昨日、移動中の車内でTBSラジオの番組「ストリーム」を聞いていた所、中々興味深い話が紹介されていた。「1時のフォーカス 立ち読みストリーム」というコーナーで“タチヨミスト”(立ち読み専門家)の橘しんご氏が、昨日発売となった週刊誌から目に付いた記事を取り上げていたのだ。こちらでその全てを聞く事が出来るが、掻い摘むと下記の通りに。
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① 魚は北上
「読売ウイークリー(3月9日号)」の「産地激変 温暖化食マップ」によると、温暖化の影響で魚や野菜、果物の収穫地域が北上しているという。番組では鰆を例に挙げていたが、1996年の時点でのこの魚の漁獲高ベスト3は「1位:長崎県、2位:宮崎県、3位:沖縄県」だった。それが12年後の現在、1位は京都府なのだとか。鰆が生きる為には10度以上の海水温が必要との事で、日本海の海水温が以前より上昇している表れか。
そして1996年には鰆の漁獲高が僅か3.3kgしかなかった青森県が、2006年には3万3千倍の109トンになったというから驚き。1kg当たり2千円程の高値で取り引きされるこの魚が、大量に獲れる様になった青森県の漁師達はホクホクの事だろう。
魚にとって水温1度の変化は、人間にとって5度の変化に相当。海水温の上昇に付いては「周期的な変化。」や「地球温暖化。」等が理由として考えられるが、正確な所は良く判らないそうだ。
② コールセンターは南下
「週刊ダイヤモンド(3月1日号)」の記事「加熱する地方自治体のコールセンター誘致合戦」によると、これ迄大都市に集中していたコールセンターを地方に誘致する動きが活発で、現在は全国のコールセンターの20%弱が沖縄県に存在しているとか。魚が北上しているので在れば、コールセンターは南下していると言えるのかもしれない。
地方自治体が此処迄コールセンター誘致に必死なのは主に3つの理由が在り、それは「地元に雇用を生む。」、「地域の活性化。」、そして「初期投資が余り要らない。」。最後の理由に付いては、コールセンターの設立そのものに費用が余り掛からないというのも在るが、助成金制度を利用すれば“持ち出しの”費用がほぼゼロという話も。
又、企業側にしても「労働者の時給が安い。」、「オフィスの賃貸料が安い。」というメリットが。唯、「地方で在れば何処でも良い。」という訳では無く、「極端に交通の便が悪い所。」や「高齢化が著しい所。」は難しい様だ。
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① 魚は北上
「読売ウイークリー(3月9日号)」の「産地激変 温暖化食マップ」によると、温暖化の影響で魚や野菜、果物の収穫地域が北上しているという。番組では鰆を例に挙げていたが、1996年の時点でのこの魚の漁獲高ベスト3は「1位:長崎県、2位:宮崎県、3位:沖縄県」だった。それが12年後の現在、1位は京都府なのだとか。鰆が生きる為には10度以上の海水温が必要との事で、日本海の海水温が以前より上昇している表れか。
そして1996年には鰆の漁獲高が僅か3.3kgしかなかった青森県が、2006年には3万3千倍の109トンになったというから驚き。1kg当たり2千円程の高値で取り引きされるこの魚が、大量に獲れる様になった青森県の漁師達はホクホクの事だろう。
魚にとって水温1度の変化は、人間にとって5度の変化に相当。海水温の上昇に付いては「周期的な変化。」や「地球温暖化。」等が理由として考えられるが、正確な所は良く判らないそうだ。
② コールセンターは南下
「週刊ダイヤモンド(3月1日号)」の記事「加熱する地方自治体のコールセンター誘致合戦」によると、これ迄大都市に集中していたコールセンターを地方に誘致する動きが活発で、現在は全国のコールセンターの20%弱が沖縄県に存在しているとか。魚が北上しているので在れば、コールセンターは南下していると言えるのかもしれない。
地方自治体が此処迄コールセンター誘致に必死なのは主に3つの理由が在り、それは「地元に雇用を生む。」、「地域の活性化。」、そして「初期投資が余り要らない。」。最後の理由に付いては、コールセンターの設立そのものに費用が余り掛からないというのも在るが、助成金制度を利用すれば“持ち出しの”費用がほぼゼロという話も。
又、企業側にしても「労働者の時給が安い。」、「オフィスの賃貸料が安い。」というメリットが。唯、「地方で在れば何処でも良い。」という訳では無く、「極端に交通の便が悪い所。」や「高齢化が著しい所。」は難しい様だ。
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何処の組織にも言えますが、「ミスを起こした際は、最大のピンチで在ると同時に最大のチャンスでも在る。」と言いますよね。対応が出遅れて且つ隠蔽工作を図ったりすれば、その組織に対する信用は地に落ちる。逆に早急&徹底的な対応を採れば、その組織に対する信用は前以上に上がるもの。ナショナル(現パナソニック)が石油暖房機の回収を徹底的に図っています。これには莫大な費用が掛かっていると思われますが、同社に対する信用は格段に上がったと言われているのは有名な話ですよね。
基本的に「クレームを一手に受ける場所」とされるクレームセンターでは、その対応一つで組織への信用が大きく揺らぐ事も在り得、その意味では非常に重要な存在とも言えます。「出来る限り初期投資は抑えたい。かと言って、好い加減な所で在っても困る。」と、組織にとっては非常に悩ましい部分なのかもしれません。
インドの世界的地位はかなり上がってますね。IT関連も、インド人の存在無くしては語れない状況になってますしね。唯、中国と同様に「食の不安」を抱えている様では在りますが。(http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITzp000012022008)
外来種の動植物が、我が国にはドンドン入って来ていますね。外来種が強烈に“強い”のか、はたまた在来種が“弱い”のかは判りませんが、在来種が駆逐されて行き生態系が崩れて行っているのは大きな問題かと。「それが自然の摂理。」と言われてしまえばそれ迄なのですが・・・。
もちろんそのPCはD社です(苦笑)。
>インド
知り合いの米国人女性の旦那はインド人技術者です。
カリフォルニアはインド人が多くなっているそうです。
そういやインド人蔑視発言で選挙に落ちた有力議員がアメリカに居ましたね。
「コールセンターが海外に設けられている事も在る。」という認識が在れば別ですが、普通はそんな事を考えもしませんし、普通に電話した先が海外だったというのはさぞや驚かれた事でしょう。貴重な経験をされたとも言えますね。そんな経験はしたく在りませんが(笑)。
経費削減を追い求めれば海外にコールセンター設置というのは在りなのでしょうが、御指摘の通りユーザー側のみならず雇用者をも軽視していますね。「安かろう悪かろう。」というのは商品その物だけでは無く、その後のアフターケアにも当該するという考えが、企業側に無いのでしょうね。「売っちゃったら、後は知ったこっちゃない。」と。
聞いたことがあります。
本国では夜勤料金で雇わねばならないのを
時差があるので逆に安く雇えるなど
メリットもあるでしょう。
ただ同じように考えても
日本語の人は英語のように安く雇うわけには
いかないでしょうね。