バイクな俺の毎日

車種にこだわるんじゃなく、車輪が付いてりゃなんでもOK。2004年から、のらりくらりと語っています

想うこと

2008-01-10 21:01:55 | サーキット
最近のイベントレースやサーキット走行会はビッグバイクの独壇場になってきている

昔盛上がった中間排気量の競技はほとんど無い

確かに、フルパワーのビッグマシンはワクワクする速さを披露してくれる

俺もはじめてリッターバイクを購入した日に全開をくれてやったら

あまりの加速にハンドルから手が離れそうになった位だ(マジ)

ほとんど一昔前のGP500マシン並みかも(TZ500やRS500よりは速いだろう)


でも、最近ちょっといき過ぎなんじゃないかな?

ビックバイクの、その強力なパワーをコントロールすることは難しい

そして鬼のように速く走るマシンでサーキット走行しても

乗りこなせないならば、それは危険な道具にすぎないと思う

たとえ走行会といえども、他人を巻き込む確立も非常に高い訳だし

サーキットは直線だけではないし


昨年、ある走行会にエンジンの慣らしがてらエントリーした

我がマシンはS8(2スト85CC)。車種が自由だとはいえ、まわりはほぼリッターバイクだ

しかし直線こそ置いて行かれるが、1コーナーではアウトからでも抜ける

みんなビクビクしながら走っている感がアリアリだし、ブレーキも掛け過ぎだし

見ているこっちが「なんだかな~」と思う程


結果、タイムも85CCの我がマシンの方が速かった(もちろんこちらは競技車だが)


そしてちょっと考えた。なぜみんなリッターバイクなのか

小さなマシンは、カッコ悪いのか?

昔はみんな小~中間排気量からはじめたじゃないか

125、250、400なんかのマシンで走り込んだハズなのに


もちろん、今はマトモな車種が新車ではほとんどないし

免許制度の問題で、いきなり大型車を買う人が多くなったことも原因だろう

でもやっぱりテクニックが満たない人がリッターバイクでレースデビューするのは

いくら「ごっこ」でもヤバいんじゃないかなぁ。何か方法はないのかなぁと思う


レース関係者も「レースごっこで良い」人と「まじめにレース競技をしたい」人との

温度差が問題になっていると言っていた(同居すると本当に危険)


メーカーが今こそ頑張ってくれないと!!!!!!