新球団誕生でこんな規制が・・・

実行委員会も終了し、新球団参入の可否は１１月２日に決定する事となった。楽天、ライフドアの何れかが認可されそうだという事だが、どちらにしても仙台市を本拠地とした新球団が誕生しそうだ。

ところで、新球団が誕生する事で、仙台市には新たな規制が発生するのだとか。野球協約の規定では、球団が本拠地を置く都道府県を保護地域として、野球に関する全ての権利を守る事になるからだ。他球団が活動する場合には、事前に許可を得る必要が有り、違反時には罰則を科せられる。つまり、今迄は当事者間で話がついていれば、サイン会や少年野球教室等のイベントが幾らでも開催出来たのが、新球団決定以降は諸手続きが必要になる等制限が加わる。

実際問題、昨夏にさいたま市で、タイガースが大型スクリーン観戦イベントを企画した際に、埼玉県を保護地域とすつライオンズが、「事前に許可申請をしていない。」として白紙撤回を要求し、タイガースの球団社長が謝罪した一件が在った。

「おらがチーム」を守るという認識が、この規制の前提には在るのだろうが、球界発展の為には或る程度緩和されても良い気がするのだが・・・。