2013年
アメリカ
96分
アクション/アドベンチャー/コメディ
劇場公開(2013/10/18)
監督:
ロベルト・シュヴェンケ
『RED/レッド』
製作総指揮:
ライアン・レイノルズ
出演:
ジェフ・ブリッジス:ロイシーファス・パルシファー
ライアン・レイノルズ:ニック・ウォーカー
ケヴィン・ベーコン:ボビー・ヘイズ
メアリー=ルイーズ・パーカー:プロクター
ステファニー・ショスタク:ジュリア・ウォーカー
マリサ・ミラー:ロイのアバター
ジェームズ・ホン:ニックのアバター
<ストーリー>
潜入捜査中に殉職した警官・ニックは、成仏できない死者を逮捕し黄泉の世界に送り返す秘密組織“R.I.P.D.”にスカウトされ、1800年代から働くロイとコンビを組むことになるが…。
成仏しやがれ!
-感想-
多分このハチャメチャなノリが自分的には結構な程にツボにハマッたのだろう。
妙に最初から最後までワクワクした気持ちで観れてしまった。
死ぬ前のニックの相棒がケヴィン・ベーコンだ?
怪しさプンプン漂ってくるやんけ。
しかも二人だけの秘密である押収した金塊をどうするこうするで揉めている。
案の定・・・やっぱりな、と。
ただボビーまでもが悪霊で、プラス悪巧みを企む親玉だったってのは読めなかった。
ちゅう訳でこの親玉ボビーが率いる悪霊軍団と最終決戦にもつれるまでに、新しくニックの相棒になるのが西部劇ガンマン気取りのロイ。
この白髭生やしたジェフ・ブリッジスがやたらとカッコいい。
ガンマン気取っているだけあって、銃の腕前もピカイチ。
ほぼ百発百中で華麗に悪霊を仕留める銃捌きには痺れる。
笑えるのが現実世界に行った時に人間側から二人を見ると、ニックはよれよれの中国爺さんなのに、ロイは猛烈な美女って所。
ニックが思わず「それはズルいわ」て言ってしまったのも納得の二人の見た目の落差っぷりには何度も笑わせてくれる。
人間側と自分側の視点をちょこちょこ変えて視覚で笑わそうとする演出は面白い。
ニックが手にしている対悪霊退治用の銃が人間から見ると“バナナ”ってのにも吹いた(笑)。
終盤辺りでの上から大量の車が落下してくるものだから、悪霊とカーチェイスしつつ加え落下車を避けながら目的地まで突破しなければならない一連の流れはかなり派手目なアクションシーンになっていて、ドッカン系が好きな人ならそこそこに興奮するはず。
ボビーの最期は意外と呆気無いものだったが、ニックが中国爺の姿じゃない本来のライアン・レイノルズの姿でようやっと愛する妻と抱き合えるハッピーなエンドも良い感じ。
エンディングではロイの計らいでニックの現世での見た目が変わってしまったのだが、どっちもどっちてのがまた可笑しかった。
話の流れに無駄なくダレ場なくテンポ良くサクサク進むので、思ってたよりも内容を楽しめちゃった自分が居ましたねぇ。
評価:★★★☆
14/05/04DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-04-23
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013)』