某アンケート・サイトで、「『四木三草』を知っていますか?」というアンケートが載ってていた。全く知らなかったのだが、「しぼくさんそう」と読み、意味は次の通り。
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・四木三草:江戸時代に商品作物として重要視された、四木と三草の総称。
・四木:「茶」、「桑」、「漆」、「楮」。
・三草:「麻」、「藍」、「紅花(又は木棉)」。
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詳しくは其れ其れをクリックして確認して貰いたいが、「茶は、飲料用」、「桑は、蚕の餌用。」、「漆は、漆器用。」、「楮は、和紙の原料用。」、「麻や木綿は、衣服用。」、「藍や紅花は、染料用。」というのが、“主なる”用途だろう。
「四木三草」を調べていて判ったのだが、「三木一草(さんぼくいっそう)」及び「三草二木(さんそうにもく)」という言葉も在るそうだ。
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・三木一草:後醍醐天皇の建武政権下で重用された4人の寵臣、結城親光・名和長年・楠木正成・千種忠顕の総称。「ユウ“キ”」、「ホウ“キ”(名和は、伯耆守で在った事から。)」、「クスノ“キ”」、そして「チ“クサ”」と、4人の姓や官職の読みに因む。
・三草二木:。三草は「上草・中草・下草」、二木は「大樹・小樹」で、「様々な植物が、雨の恵みを等しく受ける様に、資質の異なる衆生が等しく仏陀の教えを受け、悟りを開く事。」の譬え。
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