11年/日本/62分/青春サスペンス・ドラマ/劇場公開(2012/05/26)
-監督-
内藤瑛亮
-製作-
内藤瑛亮
-脚本-
内藤瑛亮
-出演-
*宮田亜紀・・・サワコ先生
*小林香織・・・ミヅキ
<ストーリー>
妊娠した先生を流産させるため、女子生徒たちが“先生を流産させる会”を結成する。異物を混入するなど、度重なる嫌がらせを試みるが…。
<感想>
-監督-
内藤瑛亮
-製作-
内藤瑛亮
-脚本-
内藤瑛亮
-出演-
*宮田亜紀・・・サワコ先生
*小林香織・・・ミヅキ
<ストーリー>
妊娠した先生を流産させるため、女子生徒たちが“先生を流産させる会”を結成する。異物を混入するなど、度重なる嫌がらせを試みるが…。
<感想>
「キモ~イ」と言うお前らがキモい。
こんなにも楽しくない映画を観るのは本当に久しぶりだ。
思春期の女学生たちには嫌悪感しか生まれない。
性に対して心が歪んでしまうとこうも人として間違った方向へ歩んでしまうものなのだろうか。
兎に角女教師に対しての嫌がらせが陰湿。
やり方は子供染みてはいるが彼女らに罪悪感が全く無いので観ている側としては気分を害する事ばかり。
特にリーダー格のミヅキには何をしても許される、我が思う事、起こす行動には絶対服従という仲間にとっては逆らう事の出来ない忠誠心(悪く言えば単なる言いなり)があり、悪気も無く給食に薬物を混入したりもする。
ただこれは良くある上辺だけの付き合い。
心の何処かに仲間外れだけにはされたくないという気持ちがあるのだろう。
これは学生時代に誰もが感じた事があるはず。
私も嫌々ながらも顔だけは笑って付き合った事もある。
しかし次第にミヅキの仲間たちは‘やっぱり普通に楽しいと思う事をしたい’という気持ちに変わり、ミヅキから離れていってしまうのだから、所詮口先だけの友人なんてこんなものだと知らしめてくれる。
孤独になったミヅキはどうなるのか。
当然のように仲間を失った事で心の歪みは更に増して行き一人暴走していく。
命の大切さを体を張って分からせる。
一人の教育者としてサワコ先生は最後まで冷静に対処していたが、その想いは果たしてミヅキに届いたのだろうか。
インディーズ映画だけあって編集や演出、演技に雑な部分は幾度も見受けられる。
だが一本の「教育映画」としては観る側に色々と感じさせる人としてのあり方や、思春期ならではの幼く浅はかな考え等を問題定義として強く突きつけてくれる。
命とは・・・
鑑賞者それぞれの多彩な感想が渦巻く問題作かもしれない。
娘を溺愛するが故にモンスター・ペアレントぶりを炸裂させる今時の母親の姿や、映画の雰囲気に合った暴力的な音楽と、雑な中にも光った演出が時折見え隠れし、監督のこれからの手腕を期待させられる作品にはなっている。
オフィシャル・サイト
評価:★★★
12/10/11DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-10-10
メーカー:キングレコード
廃棄少女
11年/日本/アクション/劇場未公開
-監督-
内藤瑛亮
-脚本-
内藤瑛亮
-編集-
内藤瑛亮
-出演-
*相場涼乃
*井口綾実
*江連エミリ
*小林香織
11年/日本/アクション/劇場未公開
-監督-
内藤瑛亮
-脚本-
内藤瑛亮
-編集-
内藤瑛亮
-出演-
*相場涼乃
*井口綾実
*江連エミリ
*小林香織
<感想>
DVD特典として収録されていた短編。ちょっと意味が分からなかった。
あのガスマスク少女は何者?
セリフが一切無いのは面白い試みだとは思うが。