昨日、菅義偉前官房長官が、第99代首相に選ばれた。先月の記事「『〇〇〇で無ければ、物を言ってはならない!』という事」の中で記した様に、「“余りにも異常な安倍政権”を中枢で支えて来た1人で在る事。」、そして「官房長官として記者から厳しい質問を受けた際、無表情で良く口にしていたのが『問題在りません。』、『大丈夫です。』といった全く根拠を示さない“質問打ち切りフレーズ”を多用し、誤魔化す姿勢を見せていた事。」から、彼を首相に相応しく無い人物と考えている。「本人が意図した事では無い。」と言い訳している様だが、“実際とは異なる経歴”を自身でアピールしていた事も在ったのだから、「そういう詰まらない嘘を平気で吐ける人間は、今後、非常に大事な事でも躊躇無く嘘が吐ける。」という思いも。「“鵺”の様な得体の知れない人間。」という不気味さが、彼には在る。
首相に選ばれた後、組閣が行われた。顔触れを見て最初に感じたのは、「安倍晋三内閣から首相を挿げ替えただけの“居抜き内閣”じゃないか。」という事。主要なポストに就いたのは、安倍内閣の時と同じ人間許りだったので。
そして、次に感じたのは「柵で寄せ集めた“柵内閣”って感じだな。」という事。「自分を首相の座に導いてくれた、暴言吐き放題の爺さん。」、「同じく自分を首相の座に導いてくれ、地元では『非常に出来の悪い息子。』と評判の長男を自分の後継者にする為にも、幹事長で在り続ける必要が在る爺さん。」、「『自分の後継者として君を推薦するから、代わりとして弟を大臣にして欲しい。』と前首相から頼まれたとしか思えない人物。」、「前首相の“御友達”として押し込まれたとしか思えない人物。」、「『父親の秘書をしていた時代の“後ろ暗い事”を握られているので、黙ってて貰う為に選んだのでは?』と思えてしまう人物。」、「“彼”の母親が前首相の母親と“御友達”なので、前首相から押し込まれたと言われている人物。」、「“瓦斯抜き発言”をする前には、必ず菅官房長官に断りを入れていたとされる“言うだけ番長”。」等々、柵で寄せ集めた様な顔触れが目立つので。
安倍首相と言えば、「自分を少しでも批判した人間は、ずっと許さない。」という執念深さが指摘されている。「当選回数等を考え合わせると、もっともっと以前に入閣していてもおかしくない。」と言われ続けて来た人物が、安倍首相時に入閣出来なかったのは、「学生時代の安倍晋三氏の家庭教師をしていて、TV番組で当時の事を聞かれた際、『彼は勉強が出来なかった。』と言った事を根に持っているから。」と噂されていた。「安倍首相が退いた事で、今回初入閣となったのではないか?」と思ってしまう。