ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「2013年新語・流行語大賞」を予想 Part2

2013年11月22日 | 其の他

「前回、首相務めた際には、マス・メディアネガティヴ・キャンペーンで辞めさせられた。」と“全く見当違い怨念”を抱えている様な安倍晋三首相。NHK経営委員に自身の“御友達”を次々に送り込み、「『皆様のNHK』を『安倍様のNHK』に変えようとしている。」と非難される一方で、主要なメディア上層部に“接待攻撃”を掛け続けている。自身にとって不都合な報道をさせない様にしているとしか思えない、念入り飴と鞭戦略”。支持率が高止まりする様にと、過剰にも思える頻度でメディアに登場し、態とらしい程のパフォーマンスを繰り広げるのも、最早彼の十八番と言って良いだろう。

 

そんな彼だからこそ、(国民の間で反対の声が多い)「特定秘密保護法案」の件で支持率が下がるで在ろう今、「新語・流行語大賞」の発表の場は“パフォーマンスをする絶好の場”と捉えている“政治的思惑”云々上記したのも、そういった事が懸念されるから。「アベノミクス」や「お・も・て・な・し」といった“自身の成果”を最大限にアピール出来る用語をトップ・テンに“押し込む”事は在っても、「ナチスの手口に学んだら」や「アホノミクス」なんていう“不都合な用語”は、是が非でもベスト・テン入りさせたくは無いに違いない。

 

 

過去の傾向を考慮すると、トップ・テンの中から「新語・流行語大賞」に選ばれる用語は、「次の4条件を、極力満たしている物。」と推察される。

 

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「『新語・流行語大賞』に選出される可能性が高い用語の4条件」

 

① 老若男女を問わず、幅広い層が認識&使用している(た)言葉。

② 世界的なイヴェントの開催年は、其の関連用語が選ばれ易い

③ 悲惨なイメージの在る言葉より、そうで無い言葉の方が選ばれ易い。

④ 其の言葉に関連する人物が明確で、且つ賑やかしとして”授賞会場に来られる事が望ましい。

 

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で、諸々を考え合わせた上で・・・というか、ハッキリ言って今年の「新語・流行語大賞」を受賞するのは「今でしょ」だと、随分前から思っている。周りでも矢鱈と口にしていたし、「先月に群馬を旅した際、山奥にぽつんと在った店の看板に『今でしょ!』と書かれていた。」のを目にして、「『新語・流行語大賞』の受賞は、間違い無いな。」と確信したもの。

 

問題は「此の『今でしょ』が単独で受賞するのか?其れとも、他の用語と同時受賞になるのか?」だ。「国民栄誉賞授与の場すらも、政治的パフォーマンスに利用する御仁。」だけに、「アベノミクス」を「新語・流行語大賞」に“押し込み”たい筈。従って、今年の「新語・流行語大賞」は、次の2語になると予想する。

 

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2013年新語・流行語大賞の予想」

 

今でしょ

アベノミクス

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12月2日の授与式、「アベノミクス」が「新語・流行語大賞」を受賞した事で会場に現れた安倍首相が、得意満面な笑顔を浮かべ乍ら「“私”が行ったアベノミクスで、日本の経済は復活しました!又、“私”が注力したオリンピック招致も、『お・も・て・な・し』の心で成功し、明るい未来を呼び込みました。来年は『長き低迷期の倍返しだ!』と国民が奮起し、『じぇじぇじぇ』と驚き&喜べる様な国に、“私”が変えて行きます!!」等とスピーチする姿が目に見える様だ。

 

最後に、今年の「このミステリーがすごい!(国内編)」の1位も予想。「今年刊行されたミステリーの中から、飽く迄も自分が読了した作品。」に限定して選んでみると、本命東野圭吾氏の「祈りの幕が下りる時」で、対抗河合莞爾氏の「ドラゴンフライではないかと。

 

*1 今年の候補語に入った「富士山」や「集団的自衛権」、「汚染水」なんぞは、新語でも流行語でも無いと思うのだが・・・。


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6 コメント

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Unknown (透明人間)
2013-11-22 22:34:26
「今でしょ」と「じぇじぇじぇ」の一騎討ちだと思いますがやはり「今でしょ」に決まって欲しいです

「おもてなし」は一流ホテルのレストランや高級デパートのレストランなどから食材偽装(メニュー不適切表示?)がゴロゴロ発覚した今は胸を張って大賞をもらえる言葉では無くなったから除外して欲しいですね(東京オリンピックを誘致した関係者はそんなの関係無い流行語大賞だろうが五千万円だろうが貰える物は何でも貰う!バレたら返せば良いんだろ!と思ってるかも)

個人的に今まで生きてきた中での流行語は
食べ物部門なら確かインスタントラーメンのテレビCMの「私たち作る人僕食べる人」(男尊女卑として抗議を受けてCM中止)次点はビールのテレビCMの「若さだよ、ヤマちゃん」

プロ野球部門なら審判の二出川延明の「俺がルールブックだ」(実際は言ってないらしい)次点は長島選手引退時の「我が巨人軍は永久に不滅です」(広島球場に出現したクモ男の我が巨人軍は永久に不潔ですも捨てがたいです)

政治部門なら
ロッキード事件の証人喚問での小佐野賢治の「記憶にございません」次点は田中角栄の「政治は数、数は力、力は金だ」

プロレス部門はあえて2つを選んで長州力の「藤波!俺はお前の噛ませ犬じゃない」とジャイアント馬場の「シュートを越えたところにプロレスがある」(シューターは強ければ一流だがプロレスラーは強さと観客を楽しませると言う二つを兼ね揃えて一流と言う意味らしい)
お笑い部門なら
やはりドリフターズですね何を選んで良いのか分からないほど流行語を産み出してくれました(俺的には「ちょっとだけよアンタも好きね」かな
次点は松鶴千とせの「わかるかな わかんねぇだろうな」
下らない長文失礼しました
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>透明人間様 (giants-55)
2013-11-22 23:59:19
書き込み有難う御座いました。

「じぇじぇじぇ」が幅広い世代に認識された言葉なのは確かで、其の意味では新語や流行語で在るとは思うのですが、唯、「今でしょ」や「倍返し」をフレーズとして口にする人は結構居たけれど、じゃあ「じぇじぇじぇ」はそうだったかとなると、うーん・・・という感じなんです。マスメディアが「今流行ってる言葉」として散々盛り上げた結果として、幅広くい世代が知るに到ったという面が在る様にも思います。

有名所の“食品偽装”が次々に発覚している中、仰る様に「お・も・て・な・し」と言われた所で、説得力は弱いですよね。

自分の中で印象に残る流行語となると、「全く記憶に御座いません。」や「祟りじゃ~っ!」、「一寸だけよ・・・あんたも好きねえ。」、「コマネチ!」、「恥ずかし乍ら、帰って参りました。」等です。エッチを意味する「ニャンニャンする」なんて言葉も、凄く流行りましたね。
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豊作 (AK)
2013-11-26 22:01:54
とりあえず話題の大きい物には全部与えるのでは。

個人的には
「じぇじぇじぇ」…周囲で若者が良く使っていて、流行っていることを知った。ドラマはいわゆる朝ドラの常連客だけではなく、ネットオタクから80年代に子供時代を送った人までいろいろな楽しみ方が出来て面白かった。

「今でしょ」…上に同じ。しかし流行った時期が今年の初めなのがネックか

「倍返し」…使いやすい。しかしこれはマスメディアが好んで便乗している印象を持った。ドラマはいかにも古臭いというかエグいまでのわざとらしさ・分かりやすさを感じた。

「アベノミクス」…これは当確でしょう。管理人氏ご紹介のパロディは聞いたことも無い。ちょっと新左翼的な時代の香りがする当てこすりと思う。

「おもてなし」…私は管理人氏等とは異なり五輪万歳の俗物ですが、これは普遍的な言葉なので、流行語扱いには驚いた。プレゼン見ていたが、実は特に印象に残っていなかった。それぐらい普遍的だったので。流行語になるということは多くの人にとっては馴染みのない言葉だったのか?という印象を持ちました。
商工会で東京などから人を呼んで「町おこし」「活性化」という話をするときに何百回も聞かされている言葉です。しかし観光客というと大昔の農協や土建屋、商店街、シニア。最近なら空気の悪い西の国の「団体さん」を連想し、「はた迷惑」のイメージがありますのでついつい及び腰で「あんなの「おもてなし」したいと思わない」「仕事が増えて迷惑」とうっかり本音が出てしまいます。どうもこの態度が地元やアンキンタンの御客さんにも出て、町の活性化を遅らせているのだとお叱りを受けましたが、私も人間ですので…。
話はそれましたが、個人的には東京こそヨソ者田舎者に冷たかったぞ、とも思います。初めて仕事で東京に行ったとき、「東京の人は怖い。道を聞いても無視される」というので、キオスクのおばさんに聞いたら、けんもほろろのつっけんどんの対応でした。本当怖いと思ったものです。最近は親切な店員さんが増えました。おそらくマニュアルのおかげです。

長々失礼しました。
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>AK様 (giants-55)
2013-11-27 01:00:19
書き込み有難う御座いました。

AK様の周りでは、「じぇじぇじぇ」が使われていましたか。「今でしょ」と「倍返し」、特に「今でしょ」は口にしている人が多かったので納得なのですが、個人的には「じぇじぇじぇ」を周りで耳にする事が無かったので、「候補には入るだろうけど、トップ・テンは無いだろう。」と思っていました。

「おもてなし」の部分でAK様が書かれていた「普遍的な言葉なので、流行語扱いは驚いた。」というのは、全く同感です。近年、候補語には此の手の用語が非常に多く、今年で言えば記事でも触れた「富士山」なんぞは、「流行語でも何でも無い、普遍的な言葉やろ!」と思ってしまったし。

昔は「関西の雰囲気」というのが、正直苦手でした。「わあわあ五月蠅い。」、「物言いがえげつない。」等が理由だったのですけれど、実際に何度か足を運ぶと、実にフレンドリーで単刀直入な感じが凄く心地良く、今ではすっかり好きになりました。「食わず嫌い」って言葉が在りますが、「行かず嫌い」っていうのも在るんでしょうね。

逆のケースも在る。幼少期を過ごした名古屋には今でも愛着が在るけれど、離れた事で見えて来た部分も。排他的な面というのも、関東圏に引っ越してから見えて来た。でも、確かに排他的な面は在るのですが、心を許せば凄く親切な土地柄でも在るんですけどね。
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Unknown (マヌケ)
2013-12-03 12:47:31
「おもてなし」がそんなに流行していたとは、全くもってピントきません。 わが部の流行語大賞は、出せば通ると言われている稟議にスパスパハンコが押されて導入した最新設備がぶっ壊れて、昨年度巨額の損失を出し、今年度もその撤去工事に費用がかかってしまい、常に頭を痛めている1位「減損損失」、部長がつけていた業務日誌と明らかに異なる残業時間を入力したA君がそれを指摘されて口にした2位「テキトー」につけてましたっす。 同じくA君の3位「集金に行くの忘れてました」とまたまた同じくA君の4位「マーライオン」、関連会社の社長さんに気に入られているA君は、誘われて飲んだ翌日がトイレでマーライオン状態で、機能しないことが多く、同様のシチュエーションで流行したものです。 振り返れば平和な、マヌケなトホホな会社です。 アベノミなど何の関係もなく、巨額の損失のために冬のボーナスも上がるどころか下がりました。
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>マヌケ様 (giants-55)
2013-12-03 13:33:21
書き込み有難う御座いました。

アベノミクスで景気が浮揚して来ていると言われるも、実際に其れを体感している人って、本当に多いのでしょうかね。投資する余裕が在る人達や、一部の大手企業に属する人達にとっては恩恵が在ったかもしれませんが、そうじゃない大多数の人達にとっては、「殆ど変らない。」というのが実感ではないかと。

「民主党への大幻滅」が、自民党の上手い戦略によって「民主党憎し!」の思いに高められ、其れによって「自民党がする事は何でも間違い無い。」という“幻想”に誘われてしまった。そんな幻想の中で、アベノミクスなる空虚な言葉に踊らされて来た1年間・・・そんな感じもします。

「俺達の主張こそが、唯一無二的に正しい。そんな俺達に逆らう輩は、一切切り捨てる。」といった遣り方が外交のみならず、自国民へも向けられて来た訳ですが、そういうスタンスが来年以降も続けられるのだろうか?破綻への綻びが、そろそろ出始める様な気がします。
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