銀幕大帝α

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そのネズミ、凶暴につき

2014年09月16日 00時40分56秒 | 洋画ホラー
TORMENT
2013年
カナダ
80分
ホラー
劇場未公開



監督:
ジョーダン・バーカー
出演:
キャサリン・イザベル
ロビン・ダン
ピーター・ダクーニャ
スティーヴン・マクハティ




<ストーリー>
父親のコーリーと息子のリアム、継母・サラの3人は田舎の別荘を訪れる。ある晩、寝ていたはずのリアムが突然姿を消した。そしてネズミなどの覆面を被った謎の人物が現れて…。



-感想-

タイトルが妙に気になって借りてみました。
所謂タイトル借りってやつです。
凶暴なネズミの大群に襲われる動物パニックものなのかと思っていましたが、何やら『サプライズ』の劣化版みたいなのが始まったゾと観ていたんだけど、そんなに悪くない作品でした。

要は親に恵まれない子の為に殺人鬼が手を差し伸べ、家族として迎え入れ様としている話・・・ですよね?
そして絆を深め、新しい家族を構築していこうと子達を教育していく・・・のかな?

同じ動物マスク殺人鬼ものでも『サプライズ』みたく痛快さや爽快さは丸で無いものの、ホラーの基本はきちんと押えていて割とハラハラしながら鑑賞出来ました。

でもなぁ。
最初の家族は問答無用であっさり親を殺害していたのに、主役となる次の3人家族の親はなんであんなにも勿体ぶって殺そうとしたんかな?
長らく生かして、追い掛け回して、拷問して、それからようやく殺そうとした意図が分からない。
冒頭の両親と同じくもたもたしないで直ぐに殺しておけば、あんなにも苦戦する事も無かったろうに。
んな事言ったらホラー映画として成り立たないし、面白くならんわな。

この事件のお蔭で、継母と息子の絆は固く結ばれてめでたしめでたしでしたが、親父はあれだけ頑張っての最後の最後にお陀仏だから、死に損も良いところだよなぁ。
逆に殺人鬼親父は復活で、全員が再び合流した後に新たな仲間を見つけ出す旅に出るのでしょう。
マスクの下に隠された顔は相当に醜い感じみたいやけど、どんだけ酷い顔をしているのか、見せて欲しかったですなぁ。
「うおぇ!」て見た人はそうなる程だからかなり気持ち悪いんだろうなという想像は出来ますが。

救急車で運搬されていたチビマスクもそうだし、パトカーで連行中だった娘もそうだけど、危険人物なんだから、もうちょっと監視員や同乗員を増やすとかして厳重に移動しようぜ。
余りにも雑すぎるだろうよ、あれじゃ。

評価:★★★
14/09/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-09-05
メーカー:アムモ98
コメント (6)
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