非喫煙者の自分だが、喫煙の自由を奪う様な事は在ってならないと思っている。煙草を嫌うのも自由ならば、好むのも又自由だから。でも、其の自由は、「喫煙者が100%、“決まり”を守った上で吸うので在れば。」という大前提が付く。公道で歩き煙草をしたり、喫煙が禁じられた場所で吸うので在れば、喫煙の自由云々なんて言わせない。「俺達喫煙者は煙草を吸う事で、非喫煙者よりも多くの税金を納めているのだから文句を言うな!」みたいなアホな事を言う輩が居るけれど、「煙草の煙で自分のみならず、周りの人間をも病気にさせ、そして其の事で掛かる医療費は、喫煙者が支払った税金を遥かに超える。」という説が在る事を忘れているのではないか?歩き煙草によって他人に火傷させる等、決して在ってはならない事。喫煙する以上は、幼稚な言い訳をする事無く、きちんと決まりを守って欲しい。
又、歩きスマホも同様だ。四六時中スマホを弄っている姿には不気味さしか感じないけれど、まあ其れは個人の自由。でも、「他人様に迷惑を掛けない範囲で。」というのが大前提。「街中で、歩きスマホをしている人間に体当たりされた。」という経験が、何度か在る。恰幅の良い自分だから大事には到らなかったけれど、子供や年寄りだったら、大怪我という事も充分考えられる。
*********************************
「ハワイ・ホノルルで歩きスマホ禁止、罰金も在り」(8月1日、日刊スポーツ)
米ハワイ州のホノルル市は1日迄に、歩き乍ら携帯電話のメール等を見たり送ったりする「歩きスマホ」を禁じ、初回の違反者には最大35ドル(約4,000円)の罰金を科す条例を制定した。10月25日から施行される。米メディアによると、同様の規制は全米主要都市で初の試み。
歩きスマホの危険性は、日本や欧米等で社会問題となっている。ホノルルは、日本人にも人気の観光地。
条例は、歩き乍ら携帯電話やタブレット端末、携帯型ゲーム機等の画面を見る事等を禁止。警官が見付けた場合、初回は15~35ドルの罰金、1年以内に違反を繰り返した場合は、2回目に35~75ドル、3回目は75~99ドルの罰金を科す。
ホノルル市議会が7月初めに条例を可決、コールドウェル市長が同月末に署名し成立した。緊急通報や、歩き乍ら通話する事は禁じていない。
*********************************
何でも彼んでも法律等で縛るのは、好ましい姿とは思わない。人間の“常識”や“モラル”、“良心”等で、他人様に迷惑を掛けない言動を心掛けるのが好ましい姿だろう。でも、歩きスマホをしている人間が余りにも多い以上、日本でもホノルルの様に、歩きスマホを禁止する法律を制定する必要が在るだろう。