ＲＥＣ／レック４ ワールドエンド

[REC] 4: APOCALIPSIS／[REC] 4: APOCALYPSE
２０１４年
スペイン
９５分
ホラー／パニック
R15+
劇場公開（2015/01/31）



監督：
ジャウマ・バラゲロ
『スリーピング タイト　白肌の美女の異常な夜』
脚本：
ジャウマ・バラゲロ
出演：
マヌエラ・ベラスコ：アンヘラ・ヴィダル
パコ・マンサネド：グスマン
エクトル・コロメ：リカルテ医師
イスマエル・フリッチ：ニック
マリアーノ・ベナンシオ：オルテガ船長
マリア・アルフォンサ・ロッソ：老女



＜ストーリー＞
海上に浮かぶ大型貨物船の中で目覚めたTVリポーター・アンヘラ。謎のウイルスを研究する医師・リカルテによって隔離されていた彼女は脱出を試みるが、船内でウイルスが拡散する非常事態が発生する。

未来は彼女に託された――。

－感想－

話は２作目の続きで、主役は１作目のアンヘラ嬢が復帰。
番外編の３作目は無視かい？
いえいえ、きちんと結婚式場に参加していた婆さんが登場してますよ。

私ね、テンポの良い作品が好きなのよね。
なので必然的に少なくとも☆１つは内容の良し悪し関係無く＋されます。
無茶苦茶テンポの良い４作目。
猿に噛まれたコックが直ぐに感染してパニック展開が早々に開始されるし、海上に浮かぶ貨物船が舞台なので、１・２作目のアパート内部と同じく狭き場所での攻防戦には否応無しに緊張感が漲るの。

細い通路を感染者達がオウオウ吼えまくりながらダッシュで襲ってくるのは怖い、恐い。
人間側は最初の持ち武器がナイフのみなので、どうしても接近戦を強いられてしまう。
噛まれるか噛まれないか、その紙一重な恐怖感が堪らなく楽しい。

アンヘラちゃんの体内に居る‘はず’の悪魔くん。
こいつが全てに決着を付ける鍵となるのですが、冒頭のアンヘラちゃん救出シーンが伏線になってたのね。
悪魔の乗り移りには御用心！
ここに居たのか、な顛末だったけども、意外とその辺の戦いはさらりと軽く流されちゃって、それには少し不満はあるが、全体的には面白い作りになってたと思う。
アンヘラちゃんが１・２作目で残したビデオテープ映像も今回の内容にきちんと組み合わせてきているし、シリーズ最後の作品としては謎部分も回収されていてファンとしてはそれなりに納得のいく出来じゃないかな。

感染したコックの顔皮膚が醜くボコボコと膨れたりするのは気色悪すぎて素敵でした。

それにしてもアンヘラちゃんの大ファンを公言するデブのニックがまさかあそこまで男気を全開に溢れ出しながら猛烈な頑張りを見せるとは。
カッコ良かったぜニック！（グッ!!）

評価：★★★☆
１５／０６／０２ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2015-06-02
メーカー：ハピネット

オフィシャル・サイト（日本語）

関連作：
『ＲＥＣ／レック(2007)』（第1作）
『ＲＥＣ／レック２(2009)』（第2作）
『ＲＥＣ／レック３　ジェネシス(2012)』（第3作）
『ＲＥＣ／レック４　ワールドエンド(2014)』（第4作）