子供の頃見ていたアニメ「原始少年リュウ」(動画)。原始時代を舞台に、猿人に育てられた少年・リュウが実母を捜し求めて苦難の旅をするという作品で、様々な恐竜達が登場するのが楽しかった。その中には大空を滑空する大型翼竜の姿も。
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「大型の翼竜は飛べなかった? 海鳥の飛行分析から推定」(4月29日、共同通信)
中生代に生息していた空飛ぶ爬虫類「翼竜」の内、体重が何十キロにも及ぶ大型の物は空を長時間飛び続けられなかったとする研究結果を、東京大海洋研究所の佐藤克文准教授(海洋生物学)がアホウドリ等の飛行の分析から纏め、29日付の米科学誌プロスワンに論文を発表した。
佐藤さんは「持続的な飛行が可能なのは体重40キロが限度。毎日頻繁に飛ぶなら10キロ台が上限だ。」と指摘。体重70キロ超とも推定されるケツァルコアトルスの様な大型翼竜の飛行能力を疑問視している。
佐藤さん等は日本近海や南インド洋で、オオミズナギドリ(体重約0.5キロ)やワタリアホウドリ(同12キロ)等滑空の得意な5種類の海鳥を調査。26羽に加速度計を取り付け、離陸時や巡航時の羽撃きの仕方を確かめた。すると、どの鳥も離陸時には1秒当たりの羽撃き回数が多いが、巡航時には回数が減って間隔が開いた。
離陸時の羽撃きは筋肉が生み出せる「最大出力」で、滑空時の羽撃きは飛行に最低限必要な「最小出力」。持続的に飛ぶには、最大と最小の間に、或る程度の差が必要となる。しかし、体重が重い程1秒当たりの羽撃き回数は少なくなる傾向が在り、体重41キロでは最大と最小の差がゼロになってしまう事が判った。
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理屈は知っていても、巨大な金属の塊たるジェット機が空を飛ぶのが感覚的に不思議でならない自分。でも、巨大翼竜が滑空するのは別段不思議に思っていなかった。あくまでも推定では在るが、「持続的な飛空は、体重40キロがボーダー・ライン。」というのは興味深い。自分(giants-55)が翼竜だったとしたら、完璧に滑空出来ない事になる。
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「大型の翼竜は飛べなかった? 海鳥の飛行分析から推定」(4月29日、共同通信)
中生代に生息していた空飛ぶ爬虫類「翼竜」の内、体重が何十キロにも及ぶ大型の物は空を長時間飛び続けられなかったとする研究結果を、東京大海洋研究所の佐藤克文准教授(海洋生物学)がアホウドリ等の飛行の分析から纏め、29日付の米科学誌プロスワンに論文を発表した。
佐藤さんは「持続的な飛行が可能なのは体重40キロが限度。毎日頻繁に飛ぶなら10キロ台が上限だ。」と指摘。体重70キロ超とも推定されるケツァルコアトルスの様な大型翼竜の飛行能力を疑問視している。
佐藤さん等は日本近海や南インド洋で、オオミズナギドリ(体重約0.5キロ)やワタリアホウドリ(同12キロ)等滑空の得意な5種類の海鳥を調査。26羽に加速度計を取り付け、離陸時や巡航時の羽撃きの仕方を確かめた。すると、どの鳥も離陸時には1秒当たりの羽撃き回数が多いが、巡航時には回数が減って間隔が開いた。
離陸時の羽撃きは筋肉が生み出せる「最大出力」で、滑空時の羽撃きは飛行に最低限必要な「最小出力」。持続的に飛ぶには、最大と最小の間に、或る程度の差が必要となる。しかし、体重が重い程1秒当たりの羽撃き回数は少なくなる傾向が在り、体重41キロでは最大と最小の差がゼロになってしまう事が判った。
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理屈は知っていても、巨大な金属の塊たるジェット機が空を飛ぶのが感覚的に不思議でならない自分。でも、巨大翼竜が滑空するのは別段不思議に思っていなかった。あくまでも推定では在るが、「持続的な飛空は、体重40キロがボーダー・ライン。」というのは興味深い。自分(giants-55)が翼竜だったとしたら、完璧に滑空出来ない事になる。
>40キロ
たいていの大人は無理、ということになりますね^^;。
幼少時「運動中に水は一切飲んでならない。」や「兎跳びは足腰の鍛錬に一番。」、「腹筋は足をピンと伸ばして行うべし。」と散々言われたものですが、今やそれは誤った教えという事になっていますよね。運動面のみならず、学説の中には年月を経る事で変わって行く物も在り、自分の様な中高年の者はそのアジャストに追われております。
空気を切り裂く力が強いほど揚力は高くなりますから、推進力の大きなジェット機は翼は小さいか薄いかになりまして、レシプロ機は翼が分厚いか面積が大きいものでなくてはなりません。 音速で飛ぶとなると、剃刀のように薄い小さな翼でなければ前に進むよりも持ち上がる力が大きすぎて大変なことになりますし、空気抵抗も大変なことになります。
初めて作ったゼロ戦が失敗で、羽を逆向きにたっぷりめの接着剤で付けてしまい、かなりショックでした。 翌日、こわもての祖父が「難解な説明書のせいで孫がこんなぶざまなことを、帝国海軍が誇る零戦がだいなしではないか」と模型店のおばさんを、今で言うところのクレームというやつですが、困らせている様子を祖父の後ろに隠れて見ていたことを思い出しました。 飛行機の仕組みはオタク的に図鑑に熱狂したことによるうろ覚えです。 ちなみにあの巨大タンカーがなぜ浮かぶのか?の説明も図鑑によればタンカーを鍋に例えて、空の鍋と鍋の容積分の水とどちらが重いか、軽いかを想像すればなぜ水に浮かぶのかわかるだろうとありました。 ついでですが、ロケットは地球の自転の遠心力も利用して空に垂直に放り投げるように発射されますから、なるべくなら遠心力が強くなるよう、地軸からの回転半径が長い南の方から発射するのが得です。(北半球では)ですので日本なら鹿児島、アメリカならフロリダなんです。
翼竜はきっと海と陸の境目で起こる上昇気流を利用して滑空できる範囲で生息していたのでしょうね。 航空機の設計にも鳥の翼の構造が応用されていたりしますが、ガルウイングというのはまさにカモメの羽ばたきのメカニズムから空気の乱れを調整するために取り入れられたそうです。 機内誌に書いてありました。
気圧の差を利用して・・・というのは以前読んだ本にも書いて在り「なるほど。」と思ったのですが、理屈としては判るのですけれど、どうしても鉄の塊としての飛行機を眼前にしてしまうと不思議な気がしてしまうんですよね。
御爺様のクレーム、不覚にも笑ってしまいました、結構ユーモアのセンスを持っておられた方なのではないでしょうか?クレームを付けられた模型店のおばちゃんにとっては災難だったでしょうが。
ということは飛ぶためには
かなり「シェイプアップ」
しておく必要があったわけですね・・
ちなみにこのひとも
モチーフは翼竜です(URL)
鶏の祖先は多少飛べたそうですが、人間によって飼われる様になった事(品種改良も含め)で、全く空を飛べなくなったという説が在ります。となると、翼竜と逆の過程を辿った末での今の姿と言えるのでしょうね。
レジでの話、「普段の習慣というのは、なかなか抜け切れないものだなあ。」と。