかも知れませんが、TB送らせて頂きました。