バイクな俺の毎日

車種にこだわるんじゃなく、車輪が付いてりゃなんでもOK。2004年から、のらりくらりと語っています

なめんなよ!

2005-06-07 15:23:38 | バイクな俺の毎日
別に何かあって怒っている訳ではありません、なめねこの話です。なめねことは、中学~高校生の頃に流行った(昭和56~58年位?)「ツッパリ猫」の事ですね。特に免許証風ブロマイドカードやポスターが爆発的に売れたのを記憶しています。その猫を撮影する時にいろいろあって、子猫がいっぱい死んじゃった(!!)という噂も聞きますが、写真的に可愛いのは間違いないでしょう。ホコテンや竹の子族ブームとシンクロしていたのでしょうか、これも原宿が発祥のブームだったと思います。
何故こんな話を書いたかというと、最近ガム入り復刻カードがコンビニで発売され、勢いあまって大量購入してしまったからなんです(苦笑)。昔とは違い「ゴールド免許」なるものが当りで含まれているというので購入したのですが、全く当たらず・・諦めました。そういえば当時同じように大ブレークしたと言えば、映画「ハイティーン☆ブギ」(マッチ主演)http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17213/index.html。ちょうど俺が高校1年の頃の映画で(俺は映画を見ていない)、不良のマッチがCBX400F(もちろん初期ロット)に乗っていたと記憶しています。月刊オートバイの編集者(のちに編集長)太田さんもこの映画の中のエキストラとして出演していましたね。当時、俺は兄の購入したRZ350を借りて乗っていたのですが、何故かバイクの事を全然知らなそうな女の子や、中学時代の同級生(♀)に「キャー!バイク乗せて!」と言われまくりました。当時は「俺のタンデムには女は乗せないぜ」と思っていたので、スパっと断りましたね・・・ま、その考えはすぐに後悔へと変わった訳ですが(笑)。余談ですが、RZ350の事を「あーるぜっと・さんぱん」という人がいますが、それは間違いです。「あーるぜっと・さんはん」か「あーるぜっと・さんご-」が正しい。「さんぱん」という呼び名は、池沢さとし氏の漫画「街道レーサー・GO!」で、あまりバイクを知らない池沢氏がかってに付けた呼び名です。ま、単なる当時オーナーのこだわりですね。たいした意味はありません。

この頃は空前のバイクブームで、コンビニよりバイク屋が多い?様な時代。逆に暴走族が全盛だった時期でもあり、夜に走ると(もちろん族ではありませんでしたよ!)警察によく停められました(いきなり警察に“こん棒”で叩かれた事もあります!何もしていないのに!!)。しかし、この頃に生み出された高性能なマシン達は、今も俺のオートバイ観の中心にあるんです。

ハイティーン・ブギ→http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17213/comment.html



ヘルメット磨きました。

2005-06-01 00:35:12 | バイクな俺の毎日
「メット磨きをしたい」。何故か真夜中にそんな欲求にかられ、手元にある5つのヘルメット全てにワックス掛けをしました。付着した虫の死骸をお湯で拭いてからコンパウンドを掛けて、仕上げのワックス掛けをします。シールドは外してからガラスクリンビューで磨いて、また取付けます。昔から、ヘルメットをピカピカに磨くとなんだかリラックスするのです。

さすがに免許歴23年になると、今まで購入したヘルメットも数知れずという感じ。取りあえず現在6つ(1つは現在実家)のヘルメットを持っています。まずは、昨年友人に譲ったSHOEIの宇川レプリカの代わりに購入したスォーミー。トロイ・コーサーのレプリカモデルですが、既に絶版でもう販売されていません。これはほとんどサーキット専用に使っています。以前は派手なレプリカヘルメットは好きではありませんでした。しかしここ数年、なんか派手好き・・歳ですかね(苦笑)。


さて左のSHOEIのX-8Rは普段被っているモデル。基本的に白の無地ヘルメットが好きで、今まで殆ど白無地ばかり購入していました。歌手の鈴木祥子さん(知ってる?)が「Drive Safety?」と安全運転祈願の直筆サインをしてくれています。かなり宝物の域に達しています。右のseta 047もとっても好きなモデル。setaはクノー工業の上位ブランドの名前ですが、クノー自体が倒産してしまったので今はもう存在しません→ http://www.bestshop.co.jp/blog/archives/2004/09/seta.htmlスクーター乗りやめずらし物好きには、変なメットを販売しているメーカーの印象が強いかも知れません。俺が何故このヘルメットを購入したかと言うと、TT-F1ライダーだった三浦昇選手が被っていたからです。三浦選手は元HRCライダーで、その前はヨシムラで大活躍しましたね。俺らの時代はスーパーノービスとして、宮城選手などと同じく憧れたライダーでした。ちなみにこのヘルメット、内装がくたびれたので、被らなくなったショウエイの内装を改造して装着しています。だから普段は危なくて被りません!

ジェットヘルも持っています。左のジェットはJTレーシングのものです。一時オフロードに凝っていて(というか、元々モトクロスをやっていたのです)、シニサロのゴーグル+フェイスガードで林道を走っていました。このメットは生駒のRSタイチで13年位前に購入したもの。今では内装が劣化して被る事はできません。後頭部にはBELLがオフィシャルと書いてありますが、残念ながらBELLとJTレーシングの関係はわかりません。RSタイチさんに聞けばすぐわかるんでしょうか。さて最後はその右、SIMPSONのジェット?嘘です。実はアライのSZにSIMPSONのステッカーを貼っただけです(解りますよね)。ジェットは便利で好きですが、実際には殆ど被りません。単純に転倒した時の事を考えると恐いからです。長い経験の中では、転倒してフルフェイスヘルメットの顎の部分が削れたこともありました。ジェットだったら今頃は顎が無いんでしょうね。飛び石でシールドが割れた事もあります。だから半キャップなんて絶対被りたくないです。マジで死にますよ!ノーグローブも同じです。

4歳からバイクに憧れ続け、16才の誕生日には学校を休んで原付バイクの免許を取りに行きました。見事?合格して、喜び勇んで家に帰ったら、母は「ヘルメット買ったろ」とバイク屋へ連れて行ってくれ、当時最新のアライのフルフェイス[オムニ]!を買ってくれました。(懐かし~)それが初めての自分用ヘルメットです。父も2人の兄もライダーでバイクの恐さを母は良く知っているはずです。しかし乗るなとは言わず、「そのヘルメット似合うよ」と母が言ったのを今も覚えています。

バイクは危険です。だから乗るなと吐き捨てるのは簡単です。しかし実際にはバイク免許は簡単に取れ、金を出せばすぐに車体を購入できる。だったら安全に乗る事をバイク経験者は未熟な人に教えないといけない。バイク雑誌も平気で半キャップの広告を掲載していますが、それでいいのか、改めて自分に問い正していただきたいと思います。