781年7月31日、今から1,240年前の今日、「奈良時代末期、朝廷編纂の『続日本紀』に、富士山噴火に伴う降灰の記録がされている。」そうで、此れは記録が残っている範囲で、“富士山の最古の噴火”という事だ。
以降、記録が残っている範囲で、富士山は次の通り、合計10回噴火している。
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① 781年
② 800年~802年(延暦大噴火)
③ 864年(貞観大噴火)
④ 937年
⑤ 999年
⑥ 1033年
⑦ 1083年
⑧ 1435年(又は1436年初頭)
⑨ 1511年
⑩ 1707年(宝永大噴火)
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延暦大噴火、貞観大噴火、そして宝永大噴火の3つを「富士山の三大噴火」と呼ぶそうだ。
今の所、富士山の最後の噴火は宝永大噴火で、314年が経った事になる。
781年から1707年で10回という事は、平均で「92.6年/回」の発生率。過去10回で最も期間が空いたのは、⑦と⑧の間で「352年」。色々考え合わせると、富士山は何時噴火してもおかしくない。用心するに越した事は無いだろう。