我が国で女性首相が・・・

トラックバックして戴いた破壊王子様の記事「行け！観ろ！燃えろ！ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟」を先程拝読し、居ても立っても居られなくなってしまった。この作品の予告をＴＶで何度か見たが、主役のヒビノ・ミライを演じる五十嵐隼士氏が一人の男を前にして「もしかして、貴方は？」と問うと、「ウルトラマン。地球での名はハヤタだ。」と黒部進氏が答えるシーンは、毎回心打ち震える程の感動で目頭がついつい熱くなってしまう。早く映画館で観たいとは思っているものの、良い歳をしたおっさんが一人で観に行くのも気恥ずかしいものが在ったのだが、辛口批評？の破壊王子様があそこ迄賞賛されている以上、何とか従兄弟のガキんちょを出しにしてでも今週末には足を運びたい。

さて、今日は自民党総裁選の投開票が行われる。言う迄も無く今の政治状況では、「自民党の総裁＝首相」という流れが出来上がっており、単に一政党のトップを決める以上の重みが在る筈なのだが、安倍晋三氏の総裁選出は「Ｋ－１でピーター・アーツが曙と対戦して勝利を収める。」位ガチガチの確実さでは、冷めた思いで一連の選挙戦を見ていたのが正直な所。後は来週以降の党三役＆組閣人事に焦点が当たって行くのだろうが、「国土交通大臣時代には結局全てを丸投げする等、父親譲りのパフォーマンスだけという実態を曝け出した御仁を、”御友達”という理由で重用。」したり、「（安倍氏と）”妙な親密さ”を感じてしまうあのおねえちゃんを、柵で起用。」したりするのだろうかと、人事面でもどうでも良さを感じてしまう。

そもそも安倍氏という人間が首相に足る存在なのか、個人的には疑問を持っている。物事には概論と各論が在り、どちらも大切なのは言う迄も無い。概論だけ、又は各論だけでは成立しないのは判っているが、どうにも安倍氏の吐く言葉には概論ばかりが目立ち、肝心な各論が見えて来ないのだ。時折明確に各論が示されると思えば皇室関連の事ばかりの様な気が。案の定と言うべきか、旧皇族の皇籍復帰の可能性をもぶち上げたが、”皇室の存在意義はさて置き”、僅か数十人の皇族（旧皇族）の事であそこ迄口角泡を飛ばすのならば、それ以前に年間３万２千人を超える自殺者を含めた１億２千万人余のその他絶対多数の国民に関する具体的な各論を、一国のトップとして披瀝して貰いたいもの。

と硬い話は此処迄にして、「我が国に女性首相が誕生するとすれば、現職議員の中では誰が適任だろうか？」と暫し考えてみた。現職の議員の顔をつらつらと思い浮かべてみたが、どの人物も帯に短し襷に長しといった感じでピンと来ない。

そこで、「我が国に女性首相が誕生するとすれば、著名人では誰が”見た目”で適任だろうか？」という御遊びをしてみた。どうしても女優で考えてしまうのだが、古い所で言えば小川真由美さんが一番しっくり来る様な気がする。最近で言えば誰になるだろうか？やはり「日本沈没」での大臣ぶりから、大地真央さんが似合いそうな感じがする。その場合には厚生労働大臣辺りに、大好きなもたいまさこさんを起用して欲しいもの。此処を御覧になられた皆様が、”見た目”で女性首相に適任な著名人で誰を思い浮かべられるか興味が在る。

と、おふざけ記事を書いていた所、「タイで軍部によるクーデターが発生し、政府関連施設等が占拠されている。」というニュース速報が飛び込んで来た。タイには仕事やプライベートで何度か訪問しており、大好きな国の一つ。とても心配だ・・・。