ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

そんなにも無駄が出ていたとは

2011年05月16日 | 時事ネタ関連

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「世界の食料3分の1無駄に 毎年13億トンが廃棄等」(5月11日、共同通信

 

国連食糧農業機関(FAO)は11日、世界で人類が消費するに毎年生産される食料の内約3分の1に当たる約13億トンが不適切な扱い等で失われたり、廃棄されたりして無駄になっているとの報告書を発表した。報告書によると、先進国では毎年6億7千万トン、発展途上国では6億3千万トンの食料が無駄になっている。途上国では収穫後の不適切な扱い等で農作物が失われるケースが約40%。

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先進国が「飽食の時代」を迎えて以降、相当な年月が経つ。自分の幼少期、今からウン十年前になるけれど、其の頃から我が国でも「食べ物を粗末に扱う人が増えている。」事が問題視されていたし。食べ物を少しでも残すと「汗水垂らして生産してくれた人達に申し訳無いだろ!」と父から怒られて来た人間なので、今でも食べ物を残す事に強い罪悪感を覚えるし、レストランで食べ残しがごっそり出ているのや、コンビニで売れ残った弁当等を大量に廃棄しているのを見聞したりすると、「何と勿体無い事を・・・。」と思ってしまう貧乏性な自分。

 

先進国で大量の食糧が廃棄されているで在ろう事は想像していたけれど、毎年6億7千トンにも上っていたとは驚き。そして更に驚くのは、発展途上国でも毎年ほぼ同程度の食料が廃棄されていたという事実。物を食べたくても食べれず、死んで行く人が少なくないと言うのに、此のバランスの悪さは何とかならないものだろうか?

 

発展途上国に関して言えば「収穫後の不適切な扱い等で、農作物が失われるケースが約40%も在る。」という事なので、そうなると「適切な扱い方法」を含めた国民への教育というのが重要なのだろう。


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