銀幕大帝α

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ロボット

2012年10月07日 23時55分42秒 | 亜細亜アクション
ENDHIRAN/10年/インド/139分/SFアクション・コメディ/劇場公開(2012/05/12)
-監督-
シャンカール

-出演-
*ラジニカーント
*アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン
*ダニー・デンゾンパ
<ストーリー>
天才科学者・バシー博士によって生み出された高性能ロボット・チッティ。人間の感情をも理解するようプログラムされた彼は、博士の恋人を恋愛対象として認識してしまい…。

ワケわからんが面白い

<感想>

これまでインド人が撮ったハリウッド映画、もしくはインド人が出ているハリウッド映画は観た事があるけれど、正真正銘のインド人によるインド映画を観るのは初めて。
勿論、大有名である『ムトゥ 踊るマハラジャ』も観た事が無い。

いやぁ面白かったよこれ。
結構話題になっていたので興味本位で借りてみたんだけれども、ハチャメチャ加減がかなり痛快だった。
内容もアクションものだったってのもあってか自分の好きなジャンルの一つだし、最後まで飽きずに観れましたなぁ。

技術的に観れば若干中途半端なVFXではあるが、愛着が持てる範囲に出来上がっているので問題なし。

序盤の走行列車内での大乱闘、終盤でのロボット軍団合体による大暴走など、アクションシーンは全てぶっ飛んだ勢いを炸裂させていてかなり楽しかった!

人質のヒロインが乗っているにも関わらず問答無用に車目掛けて銃を撃ちまくるインド警察の無茶苦茶さ。
あれだけ撃たれまくったのに全く無傷だし、色んな意味で笑えてしまう。

敵アジトに潜入した主人公を見破る為に、ロボット軍団の首を一斉に回転させて様子を探るシーンとかちょっとした笑いを入れている所も良い。

ワクワクさせたり、クスッと笑わせたり、後半での巨大な球型や人型に変形して目茶目茶に破壊と殺しの限りを尽くすシーンでは童心に返った気分でウキウキしながら観れたりと、きちんとした娯楽作品になっている部分には好感触を得ました。

ストーリーも単純だし、これは映画好きな人ならすんなりと受け入れられる作品じゃないかなぁ。

インド映画といえばダンスシーンがある事は百も承知で観ていましたが、あれって唐突に始まり出すんやね(笑)。
どうでも良い感じに自分的にはなるのかと思っていたけれど、結構美しさと踊りの上手さが際立っていて魅入っちゃうものはあったな。

軽く二時間越えの内容ではあるけれどそんなに苦には感じませんでした。
私みたくインド映画を観た事が無い人はチャレンジしてみてもいいかもよ。

評価:★★★★
12/10/06DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-10-03
メーカー:角川書店
コメント (16)
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