哈屍/87年/台湾/97分/コメディ・ホラー/劇場未公開
-監督-
ワン・ツ・チン

-出演-
*キン・トー
*リュー・ツーイー
*リュー・ツハン
<ストーリー>
死んだ親方を故郷へ埋葬しようと旅を続けるテンテンたち。ところが、突如現われたベビーキョンシーがキョンシー隊の封印を解いてしまい…。
<感想>
-監督-
ワン・ツ・チン

-出演-
*キン・トー
*リュー・ツーイー
*リュー・ツハン
<ストーリー>
死んだ親方を故郷へ埋葬しようと旅を続けるテンテンたち。ところが、突如現われたベビーキョンシーがキョンシー隊の封印を解いてしまい…。
<感想>
無性に続きが観たくなって借りました第2弾。
今思えば画期的だよね。
ゾンビ(吸血鬼)がカンフーしてるんだぜ?
ワイルドだよなぁ。
手足が曲がらない状態にも拘らずよくまぁあれだけ動けるものだよ。
キョンシーを演じた役者さんたちに拍手やね。
それと、金おじいさんも。
かなりの御高齢なのに動きがシャープなんだよな。
あれだけ動いたらそりゃ疲れるわ。
そこら辺を劇中でもユーモア風に反映させているのはナイスだね。
話的には1作目のキョンシー隊の道士がキョンシー化する所から始まります。
そこにキョンシーを連れて帰ろうと目論むアメリカ人が登場して、キョンシー軍が大暴れし出すってなシンプルなストーリー。
終盤までは殆どコメディ。
しかもドリフ的。
尼さんとキョンシーがシンクロしちゃうってな爆笑シーンあり。

尼さん腋毛剃れよって、まぁそれは置いておいて。
このシンクロぶりは見事。
どれだけ練習したんだって思う程に2体が一糸乱れぬ同じ動きをしているのだから恐れ入る。
1作目でもそうだったけれど、警察署長は完全にお笑い担当者だね。
2作目ではそのお笑いっぷりに更に磨きがかかっていて鼻で笑ってしまうよ。
それに今回の署長は前回の署長の弟。
一卵性双生児なのか瓜二つ。
親方をかばう子供たちもそうだけれども、この弟もキョンシー兄貴が痛めつけられているとやたらと「やめてけろ~」と割り込んでくる。
なもんでその度に話がややこしくなるもんだから、ちょっとイラッ(笑)。
人間側がピンチに陥ると必ずBGMとして流れるのが何故か『ネバーエンディング・ストーリー』で使われていたスコア。
流石美味しいものはなんでもパクりたがるお国ではある。
この2作目の見所は、子供たちの一人‘スイカ頭’が親方キョンシーに噛まれて

なんちゃってキョンシーに変化しちゃう所だろうな。
でもまだ人間の心を少しだけ持ち合わせていて、大好きなテンテンを傷つけたくない為に、やたらと自殺の道に走り出すのだから切なくなる。
そんな中、なんとラストには腰にダイナマイトを巻きつけて

制御不能になった親方キョンシーに抱きついて爆発。
木っ端微塵になっちまうんだよ!!
この余りにもシリアスな展開には涙流さずにはいられまいて。
テンテンが号泣しながら「スイカ頭~」と絶叫するシーンで終幕。
どうなる?スイカ頭!
因みにテンテンファンには朗報。
少しだけ大人になったテンテンが親方キョンシーに襲われ、衣服が破れて・・・
てな「わぉ!」なシーンは見逃すな!!
関連作:
『幽幻道士(キョンシーズ』(1985)
『幽幻道士(キョンシーズ)2』(1987)
『幽幻道士(キョンシーズ)3』(1988)
『幽幻道士(キョンシーズ)4』(1988)
『新・幽幻道士(キョンシーズ) 立体奇兵』(1989)
評価:★★★☆

12/09/24DVD鑑賞(旧作)


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レンタル開始日:2006-02-24
メーカー:アット エンタテインメント