銀幕大帝α

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狼の血族

2015年06月28日 21時10分27秒 | 洋画ホラー
THE COMPANY OF WOLVES
1984年
イギリス
95分
ホラー/ファンタジー
劇場公開(1985/06/22)



監督:
ニール・ジョーダン
『ビザンチウム』
脚本:
ニール・ジョーダン
出演:
アンジェラ・ランズベリー
サラ・パターソン
スティーヴン・レイ
デヴィッド・ワーナー
グレアム・クラウデン
テレンス・スタンプ
ブライアン・グローヴァー




<ストーリー>
グリム童話「赤ずきんちゃん」を元に思春期を迎えた少女の性への恐れと憧れを、少女の見る夢そのままに幻想的な映像で描いた異色ホラー。

-感想-

観始めて10分で確信した。
私好みの作品じゃないな、と。

現実と夢がごっちゃ混ぜで落ち着きのないストーリー。
何を伝えようとしているのかはっきりとしない描写や台詞。
全然話が頭に入ってこないのは困ったものである。

「赤ずきんちゃん」を下敷きにした映画だというのはアホでも分かるけれども、だから何なのさ、と出だしから終わりまで纏まりの無い話がバラバラと流れているに過ぎないので、ちっとも全体像が掴めない。
見せる(魅せる)映画じゃなくて、読み聞かせているような映画。
またファンタジー色が強く、童話の世界をメリハリもなく淡々と映し出しているのみに留まっているのも、ホラー的なものが観たかった自分としては「これじゃない」感が非常に強かった。

あちこち時代が変わるのは苦痛。
ここまで別段ややこしい展開にしなくても、普通にシンプルに描けば良かったんじゃないのかと、そればかり心の中で呟きながら観てしまった。
監督の独創的過ぎる演出が私には合わず、結果的に印象に残ったのは狼人間の変身シーンのみだった。



昔ながらのレトロな特殊効果には懐かしさと、ちょっぴりの面白さはあったが、ほんとこれだけの作品。

評価:★★
15/06/28DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2005-07-27
メーカー:東北新社

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