ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

絶世の美女

2008年03月26日 | 其の他
22日に放送された「SmaSTATION!!」の特集は「20世紀を代表する美女ランキングベスト20」。この番組を見る事は余り無いのだが、「美女」という言葉に惹かてついつい見てしまった。

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1位:  オードリー・ヘプバーンさん   
2位:  吉永小百合さん
3位:  夏目雅子さん
4位:  ダイアナ(プリンセス・オブ・ウェールズ)さん
5位:  マリリン・モンローさん
6位:  グレース・ケリーさん
7位:  イングリッド・バーグマンさん
8位:  エリザベス・テイラーさん
9位:  ヴィヴィアン・リーさん
10位: マドンナさん
11位: カトリーヌ・ドヌーヴさん
12位: 山本富士子さん
13位: ブルック・シールズさん
14位: 原節子さん
15位: オリヴィア・ハッセーさん
16位: ナディア・コマネチさん
17位: ツィギーさん
18位: 李香蘭(山口[大鷹]淑子)さん
19位: 若尾文子さん
20位: ソフィア・ローレンさん
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視聴者からの投票結果では、オードリー・ヘプバーンさんが1位に輝いた。「日本人が最も好きなハリウッド女優」としばしば称される彼女だけに、この結果は妥当と言えよう。自分の大好きな女優の一人でも在る。

個人的に「絶世の美女」を挙げるとすれば、海外の女優ではグレース・ケリーさん。肉感的美女のソフィア・ローレンさん、コケティッシュな美女のイングリッド・バーグマンさん&キム・ノヴァックさん、小悪魔的な美女のヴィヴィアン・リーさん、キリリとした美女のブルック・シールズさん、清楚な美女のオードリー・ヘプバーンさん等、好きな女優は数多居るが、見惚れてしまう美しさという意味ではグレース・ケリーさん右に出る者は無いと思っている。昔、10点満点の美女を捜し歩く中年男を描いた映画「テン」というのが在ったが、グレース・ケリーさんは正に「テン」と呼べる美女だろう。

そして日本人女優で言うと、夏目雅子さんに尽きる。美しく、且つ健康的なイメージの彼女が急性骨髄性白血病で亡くなられて(死因は肺炎)から今年で23年になるが、あの美しさは今でも忘れられない。

彼女に関して山田邦子さんが語った話が、強く印象に残っている。今から四半世紀位前の話だと思うが、それ程売れていなかった山田さんが業界の立食パーティに参加していた際、TVカメラと共にインタビュアーが近付いて来た。顔を売るチャンスと何か面白い事を言おうと思うも口一杯に食事を頬張っていた為、「どうしよう。」とオロオロしていた所、後ろに居た夏目さんが「口に入っている物を此処に出しちゃって。」と自らの両手を差し出したという。TVドラマで共演し面識は在ったものの、既に超売れっ子女優だった夏目さんが、自分の様な売れない芸人にそんな気配りをしてくれた事が堪らなく嬉しかった。顔の美しい人は他にも一杯居るが、心迄もが美しいと思ったのは夏目さんだけだった。と、夏目さんの葬儀で号泣し乍ら山田さんは語っていた。

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6 コメント

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Unknown (iorin)
2008-03-26 10:28:09
私はメグライアンと山口智子さんを挙げたいと思います。実際はわかりませんが性格もよさそうですね。

会社の先輩が夏目雅子さんは今頃間違いなく大女優になっていたと行ってました。私は三蔵法師役をやっていた際しかわかりませんが、ネットの画像とか見るとすごい美人ですね。
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なめたらいかんぜよ (おりがみ)
2008-03-26 11:22:54
夏目さんの決め台詞。
原作と、映画と、現地(高知)のあまりのギャップに戸惑いつつも彼女の代表出演作「鬼龍院花子の生涯」は何度読んでも何度見てもおもしろいです。
できれば原作に忠実に映画化してほしかった。

>オードリー
戦時中も晩年もオトコマエな美女。ただの美女じゃないところがすごいなぁと。
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>iorin様 (giants-55)
2008-03-26 16:44:18
書き込み有難う御座いました。

美女にも様々なタイプが在りますよね。「健康的な美女」と「不健康なとは言わないけれども、何処か憂いを秘めた美女」、絵画で言えば「ポール・ゴーギャンの描く美女」と「竹久夢二の描く美女」の違いと言いましょうか、そういった分け方言えば前者に入るのが夏目雅子さんや山口智子さん(彼女も大好きな女優の一人です。)、メグ・ライアンさん等でしょうね。

以前書いた記事(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/92e78904a5fe9e2f50ab5bdc4559f8a1)で「もしリバー・フェニックス氏が夭逝していなかったら、恐らくレオナルド・ディカプリオ氏が陽の目を浴びる事が無かったかもしれない。」と記しました。それだけ存在感の在る役者だったと思っているのですが、同様に夏雅子さんが存命ならば、女優の世界も大分今とは違っていたかと。今年で51歳の彼女はどんな女優になっていたでしょうね・・・。
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真の美人 (o_sole_mio)
2008-03-27 00:10:46
私も20世紀の美女No.1はオードリー・ヘップバーンだと思ってました。若い頃の美しさもさることながら晩年の社会活動も外観だけでなく人格を含めた美しさを示したと思います。

実は映画は見たことないのですが、少し前にローマの休日の映像を使ったCMが印象に残るなど映画を見なくても、いろいろなところで映像や写真を見ることができますね。

夏目雅子さんの場合はまさに「佳人薄命」だと思います。

オードリーヘップバーンも夏目雅子さんもそのエピソードは「外見だけでなく中身も美しい人こそ真の美人である。」ということを示していると思います。

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Unknown (マヌケ)
2008-03-27 00:16:10
「たそがれ清兵」の宮沢りえさんがよかったです。 ひざ枕してもらえたら、もう死んでもいいと思うくらいです。 あと「ラブ・アクチャリー」のキーラ・ナイトレイも好きです。 女の子走りして駆け寄ってきてチュとかしてもらえたら、もう死んでもいいと思うくらいです。 ミュージシャンではトリスタン・プリティマンがいいです。 彼女のギターテクはもちろんですが、彼女の足とおへそにほおずりできたらもう死んでもいいと思うくらいです。 近づき難い美しさよりも好感の持てる清らかさという勝手なイメージにどうも磁力を感じてしまいます。 個人的にはちょっと崩れた、個性的な顔立ちが好みです。 昔は「小さな恋のメロディ」のトレーシー・ハイドをとてもかわいいと思っていました。  
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>マヌケ様 (giants-55)
2008-03-27 00:32:07
書き込み有難う御座いました。

写真集「Santa Fe」を出した当時の宮崎りえさんは肌が透き通る用に白く、美少女という言葉が正に当て嵌まる女性でした。それから様々な経験を経て、匂い経つ様な大人の女性になりましたね。

マヌケ様が挙げておられる様に美女にも様々なタイプが在りますが、野性的な美女と言うと思い出す一人がフィービー・ケイツさん(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%84)。彼女の映画にはかなり“御世話”になったものです。
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