銀幕大帝α

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スペシャルID 特殊身分

2015年06月05日 21時14分44秒 | 亜細亜アクション
特殊身[イ分]/SPECIAL ID
2014年
中国/香港
99分
アクション/犯罪/格闘技
劇場公開(2015/02/21)



監督:
クラレンス・フォク
アクション監督:
ドニー・イェン
製作:
ドニー・イェン
スタントコーディネーター:
谷垣健治
出演:
ドニー・イェンチェン・チー・ロン
アンディ・オンルオ・ジーウェイ(サニー)
ジン・ティエンファン・ジン
コリン・チョウホン
ロナルド・チェンチャン警部
テレンス・インテリー
パウ・ヘイチンエイミー
チャン・ハンユーダオフォン
イン・チーガンレイ隊長
ケネス・ローパオ



<ストーリー>
黒社会のボス・ホンの組に入り込み、長年潜入捜査をしているロンは、兄弟分のサニーがホンの兄弟分・クンを殺害してブツを盗んだことから、サニーを捜し出すよう命令され…。

-感想-

メインシーンがカーチェイス!?

ドニーx谷垣健治による進化系総合格闘技アクション『SPL/狼よ静かに死ね』(第1弾)、『導火線 FLASH POINT』(第2弾)に次ぐ新たな作品(第3弾)が遂にレンタル解禁。

上に挙げた2作品を観ている自分としては否応無しに期待値も高まるのは当然でしょう。
だがしかし!
ドニーのアクションが極端に少ねぇ!!
彼の見せ場としては冒頭にある雀荘内においての尻餅ペッタンからの足技応酬アクションか、後半の柔道絞め技位なもん。
最大の持ち技である高速パンチとか出てこねぇ。
地味だ。
えらく地味過ぎだ。

で、最初に書いた様に一番の見所がカーチェイス。
これ、ドニーじゃねぇし。
女刑事がすげぇ!のシーンじゃねぇか。
自動運転?している狭い車内で敵の親玉と女刑事がバコバコ格闘し合っていて、画面的には凄い事やってるな、てのは確かなのだが、ドニーさんがそれをやれよ!て思っちゃ駄目なのか?

あのね、わたしゃ陽気なドニーを観たいんじゃなくて、強気でどえらい格闘スタイルを披露してくれるドニーを観たかった訳なのよ。
なのに、ラストバトルすらも普通に殴り合って体を縺れ合わせながら地面を転げ回っているだけって、それはないわ。

クラレンス・フォク監督って誰やねん。
多分こいつ、無能。
何故にドニーx谷垣健治の組み合わせのこの第3弾だけは、これまで通り『SPL』と『導火線』同じくウィルソン・イップ監督に撮らせなかったのか。
この布陣でドニーの魅力を最大限に引き出せるのはウィルソン・イップ監督であって、クラレンスなんたらとかいう誰だか知らん監督ではない。
ドニーを女刑事の引き立て役にしてどうするよ。
観客の好奇心をな~んも分かってねぇなこの監督は。

評価:★★★
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